特典付き
7年越しの恋を実らせ、想いを通じ合わせた寅次と八重辰。
3巻はそんな二人と八重辰の義理の娘のお天との四季折々が描かれますが、
そんな中で寅次が新しいことに挑戦を始めたり、
お天の生みの親が登場したり、と平穏なだけではありませんでした。
実母との再会により安定していたお天の情緒が再び不安定となり、
一時はどうなることかと思われましたが、八重辰と寅次の
深い愛情に包まれ、最後は自らの足で恐れていたはずの
外の世界に踏み出したお天にうっかり涙ぐんでしまいました。
血の繋がりなんかなくても、もう八重辰と寅次、お天は
家族なんだなぁ、と家族の愛情を噛みしめさせられた1冊でした。
三巻、ずっっと待っていました。
そして、読み終えて泣きました涙涙
もう、どうして江戸のお話は人情に熱いのでしょうか。
今回のハイライトは、寅次と八重辰とお天の家族愛でしょう。
寅次が八重辰に、お天を自分の子と思っていいかと訊ねたあとの、あの大事件。
いつかこんな日が来るだろうとは思っていましたが、もうどの人物の視点から見ても涙が止まらない結末でした。(そして、涙の感情の種類が違う)
けれど、この事件があって、より三人の絆は強固となったですし、なにより寅次の涙にグッときてしまいました。
そう。
お天の笑顔がなによりも、この五年もの間八重辰が頑張って愛情を注いできた、父親であった答え…なんですよね。
お卯乃のお天への母親の消息は残酷でしたが、けれどあの言葉と母親以外のフリを咄嗟にしたあの立ち回りは辛いけれど、彼女なりの精一杯の愛情だったのだろうと思って泣きました。
で、書画会でのお天を取り巻く、温かい環境にまたしても号泣。
寅次と八重辰からの愛はもちろん、みんなからたっぷり愛されて、すくすくとお天は成長してきたその集大成というか、
実母がいないという現実により、絶望の縁に立っていたお天でしたが、それ以上にみんなの愛でもって包まれ、笑顔を取り戻すことができた。
世の中には、ノっぴきならないことがたんとありますが、それでも捨てたもんじゃないよ。
愛してくれる人もいるよ、というメッセージ性の強さに(勝手にまりあげはが受け取ったものですが、、)、やっぱりBLっていいなあと改めて感じた一冊でした。
描き下ろしの、愛してるの言葉が ない時代、のお話もエモすぎて、次で完結なんて信じたくないです涙涙
ずっと三人を追い続けていたい、、
というか、寅次と八重辰の愛の果てまで見届けたいたい所存でした泣(←ずっと泣きっぱなしのまりあげは)
ちなみに、コミコミさんの有償特典小冊子は、資料的な部分とSSが収録されていました!
ただ恋をして、でもそれが叶わず違えた1巻
それでもひたすらに忘れられぬ想いを貫いた2巻
ドラマティックな出会いと別れと再会を果たした2人
3巻ではそんな激動の日々が生活に馴染んでいく様が見れて、読者としてとても微笑ましく見ておりました(*´▽`*)
生活の中に根差した2人の時間が素敵
大店の主である受けの八重辰とそこに転がり込んで来た彼の情人であり奉公人の寅次
昼と夜、それぞれの時間の中での「営み」が魅せる色と艶
両の顔を知ってるからこその色気がありました
色気はしっかり!されど下品ないやらしさが無いのがこの作品の素晴らしさでもあると思います
愛し合う者同士の自然の摂理
そんな時間のお裾分け
有難い・・・!
そんな生活の中の2人を際立たせてくれる千枝屋の面々や大事な宝のお天の存在
今回はお天を巡ってのお話しもあったり、過去と今と未来を感じさせる展開もあって本当に読むべき内容の濃い1冊となっていました
これがクライマックスに向けたものなのか・・・と思うと感傷を含んだ感慨深さに覆われます
大好きなシリーズの終わりがそこに来てる、というのは何とも言い難い気持ちになりますね
最後まで大事に読ませて頂きます!
いやー、とても良いお話に久々に出会えました。
前から気になってはいたのですが、この度1巻無料で読むことができたので、昨晩読んでみると私の大好きな内容でした...2巻、3巻即購入。まさか3巻が今月出たばかりだったとは...なんてタイミングが良いのでしょうか。
次巻で完結ということで。
3巻でも充分満足できる内容で、もしかしたら今回で終わってしまうのでは...!?とヒヤヒヤしながら見ていましたが次巻のようでホッとしたような寂しいような...ですが、最後まで見届けたくなるような3人のお話で、とても楽しみです。
美しいですよね。とても。時代というのもあるのかもしれませんが、全てが美しく、儚い。どんどん3人が近づいていく、思いあっていく、そんな姿に涙が...最後私までうるっときてしまいました。
お天ちゃん良かったよ。お父さん方、お店の方と一緒にすくすく幸せに育って欲しい。そう思わず願ってしまいます。
まだ見た事ない方は是非見ていただきたい作品ですね。
ありがとうございました。
タイトル回収があったので、すわ完結かと腹に力が入りましたが、どうやら完結ではないなと安心した途端の「2026年冬頃発売予定完結第4巻」ときた。え〜〜〜終わっちゃうんですか。悲しみ。
3巻の後半は、子と親の愛が作品の真中央にきました。主人と奉公人という立場が…という揺らぎは前半にありましたが、まぁ些細なもので、彼らの愛は固い。彼らが揺るぎなくなったところで、お天で展開を転がして、それでも表紙には子を描かない。となると、4巻はお天も親離れし、死が2人を別つまで…を描いてくれるかもなと思いましたがどうでしょう。予想どおりなら泣いちゃう。
