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小説

今回は人を喰らう魔王と王室専属薬師のお話です。
薬草採取で禁断の森に入った受様が
出逢った攻様と危機を乗り越えていく顛末を収録。
薬師の両親を持つ受様は薬の知識が豊富で
王室医師団の専属薬師となります。
ハーブ医療の知識にも長けていた為
受様は長患いの王妃の治療のために
イルヴァルドの森に行く事を望みます。
イルヴァルドの森は100年前に
魔王が追放された森で法律で立ち入りが
禁じられています。
この魔王こそ今回の攻様です♪
かつてこの世は
人間を喰らう魔族に支払いされていましたが
多くの魔法使いや勇者が戦って勝利し
今では魔族は絶滅寸前と言われています。
この国の魔族は森に棲む攻様だけで
民が食われる事はありませんが
隣国では魔族の犠牲者が絶えません。
受様は王妃の快癒とともに
王室のハーブ園で廃棄される薬草を
貧しい者の治療に使う許しを貰うために
森への立ち入りを申し出るのです。
王の許可を賜った受様が
踏み入った森は茂った枝葉で薄暗く
地面は苔植物に覆われて茸も毒のあるがもの多い
不気味な印象でしたが
小1時間も歩くと木々の間が適度に保たれて
足元まで光が届き草花が顔を覗かせる場所になり
受様は美しさに見入ってしまいます。
後気持ちを切り替えて崖に生えているという
薬草を探し始めますがなかなか見つからず
いくつめかの崖で受様は足を踏み外して
枝が太腿に刺さる大怪我をおいます。
受様は痛みと出血で次第に気が遠くなって
地面に倒れ込み、朦朧とした気息の中で
近づく馬と革靴を履いた長い足が見ます。
この森には残虐な魔王しかいないはずと
受様は絶望のままに気を失うのですが・・・
魔王と呼ばれる攻様と薬草を求める受様の
お伽噺風ファンタジーになります♪
CharaのX告知にて
恥ずかしがりやな魔王と一生懸命な新米薬師という
キャラプロを見ていたのでほんわかコメディかと
手にした1冊です。
攻様は子を失って触れた人間の女に拾われ
人間は食べず特定の実を食べて育ちますが
その実を食べている攻様をみた子供達が
コワイと騒ぎ立てた事で養母を殺され
攻様は誰かの前では仮面が手放せなくなります。
魔法使いとの戦いも攻様がり望んだものではなく
森へ逃げ込んで人間との交わりを断ったため
怪我をした受様を放っておけずに手当をし
王妃の為の薬草まで採取してくれます。
受様は鳥を友とし静かに森を守る攻様に恋をし
攻様も醜い自分を受け入れてくれる受様に惹かれ
種族を超えて惹かれる2人の恋らドキドキですが
受様を妬む若手薬師の密告で
受様と魔族が繋がっていると収監されるあたりから
徐々にシリアス展開となって
次々と2人に危機に襲い掛かってハラハラ&ドキドキ!!
受様の才を見出した王室医師団の最高責任者
受様の才を妬み野心家な年上の薬師
攻様によって言葉を与えられた鳥の魔族
隣国で人間達を襲う赤毛の魔族
受様が攻様の隣を居場所とする幕引きまで
大変楽しく読ませて頂きました (^-^)/
赤毛の魔族以外は改心での大団円は
個人的にちょっと引っかかったので
「萌2」とします。
めちゃくちゃ面白かったです。心が洗われるようなファンタジー。私はすっごく好きでした。
“優しく聡明ながら、謙虚で奥ゆかしい薬師の青年”と、
“人喰いと恐れられているが実は繊細でシャイな魔王”
が、ゆっくりと心を通わせていくお話。
心優しい2人が見せる慈悲や思いやりと対比するように、人間(大勢の民)の弱さや残酷さ、集団心理の恐ろしさが描かれていました。
それこそ御伽話のように、教訓や願いが込められた作品なのかな…と感じました。
でもさまざまな苦難や試練はあれど、しっかり納得のハッピーエンドに辿り着くので、メリバが苦手な方、ハピエン厨の方もご安心ください。
攻め受け共にウブなので、BLとしてはなかなか進展しないし焦らされます。でもそのモダモダすらも可愛いなぁ…愛おしいなぁと思うし、応援せずにはいられない。2人の性根の優しさに心打たれ、お互いを愛し身を賭してもお互いを守ろうとする姿に心揺さぶられたからかな。
想いが通じ合った後の嬉し恥ずかしベッドシーンも、初々しくって非常ーーーーーーによろしかったですね♡可愛かったー。ここから2人で成長していってください♡(ソコ.ミタイ…)
中原一也先生の小説は読みやすいし面白いからほんとオススメ!御伽話やファンタジーが好きな同志に特にお勧めしたいです。
人間に邪魔をされず、動植物がのびのびと生きている平和で緑豊かな美しい森。
人々から恐れられている彼が住む森は、きっととても綺麗なのだろうなあ。
ファンタジーというよりも、どちらかというと童話やお伽話といった雰囲気が近いように思います。
穏やかにゆっくりと心を通わせる2人が素敵なお話でした。
攻めも受けも誠実で心優しい人物で好感が持てます。
数100年の時を生きる、本当は心優しい魔族であるイルヴァルドがすごくかわいらしいんですよ。
本当は一瞬で何もかもを破壊できてしまうほどの強い力を持っている者が、相手のことを傷つけないように、怖がられないように一生懸命そっと優しく接する姿にはなにかくるものがあります。
ウルヤナから見つめられ、褒められ、ぽっと赤らんでしまう耳と顔がとってもかわいい。
シャイで不器用で、とびきり優しくて、ウルヤナとの交流を楽しみに待つイルヴァルドが愛おしかったです。
ウルヤナが実際に自分が見て感じた物事を大切にする、芯があって真っ直ぐなタイプの人物だったことも、この2人の相性が良いと感じたポイントのひとつかもしれませんね。
と、攻めと受けの手探りの交流は微笑ましく、終始楽しんで読むことができたのです。
ですが、他魔族とのエピソードや、ウルヤナを陥れた人物、王国の人々など…
展開的には盛り上がったものの、後処理があっさりすぎて細部がやや中途半端になっていたようにも感じられ、今回はこちらの評価になりました。
文章は非常に読みやすく、メインCPの雰囲気は抜群に良かったです。
笠井先生なのでマストバイ。中原先生なので読みやすかったのですが、めっちゃぶっ刺さるものは無かったので萌にしました。めちゃ好き!っていう人は絶対いると思うんですけど・・すいません。本編270Pほど+あとがき。
ヴァランド王国の王妃の病気を治療するため、ヴィヒレアの森に入ることの許しを王から得たウルヤナ。そこには恐ろしい魔王イルヴァルドが居るため、立ち入る者はいないのですが・・と続きます。
攻め受け以外の登場人物は
国王、チャッター(カケス、大変よくしゃべる)、フーイヤ(薬師)、スラクト(魔族)ぐらいかな。チャッター大活躍(笑)
++攻め受けについて
受けさんは、薬草を使って貧しい方の病を治療したいと考えている、清らかな心の持ち主さん。粘り強く考え頑張れるので、すごく芯が強いんだと思います。
攻めさんは、人間に育てられたのでちっとも魔族らしくない魔王さま。人間を食べるなんて無理無理無理無理w 赤い果物を召し上がって生きておられます。可愛いんですよ。こわーい魔力を持っているんだけど、可愛い。受けさんに褒められて、そっぽ向いてるんですが耳が赤くなってて分かったりして♡可愛い♡受けさんが大事で大事で、頑張って、最後にめでたしめでたしです♡良かった♡
そんな二人の恋をナイスフォローというか尻蹴っ飛ばして応援しているのがチャッター。いや楽しいわ。あんさんおらんかったらこの二人くっついてないわ、大変よく出来ました賞進呈します。
チャッターのおかげで、シリアスになりがちなお話を少し安心して読み進めることが出来た一冊でした。かといって家にいたら「うるさい!」ってクッション投げつけそうだけど。
陰キャでシャイの魔王さま。かなりイイ味出してます^ ^
BLの攻め界の中ではちょっと変わり種の部類に入ると思いますが、ネガティブで自己肯定感低めの性格が何となく庇護欲を掻き立てられ、圧のある見た目に反してかわいらしい印象でした。
そんな攻め像なので、完全に「魔王」の名前負けしてるキャラクターとのギャップが非常に魅力的でした。
人間たちに恐れられている魔王ことイルヴァドは、人に害を為さない良識人。他国の魔族からの襲撃を牽制することができるほどの魔力量の持ち主でありながら、そのパワーを血を流すことには使いません。人間以上に繊細な感情を持ち合わせている心優しき魔王は、安寧を愛する森の管理人といった感じで、森の動物たちや植物を愛でる清らかな心に私の萌えゴコロが刺激されまくりでした。
素顔を隠すために仮面が手放せないところも、BLでよく見るマスク男子と同類の匂いが……と感じたのは私だけでしょうか?^ ^
イルヴァドの素顔はもちろん期待を裏切らないイケメンで、仮面の下では照れた姿を覗かせたりするのもキュート感満載でした。
人間に害を為さない彼は魔族としては不完全かもしれないけど、人間と共存の立場をとってはいても彼は人間でもないので、どちらのコミュニティにも属さない彼は孤高の存在といった感じです。でもウルヤナの来訪を待ち侘びる姿を見ると、本来の彼は人好きな性格なのかもしれません。まぁ…ウルヤナ限定でですが(笑)
イルヴァドの善の部分に触れれば触れるほど、人間たちの悪の部分が際立つストーリーの見せ方が何とも複雑な気持ちにさせ、切ないわ怒りが込み上げてくるわで後半は耐えどころでした。
ウルヤナの同僚、王、太公、コイツら3人はブラックリスト入りメンバーです。
同僚は最後の最後でいい働きをしたから百歩譲って許すとしても、王はもうちょっと人を見る目を養うべき。太公のオッサンに強く言えないなんて頼りなさすぎです。王妃を助けたウルヤナを鞭打ちにした恨みは私は忘れないよ。
そして、太公オッサンはなぜお咎めなしなんだろ?謝罪もないし、ちゃっかり自分の立場はキープっていうのは何だかなぁ…でした。
魔族というだけで悪と決めつける人間たちの愚かさには辟易としたものの、イルヴァドにとってもウルヤナにとっても一番良い終着点を迎えたことにホッとしました。
喋る鳥のチャッターは、物語を楽しく明るくしてくれる盛り上げ役として良い存在感で、寡黙なイルヴァドの代弁者として足りないところを補ってくれるフォローアップが完璧。口の悪さも毒舌と思えばかわいいもんでした^ ^
ファンタジーのワクワク感とハラハラ感を備えつつも、秘密に包まれた森の中でしっかりと愛を育んでいくラブの部分も見せ場はたっぷり。シャイなイルヴァドの心に触れていく2人の恋愛模様から目が離せませんでした。
イルヴァドの素顔や真心の部分が暴かれていくのを見届けるのが楽しく、照れ屋で愛情深い彼の魅力はこの作品の推しポイントです。王道のファンタジーの中にも、個性的な攻めキャラの面白さが良いアクセントとなっており、バランス感のとれたストーリーがとても素敵な作品でした♪
