電子限定おまけ付き
作者様の初BL作品との事。おめでとうございます。
誇れる1作目だと思います。
半年前に事故で亡くなった恋人が突然目の前に現れた…⁉︎
…という、ホラーなのかギャグなのか、それともやっぱり幻?という不思議な物語がスタートします。
主人公の会社員・此紀(しき)は勿論驚くけれど、恐怖は無く、それよりも幽霊でもまた会えたという喜びに震えて彼を家に迎え入れる。
以前と同じ生活。
なぜか他人にも彼の姿は見えて…
これ、皆さんも書かれている通り展開はわかっちゃうんです。
ならつまらないのか?というと決してそんな事はない。漂う切なさ、再び訪れる別れ、変わらない愛の力はそのまま。
なぜこんな現象が起きたのかはわかりません。
未練と言うのならそうなのでしょう。生への未練。愛への未練。未来への未練。
断ち切られた2人に神様が少しの時間をくれたのかも知れません。
ただ確実なのは、この時間が幸せな記憶に満たされて存在したこと。
未来に進めるのはひとりだとしても、愛の事実があったこと。
これからの作品も期待しています。
新年最初に購入した作品です
はじめましての作家様ですね。帯に商業BLデビュー作とあったので、一般誌で描かれていた作家様でしょうか?
印象的な表紙とあらすじに惹かれて購入しました
え〜っと最初のシーンで私予想立てちゃいました
①亡くなった恋人実は双子だった
②実は受けちゃんの方が幽霊
③ふたりとも幽霊
で結果②で当たってしまった!
優しくて穏やか、でも施設育ちで売り専をやってた過去がある彼方と
意地っ張りだけど可愛くて、可愛いもの好きで時には男らしいところもある此紀
2人は社会人になってから出会ってます
でもとってもお似合いの2人です
そりゃあ悲しくなるほどお似合いなんですね
過去のわだかまりも溶けて、同棲も始まってさぁこれからイチャラブするぞって時に
突然のお別れ
いつか大切な人との別れは必ずやってきますが、あまりにも早いお別れでそれを受け入れることができない彼方がとても切ないです。2人で過ごしているように、料理作って、グッズ集めてってもう健気すぎます
此紀がなぜまた彼方の前に現れたのか
それは彼方が心配だということもあるけど、自分の死を受け入れて前を向いてほしかったからなのかな?
此紀をモデルにした天使の絵はとても綺麗でした
最後に風に溶けるように消えゆく此紀と誰もいないアスファルトの上にうずくまる彼方に涙は必須ですテッシュ用意です
私は大切な人は、心の中で生きてるし
いつの日かそれは優しい思い出に変わってゆきます
だからどうか彼方がこれからも幸せでいられますように
2人が生まれ変わったらまた出会えるよう祈らずにはいられないお話でした
受けの顔がドアップで横に描かれ、
そのメガネのなかに映る攻め。
ただならぬ気配が漂うそのお表紙を目にした時点で、これはもう紙コミックスで手元に残しておきたいと直感的に思ったんですよね。(最近、いい加減紙コミックスが増えすぎて、電子購入へ移行しようとしているまりあげは)
しかもあらすじを見たら、リーマンの此紀のもとへ、半年前にタヒんだはずの絵本作家の恋人が帰ってきた、という展開。
いやいや、、
これってどんなオチになるの??
幽霊と同居??
メリバとかしか想像できないけれど、、
と、より物語に興味を持ちました。
で、読み進めていくうちに、
あれ、、、これってもしかして、、、 と、気付いてしまった真実。
これが分かってしまったら、もうあとはひたすらに切ない思いだけが残ってしまって、、、涙涙
とくに、見開きで此紀が走り出すあのシーンからの、ふたり揃って本音吐露するシーンはガチ号泣!!
分かっていても、そこにはたしかに人を愛した軌跡という名の記憶があって。
サエグサケイ先生は、今作が商業BLデビュー作とのことで、おめでとうございますの言葉とともに、今後もどのような作品を発表されるのか。
今からとても楽しみです!!
で、とりあえずあの作品を完成させた彼方は永遠に幸せになってほしいけれど、
ずっと此紀は彼方の心に住み続ける、、というか、彼方にとって、此紀はずっと大切な人のままであり続けるのでしょうね。
そういった妄想余韻もエモくて(作者様、すみません汗)、2026年(に、持ち越してすみません!!汗)冒頭から良き作品を読んだなあという感謝の一冊でした。
とても優しくて切ないお話でした。
死んだはずの恋人が幽霊になって帰ってきて…という、もう序盤から衝撃展開。
ただ、割と早い段階でオチが途中で分かってしまい…
そこからは答え合わせのようで、物語に没頭するというより、どうネタバラシされるのか?自分が思う以上の展開が待っているのか?とそちらの方が気になってしまいました。
随所にヒントがあるので、途中オチに気づいても、どれだけ世界観にのめり込めるか、引き込まれるか…は大事かなと思うのですが、個人的には純粋に読めなくて申し訳ないのと残念なのと。
割とさっぱりとした絵柄で淡々と進んでいく雰囲気でしたが、2人の恋愛の過程やお互いを大事に思っている気持ち、受けの実家へ訪問したり、お母さんとの関係など…それぞれのエピソードがとても丁寧に描かれていたと思います。
哀しいけれど、決して嫌な読後感ではなく素敵なお話でした。
読後、幸せって何だろう?と暫し考えました。
好きな相手といる時、私の場合は「自分に時間を割いてくれるだけで幸せだ」と感じる一方で、つい色々なことを心の中で求めてしまったりもします。
そういうふうに求めてしまうのは決して悪いことではないと思うのですが、ただ、いちばん大切なことは何なのかを、いつも大事に抱えていきたいと改めて気づかされるお話でした。
それは恋人との間に限らず、家族ともそうだし、友人ともそうだし、自分自身のことでもあります。
絵がとても綺麗で、ストーリー展開も素晴らしく、素敵な作品でした。
あと所々にリアリティを感じました笑
