イラスト入り
コミカルチェリーボーイラブ
むむむ、コレは土台がBLであるべきなのか?!
受けの瑞貴はゲイの自覚あり、ゆえに25年間童貞で、、、、
というストーリーですが、そこのゲイ自認以外はBLであることを忘れるくらいの恋愛ストーリーになってます。妄想癖も社長への一目惚れも、その社長が瑞貴を性対象として見れて、惚れちゃうところも。設定がトンデモでライトノベルタッチで瑞貴が女の子でも軽く成り立つので、ちょっと私には合わなかったかな。
軽くて可愛らしい受けがお好みなら良いかも知れません。
ただ、会話のテンポというか、コミカルなやり取りに思わず「ププっ」となるという意味では面白い作品でした!
ともかく、大爆笑させてもらいました。
何度読んでも新鮮な気持ちで吹き出して、腹筋ぷるぷるです。
家族から「何読んでるの?」と危険な質問されると困るので我慢と思っていても笑いが〜(^o^;)
受け様の瑞貴は、妄想たくましく生きてきた童貞の25歳。
攻め様は、瑞貴が一目惚れして片想い中である社長の日下部。
瑞貴にとってトップシークレットの『童貞である』を、日下部に知られた事から発生したあれこれで、憧れの日下部と一緒に食事をすることに。
約束の時間に、車の側で待つ日下部に瑞貴が走り寄るだけで、タックルをかましている結果に、吹き出すしかない(^○^)
そんな調子で、ともかく瑞貴の残念なドジぶりやテンパリ具合が、私の笑いのツボを直撃。
加えて、瑞貴のめくるめく妄想も、楽しかった。
そうよね、楽しんでこその妄想よねd(^-^)
瑞貴の言動だけでなく、先生の発する文章にも笑いました。
頼りになる先輩の高山に相談したくてもできないジレンマを『知恵袋が立っているのに活用できないもどかしさ』なんて(≧▽≦)
先生の表現力にも拍手で大笑いさせてもらいました。
2人の恋模様も、楽しかったです。
受け攻め両視点で書かれているので、瑞貴がどんどん気になりだして、独占欲や執着心を強くしていく日下部の心情ににまにまです。
ただ、なんというか、日下部はカッコつけというか、めんどくさいというか。
ホント、間抜けでろくでもないわ〜( ̄▽ ̄;)
無事恋人になれたのも、高山と西沢のナイスアシストのおかげですね。
瑞貴にとって二十六年目にして生まれて初めての恋人。
これからも2人で大いに妄想を楽しんで、イチャイチャしとくれね。
イラストは大好きなカワイチハル先生。
お花畑な瑞貴やえちシーンでの色気漂う瑞貴、男前な日下部、堪能させてもらいました。
瑞貴のピンクの乳首に日下部の鼻先をちょんとしてるシーンのイラストは眼福です。
その後の展開を、私も十分妄想楽しませて頂きました。
そして、口絵もえっちぃです。
その口絵が描かれている裏表紙も当然です。
表紙がかわいいだけに、裏返して慌てて周囲を確認しちゃいます。
どんくさい受けも、平凡な容姿の受けも、あまり好みじゃない…
のにこの作品は頭からラストまで余すところなく楽しめました!
何故かというと受けがすごい。ものすごい。
まっさらの童貞処女で、童貞コンプレックスと妄想癖があって、
おどおどしてるかと思えば童貞をバラされたくないあまり
先輩を水虫の禿げだと言いふらすと脅し始めたりw
嬉しくて泣き、悲しくて泣き、恥ずかしくて泣き、
ちょっと目を離しただけで迷子になるわ転ぶわ動揺しすぎて暴走して自分は童貞だと叫ぶわ
二週間大好きな攻めと離れてただけで泣いて再会を喜ぶわ
もうなんというかものすごいw
面白すぎるし可愛すぎます。
というわけで最初はやや引き気味だったノンケだった攻めの社長も
どんどんメロメロになっていくんです
こんなに面白くて可愛い童貞がいたら聖人君子か相手持ちじゃない限りペロッといきたくなるよwと納得
いけすかないモブは出てこないし、脇キャラは受けを面白がってるけど良い人だし、
受けはどんくさいところがあるけど仕事は出来るし(実際に仕事をしてる場面はないですが…)
抱かれて処女喪失しても相変わらず面白いままだし
攻めはどんどん受けにハマっていって最後は家まで買ってくるし
こういうお話を読みたかったんだ!!と万歳したくなりました
受けの乳首の描写もとてもよかったです
攻めは受けの素晴らしい乳首がお気に入りで、
口に含んだまま寝ることもあるそうなw いいですねぇ
イラストもお話にとてもよく合っていて、素敵でした
シリーズで読みたいくらいなのですが一冊で終わりみたいで悲しいです
文句なしの神作でした
なぜかこの本が手元に。
高尾先生が好きなので、それで半分寝ぼけながらgetしたと推測。
すいません、みなさん とっても楽しんでおられるようなんですが、
申し訳ないです、ちと低評価・・・
コメディ あんまり好きじゃないんです。
この受けさんのように 賑々しいのは特に苦手(TT)
失敗した。
それから37歳会社しゃちょーは 自社の社員に手を出さないとおもうー
と身も蓋もないことを思う訳。
いやぶっとび設定、ぶっとび受けなんで、いいんだ! と思う気持ちも
あるのですが、やっぱ社長たるもの、社員と会社を守ろうよう。
ということで、今一つ盛り上がれなかった私でした。ぐっすん。
すごく良かったです。ノリが楽しくて最後まで一気読みしました。
高尾さんの作品は一部でコミカル、皮肉に富んだものが多くクスクスと楽しめるものが多いのですが、これもそんな感じでして、主人公・瑞貴が童貞でゲイで泣き虫でどこか的を外した回答をするのが楽しく、それでも絶対に不可能そうなノンケの社長を見事に落としてしまうまでのやり取りが明るく笑えて全然飽きずに最後まで読めました。本当に楽しかった。
いいお話だった、とかストーリーが良かったとかでなく、読んでいる間、会話、やりとりが楽しい!と思える作品です。
しかし、最初は日下部が全く瑞貴に興味をもっておらず、しかもノンケで会社社長という難解なスタートです。
反対に瑞貴は社長に一目惚れしていて、憧れの存在。最初こんなにマイナスから始まるのも珍しいのですが、だんだん日下部のほうが瑞貴にはまっていきます。それに納得できるくらい、瑞貴というキャラクターが面白おかしいです。
コミカルでテンポがいいのは高評価ですが、ストーリーはつじつまの合わないところも多く、もう少しスマートにまとめられたらもっと良かったかも。すれ違いが多くヒヤヒヤします。プライドの高い日下部社長の考えていることがわかりにくい。
「あなたが好きだ」と瑞貴が言ってるのに、「なぜ俺じゃだめなんだ?」というのも何だかおかしい^^;
脇キャラカップルがとてもナイスなフォローをしてくれるのですが、このカップルスピンオフか何かなのかな?と思うほど水面下で動いてる感じがしました…この二人の説明ももっとあれば良かったかも。
表紙は乙女チックな感じがしますが、中身は笑えて明るい気分になれる良作だと思います。