電子限定特典付き
作者様買いです。
脳外科医 忍
製薬会社営業 東湖
***
表紙カバーの、東湖を見つめる忍の愛が溢れるやさしい眼差しにうっとりします。
とにかくビジュ最高な2人が、クリスマスシーズンのドイツを舞台に繰り広げる恋が眩し過ぎて、ドキドキしながら読みました。
忍さんの白シャツ姿には、色気が溢れていて…
異国の地で偶然出会い、お互いゲイで、ビジュも素敵な2人、全てがうまくセッティングされていたかのような2人。
惹かれていく中で発覚する事実。忍さんが優しくすればするほど、罪悪感が募り、切ない。
続きも読みます。
「やましさの熱に抱かれて」って、なんてピッタリのタイトルなんでしょうか。
もうウノハナ先生の描く攻めも受けも格好良くて、エロくて、大人で、ちょっと可愛さがあって、、、、読んでいて胸キュン(死語?)が止まりません!!!!
あーーーー、私って、本当にウノハナ先生の絵が好きだなーって改めて思います。
ページの隅から隅まで、どこを見ても好きです。
上巻は、素敵な大人の出会いからのワンナイト?と思いきや、一気にラブ全開の恋愛モードに、、、
そして「やましさ」の理由がわかります。
「やましい気持ち」って自分自身を追い詰めて、うまくいくものまでダメにしたりするものかと思います。
「大丈夫!このまま幸せになれる!」ってなる気持ちと、自分のズルさに落ち込む気持ちとの間を揺れ動くのですが、その苦しくて切ない気持ちが、恋愛じゃなくても自分も身に覚えがあって、なんかすごく共感できてしまう。
上巻は、最後にやましさの主原因登場で終わりますが、、、
なんかこの二人は最後まで大丈夫じゃない?って思ってしまって、どちらかというと下巻もわくわくしながら手に取りました❤️
ただ今、上巻読み終えたばかりなのですが、めちゃくちゃ面白かったです!!
なんなんですか!!
このすべてがドラマティックすぎる設定は~~!!!!(ガン泣き)
出向先で帰国数日前に偶然出逢ってしまった相手が、まさかの自分と同じ二年海外赴任からの、帰国も同じタイミング。
そして、まさかの天才外科医とやり手MRだけど、実は二年前に自分が教授戦で蹴落とした因縁の相手だったという、
運命のいたずら(またここで泣く)
もうさ、
攻めの奥村は東湖にデロデロなのに、東湖だけは奥村に対して罪悪感しかなくて、
幸せと罪悪感を背負って恋人続けてるとか、
もうメロドラすぎて、最高に楽しすぎますた!(←あえての、「楽しすぎま・す・た」表記)
上巻の終わりがあんなで(読むと分かる)、奥村はいったい東湖に対してどう思っちゃうの??
その先を想像するだけで、胸がギュッと痛くなるし、奥村は東湖のことを知らないっぽい鬼畜天然系と察してたけど、
本当にそうなのかな、、、などと
あれこれ疑問が湧いてきたり、、、
大人の恋、というか、やはりウノハナ先生の描かれる作品面白すぎでしょう問題が勃発!!(嬉しい問題✧)
とにかく面白すぎるので、黙って腐の民は読みませう!!(←クール〇コのネタ風な言い方で)
雪降る異国の地のクリスマスマーケット、そこに現れたどタイプの男前、境遇の似た同じ日本人のゲイ同士、スムーズにベッドイン……出会いからセックスまでが淀みなく進んでいって、まるで映画のワンシーンを観てるかと思いました…!!
季節的にまさに今の時期にドンピシャ。気分的にもクリスマスの空気感に当てられてしまったこともあってか、異常に気分が盛り上がってしまいました(笑)
シチュエーションが最高なら主人公2人のキャラがこれまた最高で、奥村と東湖…誘う方も誘われる方もどちらもスマートな大人の恋愛力を見せつけてくれることに歓喜の嵐でした。特に奥村のアプローチがやたらめったら私の萌えツボを抉ってくるのには、いやはや困りました^ ^
無愛想で寡黙なのにすごく甘やかで、ここぞというところで強引に攻める緩急のセンスに何度萌え転がったか分かりません。
東湖の滞在ホテルをキャンセルして自分の部屋で過ごそうと言うわ、さりげなく腰グイをしてくるわ……奥村の行動とセリフ1つ1つに翻弄されっぱなしでした。(私が 笑)
奥村はどこかミステリアスだけど、ちゃんと思ってることはハッキリ言うので、何を考えてるか分からない系の男じゃないのが良いですね。時おり見せる照れたような表情や仕草は、洗練された男前に可愛さがプラスされており、奥村の魅力がこの上巻だけでもたくさん詰まっています。
シゴデキ医者のスペックもそこに加わり、理想の攻め感の圧がすごい!東湖も有能なMRとしての働きが素晴らしく、すごくお似合いのカップルがBL界に登場してくれたことが非常に嬉しいです。
2人の距離の縮め方が順調すぎるのに対し、東湖が奥村に対して後ろめたい事情があるのが彼らの恋愛に絶妙な陰影をつけています。
惹かれてはいけない相手だったのか、受け入れてはいけない愛だったのか……
奥村とのお付き合いが上手くいけばいくほど、罪悪感に駆られる東湖の心理が痛々しく描写されていて、"これ以上この人を好きにさせないで"の静かな叫びがとても切なかったです。
好きと罪悪感がせめぎ合う東湖の複雑な気持ちが、後半以降のストーリーを占めていくなか、どう物語は着地していくのか不安と期待でいっぱいです。
すんごい気になるところで終わってしまったので、読後感としては不安寄りですが、下巻で全ての答えを見届けに行ってきます。
取り敢えず・・・
上下巻読み終えておすすめしたい所がたくさんあり過ぎます!
大好きです♡
①行き届いた作画が素晴らしい!
②ストーリーを構成する展開とそれらを伝える言葉が完璧!
結果、ウノハナ先生のユニット本領発揮の作品となっています(*'▽')
先ずは主に①の作画に関して上巻レビューでは書こうと思います
②はストーリーの事も言いたくなっちゃうので下巻で書きます
街の雰囲気がしっかり伝わる描き込み、通りすがりのモブキャラだとしてもしっかり伝わる人間味
当然メインキャラのデザインも表情も動きも完璧!
攻め(上巻表紙)の奥村さん、口元にホクロのある色気のある無骨メンズです
受け(下巻表紙)の東瑚さん、シゴデキスマートさんで誰が見ても認めるイケメンです
主役としては受けの東瑚さんの作品かな?と思いますが、個人的に撃ち抜かれたのは攻めの奥村さんです
当然東瑚さんでなければ見れない奥村さんがいっぱいなので2人共大好きですが、特に大人の攻めキャラ好きな読者さんには触れて欲しい攻めさんであるのは確かです♡
奥村さんはホクロの他にも長い指が大変セクシーで、脳外のドクターとしてのオペ好き変態さんっぷりとのギャップとかが相まって飛び抜けたカリスマ性を放っています!!
みんなのスパダリではなくって1人だけのスパダリって感じがすごく好みです←ここを引き出して魅せてくれた東瑚も流石!!
上巻は東瑚の抱える「やましさ」を読者と東瑚が共有し、ハラハラしながらも恋の甘さにドキドキしていく流れです
ドイツのクリスマスマーケットでの出会いが今の時期にもピッタリでとってもロマンティックです♡
2人の大人のベッドシーンもこれまた大人だから醸し出せる雰囲気が大変官能的で素敵です♡
特殊な恋の始まりの切なさや、再会後のやましさを抱えた苦しさ
恋の甘い部分だけを楽しむ作品ではないからこそ惹かれる作品です
これぞLOVE STORY!という作品をお求めの読者様におすすめしたいと思います
