電子限定かきおろし漫画4P付
恋を忘れた国語教師×恋を知らない数学教師 不器用な二人の初心キュンラブ
最初からネタバレしますが、
冒頭と結末が同じ場面で、エモいです。
最後まで読んであのときのこれが、こうなるのか!
的な。
で、主人公は国語教師の飴野。
攻めで、ゲイです。
それゆえ、教師だった亡き父とは折り合いが悪く、疎遠であり、危篤だったときですら帰らなかった仲だった。
けれど、その亡き父の縁で教師になった飴野は、父の教え子で同僚の氷川と接近するが、、、
という、展開。
人との関わりが苦手な氷川は教師となったけれど、対人関係や仕事など失敗ばかりで、賛否両論ありそうなキャラでした。
けれど、飴野と仲良くなったことでグイグイ質問責めする氷川に驚きますが、後半の飴野父との晩年? のエピソードを読むと、なんとなくこの違和感も払拭されます。
というか、
このエピソードを読んでしまうと、飴野同様、なぜ父からの手紙を読まなかったんだァ! と後悔が押し寄せてきます。
いや、
人間そのときはそれがいいと思って対応したんですよね、、
おそらく。。。
若い頃の飴野は悪くないのです。
でも、氷川と出逢ったことで、恋愛する気にもなったし、亡き父とのことも遅いけれど向き合うことができたわけですし、
そういった経験と出逢いのおかげで、変わることができたので、むしろこのタイミングだからこその「今」の対応だったのでしょう。
後悔はあるかもしれませんが、
それに気付けたのも氷川のおかげなので、救済BLといえば、そういう一面もある、運命のような、けれど必然のような出逢いだったのかもしれません。
また、氷川の初々しい十代のような恋に、キュンとさせられますが、ちゃんと白短冊太めな修正シーンもばっちりありますので、どうぞえちのほうもご安心なさってください!
ちなみに、コミコミさんの有償特典小冊子は、五話の幕間のお話でした///!!
教員×教員。
父親と疎遠になってしまった飴野先生×父の教え子だった氷川先生のCP
父の葬儀で縁があって故郷の学校に勤務することになった飴野先生は学校の案内をしてくれることになった氷川先生と話すうちに父の教え子だったことがわかる。
ツンデレ風味な氷川先生ですが、飴野父との回想を見ると、この性格のせいか、ぼっちな学生時代を過ごしてるうちに飴野(←父の方)先生と仲良くなって懐いていったようですね。そんな氷川に、飴野父が息子と疎遠になった理由を話し、同世代なのでもしも出会ったら仲良くなれるかも…と言い残すわけです。
そんな出来事があったので、氷川は飴野に、疎遠になった理由(ゲイであること)をいきなり聞いてしまいます。デリカシー!!と思いつつも割と空気が読めないタイプのキャラなのでそんなに違和感もなく読み進められます。
そして、氷川が飴野父の話をするとき、とても優しく可愛い表情になるので、仲良くなってきた飴野がちょっとイラつくというか、父との仲を誤解してそうなくらいの表情を見せるんですよね!
そして氷川を強引に口説くんですが、氷川も割とあっさりおとされます。
お話自体は割と淡々と進むので、キャラの表情や間で読み取る必要がありますが、
縁が巡り巡って二人を引き合わせてくれるという素敵なお話でした。
息子にひどいことを言ってしまって疎遠になった飴野父、息子と会って話すことは叶わなかったけれど、ずっと後悔があったり、気がかりではあったでしょうし、氷川を通して息子を思っていたんだろうなと思うと、この二人が結ばれて良かったなぁと思いました。「縁」ということを感じる作品でした。
初めて拝読する作家さま
スッキリした作画で、程良くしっとり進む作品です
キャラの内面に触れるような作品となっていると思います
多少気になる所はあれど良いお話しの印象です
攻めの飴野視点で進みます
自身の性指向が原因で疎遠になってしまった父の死をきっかけに、かつて父が教鞭を執っていた高校の非常勤講師として勤務する飴野
そこで出会ったのが父の元教え子で、現在同校で数学教師をしている氷川
氷川は頭は良いが思った事をそのまま言ってしまう性格で、悪意はないのに人を傷付けてしまう天然不思議ちゃん系のコミュニケーション下手
父へのトラウマを持った飴野
その父から教師として人の温かさを教えてもらった氷川
飴野の父の存在を介し近付いていく2人
ちょっと珍しい関わり方だと思います!興味を引かれました✧
ただ案外起伏はそう多くはなく、淡々と進む読み心地
キャラの内面に触れるベースなのですが、必要以上に抉って来る感じではないので重過ぎず読める反面少し読み手が慮って寄り添う必要はあるかな?とは思います
しっとりと言うより読後の印象はあっさりって感じでもありました
極力少ないモノローグなのもこの読み心地になる要因かな?と思います
モノローグを最小限にしてるっていうのは好きな手法なのですが、このスタイルは正直漫画自体の持つ読ませる力もかなり必要
作品の持つ引力が強力で且つ盤石じゃないと、自然にスッと理解出来るという感覚よりも”きっとこういう事だろう”と自己解釈していく必要があるように個人的には感じており、、、ここがちょっと自分自身が不慣れな作家さまだと難しい所なのかも知れない…
この辺が今作では少し内面に思う所があるキャラ×2人だからこそ、もう少し粒立てて作品の軸として欲しかったかな~?と読み取り切れなかった惜しさが残った印象
2人へ読者として気持ちを寄せて行くには少しキャラの魅力を知る材料が少なかったかな?というのが特にもったいない所に感じました
氷川先生は不思議ちゃんだけど、すごく可愛いらしい人だったのでもっと丁寧に飴野先生との友達時間を過ごしてあげて欲しかったな~。。。と思ったのと、飴野先生も心の雪解け後に甘い時間があっても良かったように感じました
そもそも当時、父と仲違いしてまで自身の生き方を大事にしたのなら「恋なんてしない」などと頑なになっている必要はなかったように思うので、、、
その辺の彼の葛藤や苦悩が飛ばされていたのもキャラを理解しにくくさせていたように思うな。。。
総じて素材の良さは感じるけれど、調理法がとても健康志向な薄味って感じの作品に感じたので今回はこの評価です
でも、読後が悪い訳では決してないので作品を通して心を砕いて読んでいきたい読者さまや、ガサツな私と違い繊細な心の機微を汲み取れる読者さまにはきっと温かい作品となる事と思います
尚、ガサツで少々根に持つタイプの私はwあの粘着タイプな武田先生へのギャフン展開が欲しかったな…(・д・)チッ…と粘着返しを心の中で期待してしまいましたw
修正と濡れ場|白抜き
濡れ場、、、少し唐突感がゴザイマス、、、飴野先生の性格?メンタル状態?が反映された流れなのですが、、、ココもキャラへの気持ちが私自身盛り上がらなかった所かも。。。
氷川先生も、、、それで良かったんか???と少しだけしこりが私に残りました。。。
