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小説


蓮川先生おっかけで購入。どうなるのかなあとお話はするする読めたものの、攻め受けのキャラに今一つ萌えあがらず中立寄りの萌にしました。弟攻めが好きな人なら嬉しいのかな。本編250Pほど+あとがき。タイトルの「意義」は終盤での受けの意見です。そこは笑えたんだけど、コメディではないです。
村の薬草師として働き、なんとか生計を立てているノエ。ある日懐かしい感じの声の訪問者が来たな、と思いながらドアを開けると、そこにいたのは前世での弟だったセドリックで・・と続きます。
攻め受け以外の登場人物は
サカリアス(攻め兄、国王)、従兄(?だが真っ当な方かも)、エトワ(受けの飼い猫、しゃべらないがグッジョブ)、魔術師(うさんくささ満点)、受けの侍女ぐらいか。
++攻め受けについて
ちっこい頃の攻めはラブリー天使。じつはあれこれ考えていたということは後から分かるものの天使は天使、可愛い。それが色々思いをため込んで一周ねじれて普通に見えるようになったイケメンわんこというところでしょうか。マジでこの人、頭のねじ一本どっか行ってますよ・・きょわい。蓮川先生の手になる美々しいイケメンなんだけど、ちょっと怖い。
受け(前世)はなんでか分からんが最初からあきらめモード満点のきらきら天女かという第二王子。儚いわー
で、転生後はなんとか頑張るんだ!と、ちょっと雑草魂を盛り込まれた、でもキラキラな雰囲気は残っている薬草師。頑張るんですよね。嫌なものは嫌だとちゃんと意思表示できるようになったし、不憫なところはあれど何とか生きていこうと自分で頑張れる方。なんとか乗り越えてよく頑張りました賞ものでした。
そんな二人の恋話でした。攻めのワンコなところは好きなんですけど、ちょっとおどりおどろしい所もあり、今一つすんなり受け止められなかったところもあり、今一つ萌えあがりきれなかった一冊でした。
亡くなった自分を蘇らせようとする異母弟に協力をすることになった、前世の記憶を持ちながら転生をした異母兄が主人公のお話。
タイトル通りの流れなのですが、あまり見かけない設定にわくわくしながら手に取りました。
これは弟の執着がすごそうだぞと期待をして読み進め、確かに執着はすごかったのですけれど、うーん。
特殊な設定や、伏線になりそうでなっていなかったものなど…
味の濃い具材が多く、それをすべてを活かしてまとめきれてはいなかったかなと、いまいちお話に入り込めずこちらの評価になりました。
ごめんなさい。少々辛口になってしまいます。
題材とアイデアはおもしろいと思うんですよ。
亡くなったウリセスを蘇らせれば、すでに転生をしているノエのその魂と中身はどうなってしまうのだろう?と、その後がどうなるのかは気になりますし、誰が魔術をかけたのかがわかりそうでわからない加減も良かったと思います。
そして、植物を前にしていきいきとするノエはとてもかわいらしかった。
ただ、誰にも感情移入ができないままで読み終えてしまい、今に至ります。
1番首をひねったのは、やはり終盤の展開。
それは…どうなんだろうと思ってしまうあっさりとした種明かしと結末で、それならばここまで複雑な設定にする必要はあったのだろうかと疑問です。
ノエとウリセスの髪が白くなっていたことや、なにか意味がありそうだった猫のエトワや、かつての師匠にもそこまで大きな意味はなかったのか…と、少々残念に思いました。
ウリセスを愛していたはずのセドリックが突然ノエが好きとなるのも唐突に感じられ、攻めの感情がよくわからず、恋愛面でも最後まで盛り上がれないまま。
好きな作家さんなのですが、今回は合わなかったようです。
唯一好きだったキャラクターは下女のモリー。
彼女とノエの心の通ったやりとりはとても好ましかったです。
今回はリオハルシア王弟と薬草師のお話です。
毒殺されて転生した受様が
攻様に前世の遺体を保管されていた顛末を収録。
リオハルシアオア国王はい稀順ではなく
王の指名と議会で承認されて決定します。
それ故王子同士は競い合い、貴族達は派閥を作り
権力を巡る苛烈な戦いを繰り広げます。
父王と不仲な正妃を母とする第二王子の受様は
王位を望んでいませんでしたが
他の王子や彼に着く貴族に敵視され命を狙われ
殺伐として息苦しい日々を過ごします。
15の時に父王が側妃に産ませた末の王子は
父王にも妹姫達にも大いに可愛がられ
懐つく弟王子の存在は日々の楽しくしますが
21で毒により殺害されます。
その後貧乏貴族の父の元に生まれますが
虐待され酒を飲まされて前世の記憶が蘇り
家出をして薬草師を師して知識を得て
今は薬草師として細々と生きています。
冬も近い季節の日も暮れた時間
受様の家の表のドアが叩かれます。
黒猫が警戒しなかったことで
危険がない客と断した受様が招き入れると
フードを落としたその客は先王の最後の息子で
現王の末の弟王子である攻様でした♪
攻様は受様に"蘇りの薬"を作って欲しいと
依頼してきて!?
前世の記憶をもつ受様と異母兄に執着する攻様の
転生ファンタジーになります。
そもそも受様はただの薬師ですし
死んだものを動かして生きているように見せるか
生き返る前提で死を偽装する魔術はあっても
生き返りの魔術は存在しません。
攻様も死者の蘇りの魔術の完成を否定しますが
まるで眠っている様に綺麗な遺体を保存していて
生き返らせたいのだと言うのです。
しかも遺体は攻様の兄王子=前世の受様で
長兄の兄に見つかったために早急に蘇らせて
2度と狙われないために攻様と結婚してもらう
と言い出すのです Σ( ̄。 ̄ノ)ノ
攻様の笑顔と言葉に軽い眩暈迄してきた受様ですが
前金と城の森での薬草類採取を提案され
生きているかのような死体への興味と
固執し続ける攻様を哀れに思い
攻様野依頼を引き受ける事にします。
まるで生きているかのような状態を保つ遺体
邪魔だった弟王子を毒殺した現王
遺体に魔術を施したという現王のお抱え魔術師
城に招かれた事で
受様はかつての自分には見えなかった
幼い攻様の抱えた懊悩と兄王子への恋を知りますが
攻様が結婚を望んで蘇らせたい兄王子は
既に転生して今は受様として生きているのです。
そもそも誰が遺体を保つ魔術をかけたのか。
件の遺体を蘇らせる方法はあるのか。
遺体が蘇った時に受様はどうなるのか。
攻様に受様が兄王子の転生体だとバレ
お抱え魔術師の壮大な野望が明かされて
件の遺体と受様に危機が迫ってハラハラMAX!!
攻様が受様との恋を手に入れるまで
ワクワク&ドキドキ、楽しく読ませて頂きましたが
伏線想定の受様達の兄王は
魔術師に下剋上を狙われる器でしかなく
受様の師匠や飼い猫に何か特殊な設定はなく
山場は攻様がラスボス感満載で押し切る感じな
終わり方だったので「萌」とします。
王位継承権争いに巻き込まれ毒殺された大好きな兄を、蘇らせたいー
20年以上もそんな願いを抱き続ける元・弟王子攻めの執着愛が光る、転生×再会ファンタジーです。
見つめ合う二人の表紙が素敵・:*+.
葵居ゆゆ先生、推してます。
こちらの新刊もあらすじと設定にドキドキ、ワクワクしながら拝読しました。
…が、読みながらだんだん「あれ…?」と思い始め、終盤のとある展開にびっくり。
攻めの言動と、絆される受けにちょっと共感しきれぬ部分があったかな、、
「萌」としましたが萌えは少なめ、緊迫感ある意外な展開に驚きがありました。
(が、この”驚き”がちょっと自分の好みとは違っていた;)
顔に目立つ傷のある薬草師・ノエ(受)。
実は彼は前世で第二王子ウリセスだった記憶を持っており、前世では王位継承権争いに巻き込まれ命を落としたのでした。
前世でも今世でも愛されることを知らず、
寂しさを抱えながらも自立して過ごすノエ。
そんな彼のもとにある日、前世で異母弟・現王弟のセドリックが現れます。
彼は薬草師のノエに、兄を蘇らせてほしい、兄と結婚したいと訴えてきてー
と続きます。
ここでまず萌えたのが、前世と今世で逆転する二人の年齢差。
可愛らしい小さな王子だったセドリックが、27歳という男盛り(?)になり、21歳(精神的には40代)のノエに迫るー
この設定だけでゾクゾクします。
ノエが前世の記憶を持っている「元・ウリセス」だと知らないセドリック。
彼が一体いつ、どのようにしてその事実に気付くことになるのか?
という点が、お話の中の大きな見どころの一つ。
また面白いのが、前世で亡くなったはずのウリセスの遺体が、なぜか生前そのままに、綺麗な形で保存されている、という謎。
一体誰が、何のために魔術を使い、ウリセスの体を保存させたのか?という疑問に対する答えが、後に提示されます。(なんとなく想像はつきつつも)
もう一つ、「どうするどうなる?」と
前のめりになった点が、セドリックを悩ませるジレンマです。
セドリックの愛する亡き兄は、今は別人のノアとして生きている。
兄ウリセスを蘇らせようとすればノアの魂を消し、奪うことになってしまう…
もちろんハッピーエンドに向かうのだよね、と半分分かっていつつも、
セドリックの決断はいかに!?とハラハラしながら読みました。
で!
個人的にこの攻め・セドリックの葛藤を、
彼視点でより深く知りたかったなあ、と…!
というのも、クライマックスの蘇りの儀式にてとんでもなくシリアスな展開になるのですが(ノエが痛そうで可哀想で震えた)受け視点ということもあり、葛藤するセドリックの心の動きがそこまで深く伝わっては来ず;
で、散々な目に遭わせておいて(殺しかけておいて)、
「これまでの四倍くらい大事にするから、僕を好きになって」と言われても、、、
初めは”弟に愛されている!”とその執着を密かに喜んでいたノエ。
しかし次第に”ノエ自身”に愛が向けられているわけではない…と傷つき悩む様に共感できただけに、攻め側の終盤の行動がやや不誠実&気持ち早変わり!のように見えてしまい、残念に思ったところでした;
脇キャラの生かし方など細かな部分や、終盤の物語の収束がやや拙速に見えるところなども、ちょっともったいなく思ったりも。
ノエを置いていったーという薬草師の師匠がどこかで登場するのかと思いきや、特に出てこなかったり。
ノエの愛猫・エトワにも何か秘密が…!?と
ドキドキしていましたが、特にエピソードはなく。
前世でウリセスの兄だった現王にあまり威厳がなく、魔術師たちやしもべの者たちに簡単に言い負かされてるところも、体制どうなってるのかなあ?とちょっと疑問に。
さらに言えば、ハッピーなラストの形にも、そんな簡単に二人暮らしが出来ちゃうものなのかなー…と思うところがありました;
辛口ですみません…
攻め側の気持ちの変化や、脇キャラ一人一人の背景をより深堀りして見ることができたら、嬉しかったかなと思います。
終盤、結ばれた二人の濡れ場は葵居ゆゆ先生らしい濃密な描写でドキドキしました//
”萌え”としてはやや控えめではあったのですが、
星で言うところの「2.5〜3」という意味での
「萌」評価とさせていただきました。
特に、先生の現代ものの中に大好きな作品が多いため
そちらを何度も読み返し、萌えを存分に味わいたいと思います…!
