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「ワルイコトシタイ」シリーズのスピンオフ。
生徒会副会長の幸村ことユキちゃんと、幼なじみの東雲のお話です。
私はこちらからお話を読んだのですが
「ワルイコトシタイ」シリーズを読んでなくても楽しむことが出来ました。
元不良のユキちゃんは不良時代の写真をネタに東雲に脅されます。
その写真をネタに毎日5分キモチイイ方の遊び相手になることになるユキだがー。
ユキちゃんすごく自分の気持ちに鈍感なんですよね。
はたから見たらどう見ても東雲のこと好きなのに
本人は気づいてなくてそれがもどかしかったです。
そして東雲が可哀想に思えました。
きっかけが脅しなのでそれはダメだと思うけど
でも東雲が本気で脅すはずがないんですよね。
(勝手に読んでそう思っただけですが…。)
エッチもするのに東雲の事が好きだと認めないユキちゃんに
「俺の事大好きなくせに。認めちゃえよ。」と言う東雲。
身体は正直で東雲に好きだと言われただけでイッちゃうんですよね。
普段の真面目なユキちゃんからは想像できないぐらい
エッチの時は泣いて乱れるのですごく良いです!!!!!!
結局認めないので付き合ってはないものの
どうみても東雲の事が好きなユキちゃんでした。
東雲とユキちゃんのお話以外に
「ワルイコトシタイ」シリーズの永遠と帝のお話も入っています。
こちらもすごく面白かったので「ワルイコトシタイ」も読んでみようと思います。
悪いコでもいい?→嫌いじゃないけど→ワルイ男でもイイ
(↑帝×永遠と東雲×ユキを混ぜちゃってます)
◾️東雲(1年生)×幸村(2年生,生徒会副会長)
著者近影の理想の攻めポイント、桜賀先生に大賛成です。
・楽観主義
・殴られても蹴られても動じない
・無人島でも生きていける
うーん、大変いいですね。二つ目は特に受けに殴られても蹴られても愛が変わらないタイプ、大好き。帝にしろ東雲にしろ女慣れしてそうな雰囲気もいい。
永遠と正反対なようで、ユキちゃんの方向性も似てる気がするんですよね。色恋に慣れてなくて泣いちゃう感じが。可愛いなぁ。
しかし胸ボタン開けすぎだろ東雲。
東雲×幸村メインの巻なんだけど、ギャグ要員に使われてる頭おかしくなった帝が良いです。帝はもっと焦ることを覚えろ!
「無慈悲」シリーズに続いて、「〜じゃないけど」シリーズも人気が高く、本編「ワルイコト」シリーズよりもスピンオフの方が、それぞれ人気っていうのも、このシリーズの魅力。
私は、最初読んだ頃は、ツンデレが過ぎてうるさい、ユキちゃんが苦手だったんです。断然「無慈悲」シリーズだろっ‼︎ と。ですが、何度も読み返しているうちにジワジワと虜になっていく、その魅力に気づかされるのです。そして、何と言っても、その素直じゃないユキちゃんに惚れ抜いて、(きゃ♡)どんなユキちゃんでも受け止める、懐の深い東雲。普段の鷹揚さとの、そのギャップ‼︎ 萌えますね。この男はまた、何でそんなにシャツをはだけて着ているのか⁈ ユキちゃんとの体格差も相まって、とてもワイルドなセクシーさすらあります。高1なのに。
さて。七王さんもビックリな、美人さんの幸村は、幼少の頃から男という男につきまとわれ、痴漢され、強姦未遂の経験まである、トラウマ持ち。ユキちゃんの凄いところは、それで引きこもる事なく、身体を鍛え、腕力を備え、喧嘩っ早い不良に成長したこと。しかし、頭のいい高校に入学したのを機に、その過去を封印し、生徒会副会長として、優等生を貫いているのだ。実は物凄い努力家で真面目。東雲は戯れに、ユキちゃんが不良だった頃の姿を学校の皆んなにバラす、と脅し、エッチな要求をする。受け入れてしまったユキちゃんは…。と、いう何たる‼︎な展開。
そんな事しなくても。ユキちゃんは東雲に抗えない好意を抱いていたし、東雲だって、後に後悔するのだ。脅してるから、言いなりになっているテイだけど、本当にユキちゃんの事が好き。ユキちゃんを好きで、抱きたいってこと、分かって欲しい。
ユキちゃんは、ユキちゃんなので、決して素直には言いません。むしろ、東雲に抱かれたがっている自分が許せない。東雲に「好きだ」と言われて感じまくってるユキちゃんが可愛い過ぎます。ユキちゃんの気持ちは…やっぱり言えない。モノローグにて、ようやく「…嫌いじゃない…」。ツンデレが過ぎる、ユキちゃんの精一杯の言葉。タイトルの意。ニクい‼︎ (キュン♡)可愛すぎます‼︎
この二人のキャラデザインが、ちょっと 久遠 × 七王 さんに似ていて、私も最初の頃は戸惑いましたが、慣れてくると、その全然違うじゃん‼︎ と、きちんと見えてくるのも不思議な魅力だと思います。比べて、東雲がいくら大人っぽく体格もしっかりしていると言っても、七王さんの様にユキちゃんも美形だと言っても、ちゃんと二人より若い。高校生らしく幼ないのです。その辺りの微妙な描き分けもさすがだなぁ、と感心します。
巻末には、「悪いコじゃいけません!」が収録されていて。相川家兄たちが、末弟の永遠を心配している様子が描かれています。七王さんもカメオ出演していて、ちょっと羨んでいる。久遠と付き合う前の物語。久遠も永遠を誑かしている(と、思われる)帝を許せない筈なんですが、帝にキスされて、トロンとして、抱き返してる永遠の様子を見て、割り込まずにそのまま立ち去るんですよね。兄らしく、永遠が良いなら、それでいい。っていう優しさが垣間見れて、ニクいシーンです。
本編のスピンオフ作品。
前回のスピンオフ『遊びじゃないの』はスピンオフと言うのもどうかと思っておりましたが、こちらはキャラの関係性が完全にスピンオフでした。
攻めは本編の受け(永遠)の友人で不良の東雲。
そして受けは生徒会副会長の幸村。
この二人幼馴染み(お隣さん)で、中学時代今とは打って変わって荒れていた幸村を知る唯一の存在が東雲。
この辺り完全に、幸村いつかは東雲に首絞められていただろうところですよね(苦笑
こちらのシリーズはいわゆる王道なのでその辺り裏切らず、東雲にあやしい約束をさせられてしまいます。エッチなね。
個人的にはツンデレ受けやメガネ受けは苦手要素なので、幸村はかなりアウトなのです。
本編の方に登場していた時は、完全に苦手キャラでした。
ただ実際読んでみると、思っていたよりも東雲に翻弄されて言いくるめられて可愛い部分もありました。
しかし前巻でうすうす感じていましたが、メガネないと他の黒髪キャラと見分けがつきにくい…
これって桜賀さんの絵柄が綺麗系だから起きるのかもしれません。
『ワルイコトシリーズ』のスピンオフで、副会長と隣に住む不良カップルのお話です。
生徒会副会長をしている幸村には、隠したい過去があります。それは、中学の頃に不良だったことで。そのことを知ってるのは、昔一緒につるんでいた隣りに住む、年下の東雲だけです。
そんな過去をバラされたら…と思っているところに、東雲が「毎日遊び相手になってほしい」と持ちかけてくるのです。その内容は、気持ちのイイことで。
仕方なく応じているのに、今までの痴漢たちと違う感情に幸村は戸惑います。
幸村は、綺麗なのに喧嘩が強くて、そのギャップがイイです。なかなか、どころか全然素直じゃない、最強の天邪鬼で好きなんて絶対言わないのが可愛かったりします。
一方の東雲は、幸村に関しては一途で執着も強いし、ツンデレな幸村を丸ごと受け入れてるのが好きです。
ラブラブな二人が見られる日は来るのか!?と、ドキドキしながら次巻に続きます。