イラスト収録
小説


クラウス(攻め、α)とリオ(受け、Ω)が、これだけ想いあってるのが表面化しているのにすれ違うの何故!?とジレながら楽しめました。
これも恋は盲目である故なのか…
初対面から両思いなのに勿体ないと思う一方、すれ違い美味しいし、拗れても両思いなんで、安心して読めるんですよね。
リオが「絶対振り向かせて、幸せにしてやるからな!」の強気精神で、フィジカルも強いので、切なさはあまり感じないのですが、前向きラブ❤️は元気貰えるし、明るい気持ちで読めるので好きでした。
2人とも可愛いんですよ!初デートとか初々しくて微笑ましすぎる!
挿絵も可愛いリオと、かっこいいクラウスがたくさん拝めて眼福です。(リオの戦闘服絵見たいなと思ったら巻頭カラーであって最高でした!)
2人の子供達の話も良かったですし、
今回の攻めは変態度が低いなと思ってたら、特典読んでそんなことなくて安心しました。
今回は帝国皇太子と王国王子のお話です。
攻様からの求婚をゴリ押しで受けた受様が
攻様に相応しい花嫁になろうとする顛末を収録。
この世界では男女の性の他に
アルファ、ベータ、オメガのバース性があります。
受様の生国であるアゼリア王国は
穏やかな気候と豊かな自然に囲まれた長閑な国です。
そんな王国に他国を圧するほどの国力を持つ
オーディン帝国から婚姻の申し出が来た時には
誰もがなぜ??と思いましたが
アゼリア王族のオメガはアルファと番えば
100%の確率でアルファの子を産む特異体質のため
アルファの優れた血統が欲しいモノには
黄金の卵を産む鶏のような存在なのです。
今回王国のオメガを望んで求婚してきたのは
聡明で優秀だと評判ながらも臣下達に
ひどく恐れられている皇太子だったのです。
彼が今回の攻様です♪
現皇帝は穏和すぎて大臣や貴族達に舐められ
国庫官吏はどんぶり、気分次第で増税する等
やりたい放題でしたが
攻様はずさんだった財政管理を徹底して見直し
汚職を行っていた者には容赦なく制裁を加え
残酷なまでの公明正大な内部粛清を決行したのです。
そんな攻様の相手ならおそらく
優秀なアルファの跡継ぎが確実に欲しいからだろうと
誰もが"妖精姫"と呼ばれるオメガで
可憐で守られるべき儚さを放つと三番目の姉への
申し出だろうと思いますが
受様は3年前の帝国の建国記念パーティで
出逢った凛々しい攻様に一目惚れしていて
絶対に自分が嫁ぐのだと泣き喚きます。
そんな受様の望みは
"一番若いオメガを希望する"という書簡の記載を
盾にする事と素敵な花嫁になる猛特訓をすることで
なんとかかんとか受様の希望は叶います。
しかしながら
受様を待ち受けていたのは"不幸な婚礼"と噂話と
攻様に望まない婚姻相手という現実だったのです。
果たして受様は攻様の花嫁として認めらるのか!?
王国のオメガに求婚した攻様と
帝国皇太子の攻様に恋焦がれる受様の
ラブコメ調オメガバースになります♪
タイトルに「両想い」とあるので
もうドタバタなラブコメディなのは確定!!と
ワクワクで手にした1冊でしたが思った以上に
MYツボ激押しでした ヾ(≧▽≦)ノ
お互いが出会った時に一目惚れしていて
それぞれが相手と結婚したいと思っているのに
どっちも素を隠しているのでなかなか本心が言えず
すれ違っていく2人に
攻様が惚れたらしい受様のオメガの姉姫
攻様との結婚を狙っていた勝気なベータの従妹
攻様の八つ当たりを受け続ける副官
受様と家族ぐるみで親しくする又従兄弟等
受様と攻様の間を取り持つ者と
邪魔する者が入り乱れて進み
相手に嫌われていると思っていたり
相手が他の人が好きだと思っていたりと
本人達の思い込みが激しすぎて
とても楽しく読ませて頂きました♪
可愛らしい表紙イラストが印象的で、ジャケ買いする方もいるのでは。かっこいい攻めの溺愛・熱視線と、赤毛の受けのかわいい姿が和みます。
大食らいのやんちゃオメガという珍しい設定です。
パーティーで助けてくれた攻めのことを忘れられない受けは、ストイックに自分磨きを重ねて嫁入りの日を迎えます。
受けには三人の姉がおり、前作同様に女性の登場人物が多い点も印象的です。
受けを全力で支えながらも、素の受けが一番魅力的だと悔しがる侍女の言葉に、ほろっときます。抱いてもらえない悔しさに歯を食いしばる受けの姿は面白すぎるし、また戦略を練る侍女は武将のようですw
受けの家族構成や、自分らしく生きるという根底のテーマに、ふと「若草物語」を思い出しました。
意地悪をしてくる地雷女子も登場しますが、受けが反撃するための舞台装置として機能しており、お茶会の場面では、のろけマウントをかましまくります。地雷女子側にも事情はあるとバランスを取ってはいますが、手加減はしませんw
攻めはこじらせ気味で、両片思いのような関係が続きます。ジレジレもだもだ感を堪能できるラブコメでした。
あま〜い!と叫びたくなるイチャイチャっぷりに満足できるお話でした
小さな猛獣と呼ばれる末っ子王子でオメガのリオ16歳
冷徹な王子と恐れられる帝国の皇太子でアルファのクラウス19歳
姉姫達や両親に囲まれてのびのびと暮らしてきたリオは、帝国との縁談にどうしても自分が嫁ぎたいと冷徹な王子と恐れられる帝国の皇太子クラウスに嫁ぐことに。評判の良い姉姫に近付けようと赤髪を金髪のウィッグで隠し、食欲をコルセットで抑え、お淑やかに振る舞うリオだけど、なぜかクラウスはリオに初夜でもその後も手を出してくれなくて…
というお話。
攻のクラウスは、普段は冷徹な王子で恐れられるのに、リオにめちゃくちゃ優しい。でもリオに手を出してくれない。番にしてくれない。気安い仲の副官には雑に扱ったり愚痴をこぼしたり、早々に判明するリオ並に情熱的な部分もぐるぐる思い悩むのも年相応で微笑ましい。ベタベタにリオを可愛がって愛情を注ぐあま〜く好印象な攻でした。
受のリオは、小さな猛獣と呼ばれるほど元気で強いオメガ。夫クラウスの前ではお淑やかに最初は振る舞いますが、令嬢の嫌がらせにはにこやかにやり返したり、故郷の姉姫に手を出そうとする輩には拳と跳び蹴りを繰り出したりなかなか腕白小僧で面白い子です。クラウスと幸せになるために奮闘する姿は愛おしくて応援したくなりました。
婚姻したのに両片思い→イチャイチャ甘いのにすれ違い…というすれ違いに次ぐすれ違い!でもいちゃいちゃ甘い2人の結婚生活は、リオとクラウスの性格とあって元気で楽しくテンポ良く読めました。甘いお話が読みたい時、コメディ調が読みたい時、元気を出したい時にぴったりなお話です。
面白かったです。
甘くて切なくて長引いて、どんだけ遠回りするの!?もっと話し合うことはできないの?
リオもクラウスも素敵なキャラですね。
クラウスの甘さにリオも何度胸を撃ち抜かれたことか。こんなに甘いんだよ?こんなに大切にしてくれてるんだよ?なのに…。
長いすれ違いものは苦手なのですが、今作は両視点なので辛すぎなくて良かったです。
お互い怖くて本心を言えない聞けない確かめられないだったんですかね?
クラウスのキャラが微笑みの王子かと思いきや、熱く傲慢さもありながらさらに仄暗さも秘めてるようで、なんか一貫性がないような?
最後に7年後があって、わぉ!でした。
