ボタンを押すと即立ち読みできます!
小説

すっ…………………ごかったです…!!
構成がすごい。キャラの魅力がすごい。
私はファンタジー、とりわけ「死に戻りの設定」が大好きで、何作も読んできたけれど、本作は一味違ったように思います。
ファンタジーBL好きの皆さん。これは絶対にネタバレなしで読んで欲しい…!
なんならタイトルも一旦忘れて読んでください。(そんなムチャな)
ーーーー以下ネタバレーーーー
死ぬ前のカイルも、初読の私にとっては全く違和感のない思考と言動をしていて、置かれた環境の中で必死に自分を守りながら、懸命に生きていたように見えました。
でも死んでから、立場を変えて見た世界は全く様相が違っていた…。
知らなかったもの。見えていなかったもの。見ようとしなかったもの。諦めていたもの。諦めてはいけなかったもの。
それに気付くことができたカイルは、明確な目標と決死の覚悟をもって「生き直す」ことができたのです。
途中心臓がうるさくて、胸あたりを押さえながら読み進めていました。想像を超える展開の連続に、ずっとページを捲る手を止められませんでした。
登場人物も皆本当に魅力的。主人公のカイルの成長と覚悟は本当に胸を打った。グレンの生き様と強さとカッコ良さには痺れた。
当初「当て馬かな??」と思ったルーファスは、そんな単純な一言で表せる人物ではなかった。なんなら私が一番感情移入してしまったのは彼だったかもしれない。ルーファスのこの先の幸せと健闘を心から祈りたい。
「そうだったのか…!」と唸ります。諸所に散りばめられた伏線も、すべて綺麗に回収されます。これは…すべて理解した上で、もう一度読みたい…!!
芹沢まの先生の作品は初読みでした。あとがきによると「ファンタジーBLが大好きだけど、デビュー作は現代ものだった」と。
そちらも読んでみようと既に購入済み。
でもファンタジー好きの私としては、今後またファンタジーもたくさん生み出して欲しい……!!と願わずにはいられません。
前作の現代もののお話がとても面白かったので、久しぶりに芹沢先生の新作が読めてうれしく思います。
今回はガラリと雰囲気を変え、死に戻りファンタジーとのことでしたが…
非常に読み応えがあって、こちらの作品も面白かったです!
主人公であるカイルが「死に戻る」ことによって、彼だけではなく、他キャラクターの意外な側面が見えてきたりと、設定が上手く生かされているお話でした。
なるほど、そういうことだったのか!とスッキリするというか…
読み進めるにつれて、カイルとともに自分の視野も広がっていくような構成が面白かったです。
370P超と厚みがある作品なのですが、一気に読ませてくれます。上手いです。
特に印象的だったのは、やはり主人公のカイルです。
ある日突然信頼していた人物に裏切られ、愛する人を殺され、そして自分も殺されてしまう。
殺されてしまったという事実もわからないままに、とある人々からどうにかして未来を変えろと言われ、今までとは異なる人生を歩むことになります。
素直に「そうですかわかりました」とはならない、かなり難しいお願いをされるわけです。
でも、これが面白いことにすごく頑張ってくれるんですよね。
なかなかにガッツのある主人公で、彼の視野が広がっていくたびに読んでいて気持ちが良かったですし、親善試合のシーンとラストにかけての頭の回転の早さにはわくわくとしました。
コツコツと成長をして強くなっていくタイプの受けがお好きな方はもしかするかもしれません。
と、カイルの成長とストーリー展開は本当に面白かったのですが、メインCP2人に萌えられたのか?と考えるとどうかなと…
ストーリーは文句なしに面白かったのです。
ただ、いかんせん攻めのグレンのキャラクターがやや薄く感じられてしまったんですね。
もう少し彼の魅力が伝わるようなエピソードがあればと惜しいです。
側近であるルーファスの心情があまりにも切なすぎて、どちらかというとグレンよりもルーファスに惹かれてしまったのかもしれません。
序盤〜中盤にかけての場面転換が少しわかりにくい箇所があったことと、やり直し後の1番おいしいシーンまでが駆け足だったことが惜しく、今回は星3.5寄りのこちらの評価になりました。
特にやり直し後はもっとページ数が増えてもじっくり読みたかったです。
面白かったーー!一気読みでした!
芹沢先生は前作「オンエア終了、反省会をはじめます!」がとても良かったので、期待して購入したのですが、大正解!
厚みのある作品にも関わらず、スラスラ読めて読み応えはたっぷり。そして物語の構成が凝っているなと感じました。
主人公の受けカイル、格好良かった!
傍流の王子として周囲から軽視されて育ち、「自分にできることなどない」と諦めモード。6年ぶりに会った攻めとの再会も思うようにいかず、すれ違い。序盤はツライ展開が続きます。
だけど、芯があり、どんな時も前を見据えて進むような強さがあって。"彼なら何とかしてくれる"気がしてしまう格好良さがあった。
対する攻めのグレン。圧倒的に強くて恐れられているけど、身分の低さゆえ周囲から疎んじられてしまう孤高の存在。
この二人がお互いを認め合いながら、心を通わせていく過程がグッときました~。
しかも、攻めは無愛想な一匹狼のくせに、受けには素直な感情を見せる一面があって可愛い。割とストレートに口説きにくるんです~。(好き)
二人の恋愛ごとだけでなく、権力の使い方や身分の差。王子として育った受けが知らずにいた社会的な問題などもきっちり描かれています。
そうしたことをやり直しによって、自身で経験し、考え方を改め、成長していく受けを応援したくなったし、遂に受けが「自分が国を背負う」と決めたとき、最高に痺れました!
少しだけ心残りは、今世に戻ってからの、すれ違っていたグレンとの恋の成就をもう少し描いて欲しかったこと。パラレルワールドのやり取りは今世では一応なかったわけで…身分の差ゆえ頑なに王子に距離を取ってたのに、ちょいあっさり?
スピード感のある展開の中だったけど、ここもう少し分量が欲しかったなと思います。
カイルを裏切った乳兄弟の側近ルーファスも、色々あって…ちょっぴり切ないけれど、これからの幸せを祈りたくなるような存在でした。個人的には、この横恋慕してきた側近とのキスシーンが挿絵にあって歓喜。
一冊で綺麗にまとまっていますが、キャラクターが好きだったし、まだまだ苦労の多そうな道なので続編出てくれたら嬉しいなぁ~。
攻め受け二人の関係が王太子&護衛騎士CPというところも胸熱。身分の差はあれど、良き伴侶として支え合う関係がもっと見たいです!
ついでに、攻めグレンの格好良いところも、もっと読みたい!なんかもっと活躍してもいい気がする!
あと、先生も後書きで書かれていましたが、現代ものでデビューされていたので今回のファンタジー意外でした!元々ファンタジーがお好きとのことで、どちらもすごく良いんだけど、先生の今後の作品が更に楽しみです。
なぜか登録名が違っていて探しました。
「死に戻り王子、底辺の兵士から運命をやり直す」
ですよね?
カイル、やっと君に足りなかったことがわかったね!
凝った内容でした。辛くて辛くて、やっと良いことがあったと思ったらまた辛くて。
いったいいつになったら幸せに?しかもパラレルワールドへ飛ばされちゃって…。
第一王子が執念深い悪意によってこんなに他人の気持ちに鈍く育ってしまったんだなあ。
読み応えあります!主人公や想い人が苦しみます。
それでも読むのが止められない、とっても良いお話でした。
信じていた側近の手配で暗殺され、国を救うために違う身分に生まれたパラレルワールドで生きて。
王子から底辺兵士に。あんなに嫌だった身分について身にしみるカイル。でもただでは起きないカイル、頑張りましたね。
グレンを守りたい!国を護りたい!
カイルが成長してもう一度あの分岐点からやり直すところが、すごい緊張感でハラハラドキドキでした。
今まで知ろうともしなかった人の気持ちや人の暮らし。これからはやることがいっぱいだね!
読み終わった直後の感想としては、今世のグレンとの時間が短いような。パラレルワールドで当時の彼の気持ちを思い知るのですが、今世のグレンとほぼ話し合わないうちにあれよあれよとで。
前作も大好きだったので新しい作品が読めて嬉しいです。
笠井先生おっかけで購入。受けさんが強くなったのが新鮮でしたが、個人的に萌なタイプではなかったので萌にしました。本編370頁弱+あとがき。お話が長くて読み応えたっぷりという印象です。頑張られるので読後感は良いかも。
身分の低い母から生まれたため、第一王子でありながら王位継承は無いとみなされ、軽んじられているカイル。それにも関わらず、山中で賊に襲われ殺されます。確かに死んだはずなのに、気が付けば暗闇の中。偉そうな男と神官みたいな男に見下ろされていて・・・と続きます。
攻め受け以外の登場人物は
ルーファス(受けの側近)、ジョルジュ(近衛騎士団長)、父王、弟妹、悪党ぐらいかな。そこそこ出てきますが、キャラがはっきりしている感じがするので、無問題でした。
++攻め受けについて
攻めさんは平民から近衛騎士になった方。昔受けさんと手合わせした関係で、頑張って近衛騎士になったのに、再会した受けさんは実は第一王子だったと分かって「・・・」といった様子。昔のように友人になってほしいと言われてもなあ・・・ですよね。想いがあったからより一層。そんな複雑な状態の方。ビジュはカッコいいんですが、そうだなあ、めっちゃカッコいいってシーンがあったか?と言われると???
受けさんは「王位は弟が継ぐ」って思って、軽んじられていてもあまり抵抗していなかった方。それが訳も分からず殺され、しかも変なところで王家の末裔だという方から「困っているからお前何とかしろ」的な、まあ無茶ぶりをされるんですが、なぜか頑張るんですよね。正義感が強いっていうのかな。声が大きそうな印象。熱くなったら叫んでる気がする。受けさんでこういうタイプの方、あんまり読んだことなかったので、新鮮な印象でした。最後の方はカッコいいっすよ?おおー決めたーって思って。だんだん強くなっていった感じです。
攻め受けはそんなに萌えなかったんですけど、お話が面白かったのと、受け弟のルーファス!この子がなんとなく可愛いなあと思って気になった一冊でした!受け弟のスピンオフ来ないですかね?
