成宮ゆり×桜城ややが贈る、スキャンダラス・青春ラブストーリー!

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表題作手に入れたいのはオマエだけ

井川充 地味な俳優・高校生
藤谷京一 超人気歌手・高校生

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

実力派俳優の充は、通っている高校の同級生で人気歌手の京一と映画で競演することに。学校では気怠げな態度で敵も多い京一の誰も知らない意外な一面を知ってしまった充は、何故か京一を""可愛い""と感じてしまい…!?
出版社より

作品情報

作品名
手に入れたいのはオマエだけ
著者
成宮ゆり 
イラスト
桜城やや 
媒体
小説
出版社
角川書店
レーベル
角川ルビー文庫
シリーズ
手に入れたいのはオマエだけ
発売日
ISBN
9784044520052
3.5

(54)

(10)

萌々

(22)

(13)

中立

(6)

趣味じゃない

(3)

レビュー数
14
得点
183
評価数
54
平均
3.5 / 5
神率
18.5%

レビュー投稿数14

受けがかわいい!

受けは抱かれたい男No.1のカリスマボーカル。
攻めは、子役あがりで賞を獲ったこともある実力派だけど、いまいち地味で世間にはそこまで知られていない俳優。

最初は攻めを目の敵にしてツンツンしてるので、こいつ性格悪ぅ……と思ってたんだけど、実は一途な健気系だとわかって萌えました。

受けはけだるい色気と不敵な笑みで抱かれたい男No.1と言われてる男なんですよ。
そんな男が「一回だけでいいから」「それで諦めるから」と震えながら攻めに縋る姿にノックアウト!
おまけに女がわんさと近寄ってくるルックスでありながら、童貞&処女という身の清らかさ。

受けは基本ぶっきらぼうなんだけど、攻めに対しては嫌われたくない!という必死な涙目ワンコっぷりがちらちら見え隠れしててそこがとにかく可愛かったです。

攻めは子役あがりで昔から芸能界にいたこともあり、高校生にして酸いも甘いも噛み分けてるというか老成してる感じ。
やたら達観しててすべてに手馴れている感じなので、読んでいるとついつい現役DKということを忘れてしまう……。



0

なんか…悶えた!

ふう。萌えを通り越して悶えてしまいました…!京一が本当に可愛いかったです。充に代わってどうにかしてしまいたい可愛さ…これが、恋?(危険思想)

最初はツンツンしている京一が、ある切欠で充に懐いた途端に素直にデレるのが堪らなくキュートでした。京一と、初心なのに大胆なベッドシーンの描写だけなら「神」評価です。

残念ながら充のキャラクターが最後までよく分かりませんでした。充の一人称モノローグで話が進むので、京一に対する心境の変化や喜怒哀楽は切なくて良かったのですが、それ以外の部分では掴みどころがないように思います。地味な風貌のカメレオン俳優という設定ですが、あまりそう感じる部分はなく、高校生にしては色んな事を達観した男前な攻という印象を受けました。

そんなわけで★マイナス1ですが、面白かったです。

2

ツンデレに目覚めた作品

馴染みの腐った中古書店員さんに『どうですか?』と渡された1冊。
もう退職されたし、私は引っ越したし…で行く機会がないのが残念。
(当時買った本がまだ積み読本としてある事実orz)
買うつもり無くパラパラ~と見たら…膝枕シーンがツボったので購入した思い出。
いや…膝枕とか頭なでなでに弱いのですよー。

全編攻め視点です。

攻めが10歳以上サバ読んでんじゃないのかと言いたくなるくらいに大人精神。
本当に高校生?そんな馬鹿な~( ゜∀゜)・∵ブハッな状態。
年上に『先輩←愛こもり』言われても違和感無かったですよ!
あぁーでも無神経なとこありますねー…そういうとこに藤谷は傷ついたり。

藤谷は最初…性格悪っな印象なんですがデレるとめちゃ可愛いでやんの。
充に意地悪してたのも構って欲しくて…なんですが、思いっきり流されてましたな・・・( ̄  ̄;)

『俺が良いって言うまで我慢な』と言われたけど無理だった時の藤谷の反応すっごい可愛かった!!
シーツごとベッドから転がり落ちて『言うこと聞くから、行かないで』って泣きそうになりながら抱きつくって…何この子(*/ω\*)
ピュアっ子万歳!!
あと実は密かに努力家だしね。

2人ともお仕事シーンがっつりあります。
(逆に学校シーン少ない)


…ツンデレにこんなに萌えたん初めて(((o(*゚▽゚*)o)))

2

京一が可愛い!

不良っぽい見た目で意地っ張りだけど健気な受け
これが好きな私は、この作品の存在を知ったとき、是非とも読んでみたい!と思いました。
しかしなかなか書店では見つからず……。
結局通販にしました。
京一は、最初のツンケンした無気力な態度がころっと豹変して、素直な態度に変わります。正直京一ピュアすぎです!
もう少し徐々に変化するのかと思っていたのですが、これはこれでギャップ萌えという感じがたまりません。
攻め目線の話であることもあり、可愛いなあ、と愛でたくなります。言葉責めのシーンも、京一が可愛いくてたまりません。主人公の充は高校生にしては大人びていすぎるようにも思いますが……笑。でも、そんな充も恋によって年相応な面を覗かせています。
芸能界に関しても、なかなかよく取材されているように思います。
大きく印象に残るような話ではありませんが、爽やかに纏まっていて、何度も読み返したくなります。

1

京一のギャップが凄すぎる・・・。

表紙からして、母性本能くすぐられまくりです。笑

表向きには、ロックバンドのボーカルでクールで派手なイメージと抱かれたい男No.1の色気を持った天性のカリスマ、だけど中身は幼くて、自分勝手に振る舞ってしまったり意気地になって譲れなかったり・・・。
そんな彼とは対象的なのが攻め・充。
パッとした華やかさはないけれど、地道に努力を続けてきた演技派俳優で、精神的にも京一よりもずっと大人。あざといところもある世渡り上手くんです。しかもモテモテ。
京一は自分にはない充の大人な魅力に(というか、小さい頃に助けられて一目惚れしていた)、最初は「めんどくさい・・・」と思っていた充も、京一のギャップとひたむきさに次第に惹かれていきます。

昔のエピソードは別にいらないんじゃないかと思うぐらい、互いに自分にないものに惹かれあっていく2人が年相応な恋愛をしているなぁ、と微笑ましかったです。

しかしなりより、ちょっと無理があるよ!(笑)とツッこんでしまうぐらいピュアな京一にキュンキュンでした。
見た目はヤンキー、中身はわんこな「ギャップ萌え」が好きな方には、是非京一に萌えていただきたいです。笑

1

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