ましゅ
野島健児さんの泣き演技や苦しみ声…今回も光っていました。
いつでも癖になっちゃう声。あざっす!!
メイン二人の出会い編。
吾郎(受け)に一目惚れした良平(攻め)が初回からオセオセで驚きました。
職権乱用、公私混同(苦笑)
レ●プされたばかりの吾郎相手に欲望を抑えられず手を出すなんてさすがにダメ―!
でもまさかのごろちゃん受け入れちゃってるー!!!
嫌がりかたが控え目だったので野島さんのさじ加減、調整具合さすがです。
ただ刑事としてはあるまじきアレコレ!
しかも一方的に告白して相手の答えも聞かずに肉体関係って…いやいやこれはないだろ~が立て続けにきて嫌になりそうなんですけど…
なんだかんだ仲良くしている二人が可愛くて可愛くて…まっ、いっかー(^○^)と流したくなっちゃうのが凄いところ。
中の人の魅力的な演技あってこそって気がする。
電話中のいたづらはなかなかに貴重でキュンキュンきました。
刑事ものとしてはストーリーあますぎだけど、BLとしては美味しい展開だらけではないでしょうか。
ちょっと狙ってる感強すぎでしたが(笑)
それにしてもエコー…というか回想声の繰り返しはなかなか癖強いですな。
ミステリー風味のお話なんだけど、いろいろと陳腐でした。
容疑者をいきなり恫喝する刑事とか、証拠確保の手法とか、ひと工夫すればもうちょい面白くなったんじゃないかなと思って、残念。
容疑者といきなり寝てしまう刑事っていうのは、BLのお約束のひとつとして別にいいかなと思ったんだけどね。
その他の面でリアリティを出す工夫をして欲しかったなと。
ただ、テンポはいいし、主役二人の掛け合いはアホアホながらも面白いし、全体的には楽しめました。
置鮎さんの関西弁はめちゃくちゃ上手かったです。違和感ゼロ。置鮎さんは関西人なのかな。そんな気がしましたが、もし違うならスゴいと思う。
あと、このシリーズは『罪な約束』→『罪なくちづけ』の順番でCDが出てますが、聴くときは『罪なくちづけ』→『罪な約束』の順番のほうがいいです。
時間軸的にいっても、原作小説の刊行順的にいっても、そのほうが話が分かりやすいと思います。