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コミック


初読み作家様。談話室で目にした『山小屋にて』が気になりつつ未読ですが、こちら試し読みしたら面白そうだったので先に読んでみました。全166ページ。以下ネタバレあります。
まずは舞台の“友情結婚相談所”とは何ぞや?と思ったのですが、ざっくりと「恋愛感情を抱かない人や性的欲求を抱かない人など、セクシャルマイノリティの人のための結婚相談所」とのこと。
本当にありそうだなと検索してみたら、やはり実在するんですね!
性的マイノリティでも結婚願望のある方向けの相談所。なんだかいいなと思います。
32歳になっても恋愛経験ゼロの桜が、この相談所に登録したところ、なぜかAIに男性の貝谷を相性率240%でおすすめされてしまった!w しかもその後もAIがゴリ押ししてくるため、貝谷と3回デートすることになり…というお話。
桜は極度の人見知りで恋愛経験無し。
貝谷は好青年の会社員だけど実はゲイで、元カレが結婚して家庭を持っているのを見て、家庭を築いてみたいと相談所に登録。
色々と正反対な二人が、映画や遊園地などでデートするうちに打ち解けてきて…。
特に人見知りでオドオドしていた桜が、だんだん普通に話せるようになり、たまにニコッと笑顔まで見せるように。なんだかほっこりします。
桜は貝谷に惹かれていく。実はバイの素質があったのかな?
お互いに好意を持ったのに、ゲイである貝谷の方が結婚に執着してお別れするとは…。
家庭を持ちたいのであれば、好きな人とは一緒になれない…。
ホテルで二人で泣きながらお別れしようとするシーンは、切なくて大変胸が締め付けられました…。
後半は二人がそれぞれ婚活を継続。
桜は忘れられない人がいるという女性といい感じに。
一方桜を振った貝谷の方が、桜に未練たらたらで…結婚に囚われちゃってるな。
貝谷のマッチング相手の女性が、脈無しと気づいた途端恋の相談相手みたいになって面白い子で楽しかったw
いろいろ回り道をした二人が、最後は運命的な展開に。
ホームで貝谷が想いをぶちまけるシーンは、桜の幸せを願いながらも、自分こそが桜と一緒に幸せになりたいという貝谷の、矛盾しつつも熱い気持ちと、ポロポロ涙を流す桜にグッときました。
ラスト、幸せそうな二人にキュンとして終わりましたが…。
貝谷の「僕たち結婚はできないけど…」というセリフに、改めて性的マイノリティの方が結婚等を諦めないといけない社会は悲しいなと感じました。マイノリティでも結婚や子育てのできる社会になるといいなと…。
ストーリーは萌2の読後感でしたが、とても考えさせられる作品でしたので、神評価とさせていただきます。
描き下ろしがなくて少し残念でしたが、カバー下に4コマ漫画4作と短いけれど、その後の皆の様子が読めて、ちょっと嬉しかったです。
AIマッチングで婚活する"友情結婚"のお話。
ライトな感じかと思ったら、思ったよりずっとしっかりしたお話で…キャラクターやストーリー、展開もとても丁寧に作られていると感じました。
"セクシャルマイノリティの人のための結婚相談所"
恥ずかしながらもう随分BL脳で、↑この言葉に頭が勝手に同性婚OKのように変換されてしまって、「なんで男同士はNGなの?」なんて途中少し混乱しましたが…(作品は悪くない)
ここは現実世界と同じで異性しか婚姻関係を結べない世界。
ゲイである攻めと、コミュ障で極端に人と付き合うことすらできない受け。
二人はどんなに気が合おうが、好きになろうが、この結婚相談所としては"成立"になり得ない。
結婚したくて訪れているわけで、二人は一度別れを選びます。
AIマッチングで240%を叩き出した二人の3回のデートでの息の合い方、解れていく表情、心を許しあっていく過程を見ていたのでツライ…。
そこからお互いに違う相手とデートを重ねたりするのですが、腑抜けになる貝谷に対して、自分なりに頑張る桜。貝谷との経験をきちんと糧にしている様子が健気で、そしてすごくよい経験だったのだと分かります。
お互いに想いを残したままの二人がどうやってハッピーエンドを迎えるか是非見ていただきたいです。
貝谷の破茶滅茶な告白、良かったです!
個人的に萌えではないけど、総じて良かったので萌2。清谷さんを始め、みんなが幸せになれるといいな。女性たちとは何%だったんだろう。
あと、コミコミ特典のリーフレットで、表紙のウェディングフォトに至る経緯が描かれてました!本編その後の二人の様子も可愛いし、二人らしいやり取り良かったです。読んで欲しい。
初作家さん。タイトルに惹かれて購入しました。
もう少し気軽に読める作品だと思いましたが、
色々考えさせられる作品でした。
友情結婚相談所に登録し、AIのミスで男性とマッチングされた主人公。
お相手はゲイでありながら、結婚を望む人でした。
擬似体験で始まる婚活。3回デートして惹かれていくが、やっぱり結婚を望んでお別れ。
それぞれ婚活を続けて、様々な葛藤を抱く人と出会って、出した決断。
主人公や他のキャラクターの言葉に、気づいたら心を揺さぶられた。
読み終わったあと、菅辺先生の他の作品も読んでみようと思いました
AIを使ったマッチングの精度のすごさ!や…やばい。
何をどこまでの情報を登録してるのか分からないけど、マッチング率240%を叩き出すなんて色んな意味で異常値。性格や相手に求めるスペック以外に、潜在的に婚活者の中に秘められたパートナーへの理想図をも暴き出すAIの統計力には恐れ入りました。
それと、友情結婚という設定も面白いですね。多様性の今の時代、こんな婚活市場がリアルにできても全然おかしくない。ファンタジーだけどやけにリアルに感じられるストーリーにぐいぐい引き込まれて読んでしまいました。
婚活がモチーフのBL作品は色々とあるけど、女性の存在感がこんなにも大きく関わるストーリーも珍しいかと。貝谷のマッチング相手の女性が言っていた、「まだ見ぬ子どもの顔と今いる恋人の顔 どっちが見たい?」の言葉、あれは一番キました。今をとるか未来をとるかの二択は、友情結婚の婚活者でなくとも当てはまる人も多いと思うので、私でもハッとさせられちゃいました。
世の中には政略結婚みたいに割り切って結婚してる人たちもたくさんいて、愛情より利害の方を重視する結婚もありますが、双方が幸せならそれでよし!幸せのカタチは人それぞれなので、必ずしも愛情が最上位にくる必要はないと思います。
貝谷と桜の2人には結婚を"手段"のように思って欲しくなかったので最後は踏み止まってくれてホッとしました。サヨナラを告げたときの中盤のシーンは泣けたし、2人にとってこの両想いが弊害になるなんて悲しすぎるとしか言えません…!!。゚(゚´Д`゚)゚。
貝谷と桜がこの先どんなことがあっても笑い合って楽しく過ごす日々を送ることができることを願うばかりです。
BLとは違うけど、この作品に登場する彼らの婚活相手の女性たちの背景にあるものも覗いてみたくなっちゃいました。良い人と巡り会えたら…というと変な言い方かもですが、彼女たちの望むような婚姻ができるパートナーとマッチングできたら良いなと思います^ ^
菅辺吾郎先生大好きです。
単行本になるのを楽しみに待っていました。
マッチングAIのゴリ押しで出逢った2人のお話です。
AIもそうなんですが、登場人物が個性的な方々でとても楽しいお話です。
が、2人の心の葛藤は辛いものがあります。
ぜひ、お手に取って読んでみてください。
おすすめですよ〜。
