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表題作は極道モノ大阪弁(私関西人なのでうれしい)
跡取りの龍が幼なじみの直を好きすぎるのがいい。
立場上、直が危険な目に遭うことがあり離れようとするけど、お互い大事すぎて一緒にいると腹くくるいい話。
「何モンやねん」「人間じゃ」とか「誰や」「西島じゃボケ‼︎」他ツボな方言多数w
「どうしようもないけれど」続編も収録✨
めちゃいい話!
仕事ができる黒川にきゅんとする島野がかわいい。
疲れ切った黒川にやさしくなるとこも
2人のことが社長(島野父)にバレて花嫁の父みたいになるとこ笑ったw
社長懐が深い。
仕事を通しての信頼関係かっこいい。
カバー下漫画もおもしろい
神をつけたい。
神でいいんじゃないかと思う。
じゃあ神評価にしたらって言われるかと思いますが、何かが紙一重で違うような…。
でも、あー、もう神でいいや!!
というわけで、ヤクザの5代目跡継ぎの龍と幼馴染でカタギの直樹。
イサク先生の人物描写、一寸の無駄のない説得力あるストーリー進行、堪能させていただきました。
これですよ、こういうのが読みたかった。
長すぎる片思いで、直樹のこととなると失血多量で意識がなくなるレベルの刺された痛みすら感じない龍の強い思いとか、ひどい妄想癖とか、守るために離れる決断をしちゃうところとか、全部大好物です。
対する直樹もイサク先生お得意の男前受けで、肝が座りまくってます。
暴れる龍を一喝して落ち着かせる。
見当違いに動こうとする龍を前に、潔く腹を括る。
カッコイイ。まさに理想の姐さん。
メイン2人のキャラクターも素晴らしいのですが、展開も良いのです。
高校卒業2ヶ月前から始まって、跡継ぎトラブルで自分たちの今後を自覚して、新興勢力の罠に立ち向かうことで想いと絆が深まって、「これがあったからこうなった」という因果が無理矢理こじつけた感じがなくて自然に入り込めました。
キャラ設定が完璧でも「動かされてる」感があったり、作者さんの意図が透けて見えたり、心の動きが「え、なぜ急に?」みたいな違和感が生じてしまったりすると興醒めしてしまうのですが、それが一切ありませんでした。
本当に龍と直樹という人間がいて、2人の記録を見ているような気持ちになれます。
この感じ。
この感覚が味わいたいがために、イサク先生の作品を読みたいと思うのです。
本当にストーリーテリング、キャラ作り、天才かと。
同時収録では2巻のレビューを書いたときに「こんなシーンを見てみたかった」と書いた、「どうしようもないけれど」の社長バレ!!キター!!
予想していた結果だったけど、そこまでの流れが思っていたのと違いました。
破天荒っぽい社長だからあっさり認めるかと思いきや、そこはイサク先生。
より説得力のある流れを読ませてくれました。
描き下ろしの龍とデレ直樹も最高。
わたしの中で神と萌2評価の基準は、「読み終わったあともしばらく考え込んでしまうほど心が揺さぶられまくったかどうか」や「家の壁紙にしたいくらい作画が好きか」だったりするのですが、この作品に関しては「どっちにも微妙に届かないけど、好きだからいいや!」と思えてしまったので、神にしました。
むしろイサク先生が神ということで。
萌2に近い、萌評価です。夏目先生が極道ものを描くとどんな感じになるんだろうと想像がつきませんでしたが、微笑ましいやりとりは変わらずに、ちゃんと読者が欲しがるポイントは押さえてあって、こういう和気藹々としたヤクザ達もいいなぁと思いました。喧嘩がめちゃくちゃ強いのに、昔から直樹一筋で軸が一切ブレない龍之介と、そんな龍之介よりも強くてクールな直樹。2人の関係性のバランスもすごく好み。最後は直樹の方も、龍之介を求める気持ちがあるんだということを印象付けてくれて、普段とのギャップがたまらなかったです。
中学生のBLの知識があまりないときに、色んな作品をとりあえず試し読みして漁ってたのですが、この作品を読んで、なか、やばい!これはメッチャ好き!となるも、
しかし、購入したいも古くて本屋さんにはなく、取り寄せの在庫もない… マヂデ━━Σ(゚Д。ノ)ノ━━━!!?
本屋さんでは買えないんだ…でも、諦めたくない!これはすごく読みたいから!
でも、親に腐女子バレしたくなかった私はアマゾンでの注文をお願いすることもできず…そうだ!!ネタバレサイトを読み漁ろう!!!
そこから、ネタバレサイトを読み漁る日々が続きました。
数枚の画像で妄想を補完したり、ネタバレサイト、試し読み、ネタバレサイト、、と繰り返す日々が続き、半年!笑位経ち、そろそろ本編がいい加減に読みたくなっていました。
そんなとき、学校の男子の先輩でAmazonを使いこなしてる人がいて、昔のわたしにはすごく格好良く見えたのです。そうだ!この人にお願いしよう!?と何を思ったのか、先輩にお金を渡して作品を届けてもらいました。
その、作品を手にしたときの感動…!!一生忘れないと思います。
中身はネタバレサイトを読みまくっていたため、全部知っていましたが、すごくキュンキュンしましたし、直樹が可愛すぎるよ!龍之介もめんこいなぁ!!
直樹くんはツンデレなのですが(どちらかというとクーデレが近い気もしますが)、
龍に好き好き言われてもハイハイ言ったり、キスしてええか?と聞かれると殴ろか?と返したりするのに攫われたときにお前らと龍を一緒にするな、とびしっと言ったり、男前…心から龍之介のことを大事に思っているんだろうなぁ…とぐっときます。
直樹も龍大好きなんですよねー!!
てゆうか、一話目読んだとき衝撃的だったですよね〜キスは許すんかい!!
あと、料理男子っていうのも良すぎません?
描き下ろしの龍の家にゲームしに来る直樹は可愛すぎました。普段塩なのに〜!
龍と一緒に泣きながら喜びました。
ワンコ攻めってやはりいいなぁ…。ツンデレ受けも至高だよ。
個人的には直樹みたいなツンツンしすぎない、男前のツンデレがすきなんです。
あと、関西弁!!良かったなぁ。
幼馴染もいいよね。
とにかく、自分にとって好きでしかない部分を詰めてくださった神のような作品でした。ありがとうございます…夏目先生。
初めて読んだ夏目イサク先生の作品です。
夏目先生はどの作品も絵が綺麗で読みやすいですし、ストーリーも面白いです。
ファンの方が多いのも納得です!
私は地雷が多いらしく、ヤクザ系(極道)もダメなのですが、こちらの作品はラブコメだったので全然大丈夫でした。
本編
『タイトロープ』と描き下ろし
同時収録
『どうしようもないけれど リターンズ』
『タイトロープ』
大原組5代目跡取り 大原 龍之介と定食屋の息子で幼馴染 里谷 直樹のお話。
龍之介は組を継がずにカタギの仕事に就いて、大好きな直樹と幸せに暮らすことを望んでいます。
直樹は昔から龍之介を1人立ちさせようと頑張ってきましたが、龍之介の態度は全く変わりません。
お付き合いはしてないけれど、中学生の時からキスはする2人。
直樹大好きな龍之介のせいで、直樹にも彼女が出来ません。
ある日、大原組の跡取りの件でチンピラたちが龍之介を襲います。
龍之介を庇った直樹が怪我をしたことから、5代目を継いだら直樹から離れることを宣言します。
ちなみに、龍之介より直樹の方がケンカは強いのです(笑)
今まで龍之介のために距離を置くことを考えていた直樹は、龍之介の言葉により「自分が一緒にいたい」思っていることに気が付きます。
そんな直樹がとった行動は、「一蓮托生」を意味する盃を交わします。
その後もチンピラたちの嫌がらせは続き、とうとう直樹が後輩のテツと共に拉致らてしまって…。
最後は龍之介が直樹とテツを助け、大原組が落とし前で別組織を解散させて、一件落着します。
龍之介も大好きな直樹と結ばれて良かった~。
なんと12歳からエロい妄想をしていたようで(汗)
ずっと我慢していたのですね…。
龍之介の直樹に対する愛情が可愛くて、ヤクザ系(極道)なのにほんわかして読めました。
個人的には、直樹に西島をボコボコにして欲しかった(笑)
そしたら龍之介の立場がないんですけど、直樹は強いので西島ぐらいにやられて欲しくなかった!
描き下ろしの『その後の龍之介の妄想日記』では、タイトルの通りに龍之介の妄想が楽しめます。
「妄想もつよく願えば現実になるのだ……」
龍之介の座右の銘ですね!
極道系が苦手な方でも楽しく読める作品です。
『どうしようもないけれど リターンズ』
『どうしようもないけれど (1)(2)』のその後です。
(株)シマノの営業部チームリーダーの黒川さんと(株)シマノの社長令息の島野くんのお話。
2人がお付き合いしているのが、島野くんのお父様にバレてしまい…。
島野くんのお父様はもちろん(株)シマノの社長です(汗)
『どうしようもないけれど (1)(2)』は、サラリーマンCPです。
こちらのシリーズも面白いですよ。
夏目先生はどの作品もハズレがありません。
気になっている方はぜひ読まれることをおすすめします!