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表題作パパがあいしてる

観月,子持ち組長
濱口純一郎,組の顧問税理士

同時収録作品兄バカ / 兄バトル

薬師寺 兄
千尋 弟/高校生

同時収録作品勝手にしやがれ

金城
ゴウ

同時収録作品青春協奏曲

橘聖人 転校生

その他の収録作品

  • よなかのパパはちょっとちがう

あらすじ

観月が代表を務める組に新しい顧問税理士としてやってきた濱口純一郎は有能だが、冗談ひとつ言わないカタブツな男。つかみどころがない純一郎にあれこれとちょっかいをかけて楽しんでいた観月のひと言から、ふたりの関係は微妙に変化して―!?篤くて不器用で優しいはみだし者たちを描いたシリーズ5編と「デリケートにキスして」の愛すべきキャラクター銀ちゃんの番外編を収録したコミックス。
出版社より

作品情報

作品名
パパがあいしてる
著者
吉池マスコ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
竹書房
レーベル
バンブーコミックス 麗人セレクション
発売日
ISBN
9784812470374
3.5

(30)

(8)

萌々

(5)

(13)

中立

(3)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
12
得点
102
評価数
30
平均
3.5 / 5
神率
26.7%

レビュー投稿数12

エロくていい!!

初買いの作家さんです。立て続けに雑誌とかで読んで、それが非常に萌えたので、興味が募って買ってみました。
…大正解でした!!

表題作はヤクザ×会計士のお話。
二人とも何というかかわいい人達でしたね。特にヤクザの観月さん。娘はいるけど奥さんはいない様子。事情の説明は一切ないんですけど、娘のさやかを非常にかわいがってるらしいのが、読んでてほっこりします。
会計士の濱口が何となく気になるのもなんだか流れ的に自然だし、娘のさやかが随所でいい感じの働きをしてくれるのもよかったですね。
この方の絵柄って独特でさっぱり目なんですが、その割には不思議なくらいにみんなイケメンに見えちゃうし、エロシーンのエロさは特筆すべきものがありますね!!
何というか「手順」がものすごくよくわかるんですよ。前戯からクライマックスまで、こうなったからこういう風に流れた的な。随所に遊びのようなものが挟まれてて、それが更にエロさを煽る相乗効果になってます。
コマ間がエロいといいますかね、ものすごく人間くさいんですよ。普通のエロシーンにはあまり挟まれない一コマとかがあって、それがいい感じに更にエロくしてくれてる感じですね。
この絵柄では想像できないほどに、結構濃厚でエロいです。

エロの事ばっかり書きすぎましたが、そのほかのストーリー部分もよく出来ていました。
多少説明不足?なところはありながらも、ストーリーそのものを邪魔しない程度なんでさほどは気になりませんでした。
時々挟まれるギャグシーン的なやり取りがいいスパイスになってて面白い!
一番好きなやりとりは濱口に「告るぅ~~~!」と泣きじゃくる娘のさやかに「あ~、じゃあパパちゃんがかわりに告っといちゃるけん」という父の観月の辺りですかね。
何この萌え親子!って思いました。二人とも濱口が大好きなのが駄々漏れでそういうのもほのぼのしちゃうんですよね!
あ、そういえばこの作品は方言萌えもありますね。攻めの観月の方言攻め言葉がたまりません!

その他の作品もよかった! 特に兄バカシリーズに萌えました。
さっぱりな絵柄で微妙に敬遠してて損した!と後悔しました。前もそういう事あったんですが、学習しない自分に腹が立ちました。
只今ヘビロテ中です!

10

一線を越える時

絵柄が苦手かも…という方、あなたがエロ描写重視の方でしたら絶対!読むべし!
しかしながら、決してエロだけじゃない。人間の情と優しさも溢れているんです。

「兄バカ」「兄バトル」
禁断の兄x弟。弟はずっとお兄ちゃんが好きで…。初Hで想いを告げる弟くんと受け止める兄の、一線を越えるその時。切羽詰まったような激しい描写に息を飲みます。
「兄バトル」ではこの兄弟の過去のいきさつ、血が繋がってないことが明かされます。こちらのHシーンがまた驚異ですよ。

「よなかのパパはちょっとちがう」
暴力団の組長 x 顧問税理士。
会計事務所の父親の後を継いだカタブツメガネ。あんまり素っ気ないんで極道から逆にちょっかいかけられて。
仕掛けてくる観月、流される純一郎。
ここのページの設定がニクいんだよなぁ。めくる前はさ、飲めない酒を飲んで倒れた純一郎が帰りますって言って、観月は危ないから帰さんって言ってる。普通の会話ですよ。それがページめくると観月が純一郎のネクタイつかんで口づけしてる。ページ1枚で空気も世界も一変。この「一線を越える」という描写!
純一郎『このままじゃあなたに抱かれてしまう』……………はわー。

「パパがあいしてる」
また素っ気ない純一郎にパパがイライラ。娘のさやか(園児)は2人を心配して、みんなに黙って勝手に純一郎の家に来てしまう。パパちゃんの事嫌いになっちゃったん〜〜?って泣いてしまって。
さやかを迎えに来た観月を部屋に入れる純一郎。ドア裏で純一郎を抱きしめる観月。
純一郎『また…あなたに抱かれたら僕は…あなたの事を好きになってしまう』…………くうっ。
さやか可愛い。方言もいい!

「勝手にしやがれ」
ヤクザで取り立て屋の金城 x 親に見捨てられた中国籍?のゴウ。
世間のはぐれものが寄り添って。情の深い金城と真心を返そうとするゴウの、愛の物語。

「青春狂走曲」
「デリケートにキスして」の銀ちゃん。
機械科の転校生に恋して…聖人の心の内側を聞いて、笑って身を引く銀ちゃん。カッコええ。

7

ヤンキーとかヤクザとか

萌萌。(MAX:萌萌萌:神に近い)
マスコさん体験4冊目なのでそろそろ分かってきたんですが、ヤンキーとかヤクザとかそんなはみだし者たちがお好きなんですね?握手したい。

今回も丸々そんな男たちの恋が、ちょっとずつリンクしつつ収録。この甘いんだけどベタベタしてない感じがいいですな。
ややシリアス調ですがあくまで当社比なだけで、やっぱり笑いも仕込んであります。グッジョブ。
他作品にも共通しますが、ふざけた顔の脇役がたいへんツボです。いいなあこの古典的ギャグ。

「兄バカ」「兄バトル」
ソープランド店員でヤクザの兄×反抗期突入?な高校生の弟
昔はべったりだった弟が最近冷たい…(泣)←ヤクザ兄
弟のひそかな想いが垣間見えるところや、薬師寺の「兄ちゃん」ぶりが微笑ましい。
たった二人きりの家族なのに、いえだからこそ芽生えた恋心に萌え。お互いが大事な存在っていう気持ちが溢れていてキュンとします。
兄弟萌えなのでエッチの時の「にいちゃん…っ」っていう台詞と、二人のチンの大きさの違いにとっても萌えてしまいました……。
弟はうさぎちゃんな顔して何気に小悪魔ちゃんだと思う。

「よなかのパパはちょっとちがう」&「パパがあいしてる」
子持ちの組長・観月(方言攻め!)×顧問税理士・濱口
漢くさい魅力で押せ押せの観月と、かっちりスーツに眼鏡のイメージそのままのつれない感じの濱口。
素直じゃない濱口との間を、観月の子供のさやかちゃんがおこちゃまパワーで取り持っています。
もー、このさやかちゃんがものすごーーくラブリー×10。
大好きな人たちには仲良くしてほしいっていう、子供のひたむきな気持ちにホロリときます。ちっちゃい子を描かせるとピカイチですな。
しかしこの方のフェラは本物(AV)っぽい。照れちゃうよ。
因に観月組長は「ベイビーカムヒア」というコミックにも出演しておりますので、合わせて読むと二度美味しいです。

「勝手にしやがれ」
ヤクザ者の金城×親に捨てられ金城に拾われた少年・ゴウ
たった一人の家族の母親に蒸発されたゴウにとって、世話をしてくれた金城は例えヤクザでも、大事な恩人。金城を楽させるためなら何でもするゴウの、バカな純情が切なく愛しいです。
スレてるのに一途。しかも誘い受け。イエス!

「青春狂走曲」
普通科高校生・銀ちゃん×不良ばかりの機械科に転校してきた少年・聖人
おーそうきたか、っていうラストです。これもまた青春の1ページ。
しかし、兄弟萌えなわたしとしては、龍正とのその後がひっじょーに気になります。すまんね銀ちゃん。
そして密かに「デリケートにキスして」というコミックとリンクしてる模様。

決して万人受けする絵ではないんですけどね。
このテンポの良さに捕まってしまい、マスコ作品コンプまで時間の問題となりました。

6

今回も期待を裏切らない

エロさでした゚+。:.゚(ノ*´з')ノ*.キャウw
代表作「パパが愛してる」は、子持ちヤクザと、カタブツ税理士のお話。
とにかく組長がカッコヨイwwダンディwww
子持ち設定モエ。
税理士さんも、カタブツという設定にもかかわらずエロエロくて良いです。
ゼヒひとつ「めがね・・めがね・・」をやって欲しかった(笑
他、お久しぶりなデリヘルな人々や、「デリケートにキスして」に出てきた子達もちらほら。とくに、このデリケートからな別カップルの話。
これの続編がすごく読みたいでのです。なんていうか・・・義兄弟の話がwww
今回の子は当て馬でいいとおもう。そのまま(酷
ちなみに言えば、個人的に一番好きなのは「勝手にしやがれ」の攻さん。
髭ゴリラww俗に言う「狼系」ってヤツですね。でかいナニをぶら下げて、背中は刺青なんだけど、喘息もちとか。実は優しいとか。温和とか。いや、ちょっと好きです。

エロは満点。描き方がなまめかしくて好き。
オッサンがイイ。なんといってもイイ。
コミカルな感じが今回少ないかなというイメージもありますが、相変わらず好きです。
ありがとうございます(,,・∀・,,)ノウマ

4

エロいし可愛い

最近学園もの(と言っていいのかどうか??)が多かった気がする吉池さん。
今回は待ってました、極道さまのご出演です。

表題作シリーズの、パパちゃんこと、観月譲二(すげぇ名前だけどバリバリのヤクザです)その愛娘、さやかちゃん、推定四歳!
可愛い。可愛すぎる!
くりくりおめめで❤高知の方言かな?「・・するに!」なんて語尾も可愛い。

さやかちゃんを溺愛する、男やもめパパちゃん組長の方は、倒れた会計士濱口の代わりにやってきたその息子、純一郎がどーも気になって。
いろいろと誘いをかけてみても、メガネ美人の純一郎君、愛想の欠片もなく、さっさと仕事を済ませて帰っちゃう。
でも❤さやかちゃん❤の「パパちゃんと仲良くしてほしい」の一言で。。。
飲めない酒を無理して飲んでぶっ倒れ、仲良くなりすぎだろ!な事態に!
うーん、パパちゃんもさすが組長。降って湧いた機会は逃さない男っぷり!

なんてーか、正統派なキレイな絵じゃないとは思うんですけど、男前が男前なんだよな~吉池さんって。

この表題作シリーズの他に、
血のつながらない兄弟もの(パパちゃんとこの三下とそのかわゆい弟)と、別の三下おっさんと勝手になついて舎弟ヅラするニイちゃんの短いお話と、「デリケートにキスして」でイイ味出してた、銀ちゃんの、実らないビタースィートな恋バナが入っています。

銀ちゃんの恋が実らないのは、銀ちゃんが恋してしまった転校生、聖人くんに他に想い人がいたからなんだけど、それがまた機械科一の暴れん坊、龍正で(笑)。
しかも腹違いの兄貴だと!

や、そりゃ龍正にはかなわないでしょう。
あの凶暴っぷりに三白眼。そして意外なヘタレっぷり!

「デリキス」の時から羊もやられっぱなしですもの。
龍正と聖人くんは、まだちゃんとくっついてないみたいだし、続きもあるかもね!

3

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