電子特典付き
「どこでもいいんだ、お前がいれば」アラフォー男二人の翻訳家BL!
8巻。
7巻は朔太郎の方が中心で、理想と現実、理想と生活、焦りと悩み、みたいな内容だったけど、この8巻はどちらかというと久慈の巻に感じた。
前から続いている朔太郎の伯父さんの件。
通いでの見守り、家族内では少々厄介な存在だったけど、いざ亡くなってみればちゃんと近所に居場所もあって。
そして空き家になったその家が、家探しを続ける久慈の心に訴えかけてくる。
なるほど!
それは良い案だ!
2人が色々先送りしていた未来が、ここにきて形を成してきたよう。
自らの年輪も自覚し始めたのかな?
何か決定的な言葉があるわけじゃないけど、抱きしめ合う身体で感情が伝わってるの?ってくらい、H方面では全く枯れも衰えもマンネリもなく愛情がある。素晴らしい。
さて、追いつきました。もうすぐ出る9巻が楽しみ。
このシリーズは年齢を重ねることを淡々と受け止めて前向きに描かれるところが好きです。
それが人生だよと言って頂いているような。
吾妻の伯父さんが一人暮らしであってもステレオタイプなネガティブな描き方をしない。
吾妻のお母さんが自身の今後についてしっかり考えている。
それを受けての吾妻と久慈、吾妻の家族が無理せずできることをするという落ち着いた向き合い方をするのがとてもいい。
久慈は実家に愛着があり、そこで吾妻と過ごした日々が大切だったように、新たな家でも吾妻との暮らしをイメージできることがポイントだった。
久慈という人を表す象徴としての家。そこには吾妻がいる。
とても自然で納得感がある流れでステキでした。本作のテーマの一つでもありますね。
スモークという映画、私も好きです。昨年たまたま見まして個人的にはこの映画の良さは若い時にはわからなかっただろうななんて思いました。
久慈と吾妻が今の年齢でレイトショーで改めて観るのがおしゃれだし味わいがありますね。
本作のタイトルにもかかっていますし。
ドンと腰を据えているような安定感の作品ですが今作もストーリー的には(本人達というより周りで)色々ありました。
キュンキュンやジレジレ…ではないけれど
自分の心と向き合ったり、相手に寄り添ったり、人が人と生きて行くって事は…って、この作品ではいつも考えさせられます。
決して若くない2人だけど、自然体で生きる2人を眺めていると読者もゆったりした時間を過ごしているように感じる唯一無二な作品(私調べ)
なにかに効くセラピー効果がありそうな?笑笑
気づけばあっという間に8巻!
名前の無い関係から、これからの人生を2人で
生きていきたい かけがえのない存在に。
大人な男性2人の恋愛
でも、大人だからこそ恋愛だけじゃなく
他に抱えるものも沢山あって。
今の自分自身に少し通じるような
その存在が身近に感じられる2人の日常が
本当に愛おしいです。
しっかりHなシーンもあります(o^^o)
色気、ハンパないです。歳を重ねた
大人の色気が。。。
でもそれだけじゃない。
もう少しだけ、自分の好きなこと やりたかったことに向き合ってみても良いのかな。。
今までの自分の人生って本当ダメだなぁ〜と思ってきたけれど、その経験は決して無駄じゃないよ と背中を押してもらえたような、勇気をもらえたそんな作品です。
これからの2人の人生も静かに見続けて
いきたい。
今は雨
明日はきっと晴れるー。
