amazonの電子書籍版です
今回は会社員と偽る大学生と会社員のお話です。
転落で記憶を失った受様が恋人宣言する攻様に付き合い
新たな関係を作るまでと
恋人になってからの後日談を収録。
受様は電子機器メーカーのアラサー会社員です。
ある夜ひとり暮らしの1Kアパートで目覚めたら
なぜか見覚えのない若い男性がいて驚きます。
この若い男性が今回の攻様ですが
すこぶる美形な攻様にテレビのどっきりか!? と
まで思ったのに
どちら様かと問われた攻様は「恋人だ」と言い
恐慌状態の受様は近くのファミレスに連れ出されて
攻様に名乗られますが、覚えはありません。
さらに年の瀬から付き合い始めたと言われますが
受様の体内時計はまだ11月で
2カ月間の記憶がない事が判明するのです。
攻様は2人が出会ったのは11月半ばのゲイバーで
付き合うことになったのが去年の年の瀬で
今日は2人で夕食を食べて受様の部屋に行ったところで
受様はアパートの怪談を踏み外して転倒
そのまま気を失ってしまったらしいのです。
攻様は27才のIT魏業勤務のエンジニアで
一目惚れした受様に頼み込んで付き合い始めたと言いますが
こんな美貌の青年が自分に一目惚れなんて信じられません。
攻様は恋人として付き合ううちに思い出すかもしれないと
恋人として扱って欲しいと言われた受様は
を騙されても悔いはないかもと思い
「とりあえずホテルでも行きます?」と返すのですが
表情を硬くして「行かない」と一刀両断されるのです。
果たしてこんな2人は本当に恋人同士なの!?
雑誌掲載作のタイトル作に書き下ろし短編をつけての
文庫化で受様の恋人を名乗る攻様と記憶喪失になる受様の
恋物語になります♪
記憶喪失になって大事な人を忘れてしまう展開で
恋人と名乗る人が現れた場合
本当に恋人の場合と恋人じゃないのに嘘をつく場合の
どちらかが鉄板だと思います。
さらに嘘をついている場合は本当に好きな場合と
何らかの裏があって恋人を名乗るというパターンに
なるかと思うのですが
いつ記憶が戻るのか、
嘘をつかれていた場合は戻った時にどうなるのかが
楽しみどころです♡
受様が記憶を失って恋人を忘れたと言われ
攻様とお付き合いをすることになるのですが
絶対に何かあると思わせるスタートで
ワクワクで読み始めました♪
幸いにもお仕事は繁忙期を抜けていて何とかなりますが
過ごすうちに攻様が就職を控えた大学生だとわかり
付き合ってもらえるまでに何度も振られたからといいますが
嘘っぽく、実際攻様の嘘はそれだけではない事が
少しづつ明かされていきます。
攻様の嘘には
受様が親友だと思っていた同級生との哀しい過去に絡み
受様と攻様の過去の接点となぜ嘘をついたのかが
見えて来て攻様の一途な想いにキュンキュンさせられました。
ワンコな攻様、大好物です ヾ(≧▽≦)ノ
先生買い。ファンタジー要素なくって、現代日本って印象で、その辺にいそうな感じの二人のお話でした。そう、ちゃんといそうに感じるんですよね。設定なんかに無理を感じないです。ただいつまでも覚えている自信はないので萌にしました。本編150Pほど+その続き100P弱+あとがき。
目覚めると室内に見知らぬ男性。誰何すると、驚いたことに「恋人だ」と言ってきます。どうやら二か月ぐらい記憶を失ってしまったようで・・・と続きます。
攻め受け以外の登場人物は
ケイ(受けのゲイ仲間)、攻めの兄ぐらいだった気がする。読んでから少し時間たっちゃったので、ちょっとあやふや・・・?
++攻め受けについて
受けは昔ゲイばれしそうになって学校行けなくなったことがある方。繊細な時期に、そういう目に遭うと、辛いですもんね。辛いわ。お仕事はきちんとこなしている感じです。二か月ぐらい記憶なくっても何とかなるって言いきってました、すげー。ゲイバーに行くことも出来る、少しは力抜くことも知っている大人です。
攻めは受けの恋人(自称)。受けが大好き過ぎて必死な大型犬というところでしょうか?あれこれネタバレされるんですが、そのあたりは可愛すぎてきゅーんってなりました。
現代日本もの、可愛い攻めが好きな方でしたら嬉しいのでは、と思う一冊でした。
この作品には色んな伏線が仕掛けられいて、『恋人が思い出せません』とのタイトルだけでも、既にツッコミどころがあるので、大きなネタバレに繋がらないよう慎重にレビューに努めますが、大きい地雷踏んでたらゴメンナサイ。゚(゚´ω`゚)゚
記憶喪失から始まる恋愛ミステリーの物語は、実に複雑怪奇に話が進みます。
抜けた記憶は2ヶ月間くらいのものなので、身の回りの生活や仕事についての問題はほぼありませんが、なにせこの期間に"恋人"となった相手のことをスッパリと忘れているのが、この物語のミソ。付き合った記憶も、出会ったときの記憶も、この2ヶ月の中にギュッと詰まっていたわけで、この短期間に一体何があったのか……記憶喪失がもたらすミステリーの回路にハマってしまうこと間違いなしの作品です。
目の前の"恋人"の存在に全く覚えがないことが、幸人の記憶回復を更に困難にさせており、どことなく不審な行動をする直道に違和感を覚えたり、直道から聞く自分の行動に疑問を覚えたりと、記憶を失う前の記憶との擦り合わせから真実を探っていくことになるのですが、"恋人"の直道との関係を知るには、現在の時間軸だけでなく過去軸も知る必要があるので、物語展開はちょい複雑かも知れません。
つまり、ただの2ヶ月そこいらの記憶喪失トラブルの話ではないですよってことです^ ^
一応、物語の中で色んな情報が伏線っぽく描かれているので、あれ…?と思う勘のよろしい方もいると思います。注意深くアンテナを張っていると、疑問から仮定、仮定から確信へと徐々にクリアになっていく幸人の記憶喪失の背景、そして彼らの"恋人"関係の事実に辿り着くと思います。
目の前にいる"恋人"のことが記憶に全くないぶん、彼が言うことを丸々信じて良いのかどうか疑う幸人の反応は当然ではありますが、疑惑を抱いていたとしても、直道がとても健気で一途で、幸人の心を繋ぎ止めていたいと頑張るワンコな姿に絆されていく幸人の気持ち、大いに共感できました^ ^
年下ゆえの背伸びをしてる可愛さや、物分かりの良い大人のふりをして我慢する姿、ピンチから幸人を守るカッコ良さなどなど…直道の魅力にトゥンクの鐘打ちが鳴り止まぬでした(笑)
恋人関係のバイアスがかかっていることで、見える景色が色々と変化するのがこの作品の面白さです。
何が真実で何が嘘かというより、自分の思いはどこにあるのか…また、その気持ちは嘘か本物かといったことが大事なことに気付かされていく物語です。色々と理由をつけて自分の本心や直道の想いに正直にならない幸人には焦れてしまいましたが、過去のトラウマと向き合いながら答えを出していく経過はとてもゆっくりめ。年下くんとの恋愛に臆病なアラサーの恋を温かく見守っていきましょう( ´∀`)
現代日常もののお話で、しっとりとした切ない恋愛が沁みるストーリーですが、ちょっとだけ気になるのはそのお値段。これまでのディアプラスさんの文庫本としてはお高めの値段設定です。
お試し的に買うとなると、なかなか手が出ないと悩まれる方もいるかもしれませんね。色んなレビューや感想を参考にしてから購入することをオススメします。
レビュータイトルどおり、攻めへの愛しさ、決壊。
年下一途ワンコ攻めに、完全に心を攫われた一冊でした。。
読みながら萌え悶え。
そして内容にはまったく関係ないのですが、個人的に衝撃だったのが、、
こちらの御本、1,320円。
ついに文庫が千円超えの時代がやって来たのか、、と恐れ慄きました。
同日発売のディアプラス文庫3冊、全て千円超えですね。
しょっぱい気持ちですが、小説大好きなので
お値段が少しずつ高くなっていっても、応援していきたい…!
雑誌「小説ディアプラス24年ハル号」(ファイナル号..涙)に
掲載されていたこちら。
雑誌のレビューにも確か書いたと思うのですが、
掲載作の中で一番記憶に残っており、単行本化を楽しみにしていました。
雑誌掲載分+書き下ろし「恋人との約束が思い出せません」という構成。
あらためて読んだ雑誌掲載分も、書き下ろしもとんでもなく胸キュン、
「ああ…恋っていいなあ」と心から思える素敵なお話です(*´◒`*)
以下ネタバレ含みます。未読の方、ご注意ください。
目覚めたら、ここ2ヶ月分の記憶をごそっと失っていた幸人(ゆきと・受け)。
そんな彼を心配そうに覗き込んできたのは、超絶好みの顔の青年・直道(なおみち・攻め)。
訳もわからず焦る幸人に直道は「自分はユキ(幸人)の恋人だ」と言ってきてー
と始まる、記憶喪失×現代ファンタジーです。
まず何よりも!何よりも良いのは、一途で健気な年下受けの、
不器用で一生懸命な愛し方!!!
”年上スパダリ好き”を自認していますが、
今作の直道には心を射抜かれたーーー……!
年下攻めが萌えツボ、という方には特にたまらないんじゃないかな。
余裕を持ち、スマートにユキをお洒落なお店へ連れていったり、
長文の苦手なユキのSNS返信にも文句なんて言わず、
せっせと毎日メッセージを送る。
だけどその裏では、あくせく一生懸命情報収集して、
「俺がコミュニケーション下手だからメッセージのやりとりが続かない...」
なんて悩んだりしていて。
そんな姿を間接的に知ることになったら、
愛おしさ爆発するじゃないですか。するしかないじゃないかー...
記憶を失ったユキに「恋人だ」なんて(つい)言っちゃって、
学生だということを隠して社会人のフリなんかもしちゃって、
懸命に背伸びする様。
真実が分かっても、腹なんて立たず。
どこまでも不器用で、素直で、一途にユキを追いかけ愛する姿。
ただただ、愛おしさが込み上げてきて仕方なかったです。
全編受け視点なのに、ユキの視点を通して
喜んだり、焦ったり、不安になったりする直道の気持ちが
手に取るように伝わってくる構成、海野先生さすがだなあ。。
-「恋人」だと言い張る直道の正体は?
という謎にフォーカスし引き込まれる前半部。
そして中盤以降も勢いを失わずより一層グイグイ惹きつけられるのは、
先に述べたような直道の一途愛への萌えの他にもう一点、
受け・ユキの内面に生まれる”捉え方の変化”に胸打たれ、
共感できるからかなあ、と。
”主人公の成長譚”とはまたちょっと違って、
あくまでもユキの中での物事の捉え方、見方の変化が
(直道との恋により)引き起こされていくー
ゲイバレしかけて揶揄われた過去のトラウマや、
親友だと思っていた相手に裏切られたこと、相手への思いを
違った角度から捉えられるようになる。
”恋が、見える世界を変える”なんて言ったら大袈裟かもしれないのですが、
まさにそういった「内面の変化」が生まれる過程を
じっくり追うことができる。
それが、ラブ面と共に物語後半をグッと盛り上げてくれているように
感じました
再会した直道兄との和解、そして和解はできなくとも、
自分を裏切るような真似をしたケイの心境に、思いを馳せること。
さらにさらに、”人に見られる(=ゲイバレする)”ことに神経質で
常にどこか受身だったユキが、自分から夜景を見に行こう、
温泉旅行に行ってみようか、と言えるように...
愛しい人がぶつけてくれる真摯な思いって、
自分を変えてくれるんだなあ...
ああ、恋っていいな(&年下一途彼氏って、最高かも)と
心から思えた一作でした・:*+
店舗共通特典ペーパーは、本編にはなかった直道視点、
幸人が本編最後に告げていた夜景スポットへと一緒に向かうお話です。
直道への愛おしさと萌えが爆発する内容でした...ぜひ!(*´◒`*)