電子限定おまけ付き
穰と豊が一緒に住むようになるのはまだまだ先かな。
種くんがお兄ちゃん離れできるか心配になる冒頭だったのに、研修で九州に旅立つ兄に、気遣えることができるなんて成長を感じたわ。豊との関係も他の人からの横恋慕でちょっと気まずくなっちゃったけど、ふたりらしく解決していて良かったです。心配することないのになぁって感じではあるが泣くほど想いを寄せられている状況は心配になるもんねみんなで美味しいご飯を食べて幸せに暮らしていってほしいなぁ。
自分に自信がもてない穰の不安な気持ち、、豊にしてはいけない質問をしてしまう。気持ちがすごくわかります。少しずつ進んでいく2人が愛おしい。種くんの成長も寂しくもあり可愛い。
本当に本当に続きを拝読できて幸せでした!
終始種くんがかわいくて登場するだけで仕草やセリフのかわいさにうるうるしてしまうのに種くんの涙のシーン そして豊も߹-߹しばらくもらい泣きしてしまいました 愛おしすぎるー♡
豊と穣 種くんおとうとおばぁちゃんみんながこれからも穏やかに幸せに過ごしていってほしいです
これからも何度も何度も読み返す1冊です
出会えてよかった
すっごく楽しみにしていました。そして期待の上をいく満足度!です。
やっぱり種くんなんですよね。そもそもの二人の出会い、それ以前の、豊は覚えていなかった出会いも、種くんがきっかけを作ってくれてたわけです。種くんあっての二人の関係。
そして、穣がいないと種はできない、みのらないんですよね。おとんも頑張っているけれど、種くんの毎日にはまだまだ兄ちゃんがいないと。健やかに成長していけないんだ。だって、ずっとずっと一緒に生きてきたんだから。種くんにとっては母親的な側面も大きい兄ちゃんなのだろうから。
種くん視点での豊は、兄ちゃんの仲良しの友達であり、頻繁にお家に来て遊んでくれる人。クリスマスや初詣、お花見に海水浴などなど家族の行事を一緒に過ごすことが種くんにとっても自然なことで特別感のある人。
でもやっぱり兄ちゃんとは違うんだよね、まだまだ。お母さんが亡くなって豊と出会うまで、穣も種くんも日々を積み重ね、精一杯生きてきたんだなぁって、丁寧で優しい表現が心に染みてきました。豊との出会いで毎日が明るくひらいていった穣の想いがより伝わってきました。二人で住むことを考えていたけれど、種くんが泣いてしまったことで豊も大粒の涙、とても好きなシーンです。
「僕らの食卓」の終わりに中学生の種くんが登場しています。稔が出張から帰ってきても、兄ちゃんいなくても大丈夫、むしろもう少し豊かと二人でいたかった的な、種くんの気持ちが表現されています。そこに至るこれからの展開、すなわちただ種がみのっていくのではなくて、豊かにみのっていくお話が楽しみです。
素直に優しい気持ちに浸れる世界、安心して読めました!
一番最初の巻を読んだときにここまでシリーズ化するとは思ってなかったんですけど、こういう温もり欲しくなりますよね(猛暑でも…)
今回は豊の大学時代の友人の登場に少しだけざわっとするものの、そこでちょっとギクシャクしても大丈夫っていうくらい発展したふたりの関係性、そしてさらに発展して未来へと繋がる可能性が読み取れる展開でした。
おとんって40代なんだぁ…っていまさら新鮮な気分にw(おとんにもうひと花の可能性あるやん…)。種くんがいつまでも可愛い可愛い種くんじゃなくて、だんだんしっかりしてきてるところに、時間の経過が一番感じられます。頼もしい男の子になったなぁ(遠い目)。また、今まで庇護していたと思っていた存在に、実は支えられていたんだと気づく穣君も素敵な青年になって、それぞれがその年齢なりに、それぞれのペースで成長しているっていう日常の営みに愛のあふれる作品なので、ずっと読んでいられるような気がしました。