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yoru no tobari hakanaki yawahada
穏やかで優しい帝王です。
『吉原人気の粋な遊び人』という割に、結構不粋な人だと思うんだけど(いきなり色子を抱くとか、他の男の具合を聴くとか、身請けを横からかっさらうとか…)、良いんだ…だってカッコいいんだもん。声が。
花降楼シリーズは、どのお話も色子が好きな人と結ばれる(そして大体金持ち。そうしなくちゃ身請け出来ないもの…)シンデレラストーリーです。
正直、この忍は他の色子よりも幸薄いです。でも、運は誰よりも強いと思います。
うっすいカルピスみたいな…
上澄みは薄いけど、下は濃かった!みたいな。(すみません)
そして私は一番忍が好きです。
だって岸尾さんが可愛いんだもの。
確かに色子としては生きにくそうだなぁと思いますが、もうちょっと周りに目を向けて、もっと我が強かったら、蘇武や原には惚れられなかったけど、売れっ子にはなれたと思うんです。
そこまできたら、別人だけど。
正直、当て馬の原とくっついても忍は幸せにはなれたはずです。
最初から原が出て、原側からもっとドラマを作り込んだら、絶対原応援してた…。
間違い無くただのツンデレ。今流行りのツンデレ。
『好き』と言わせようとする原が哀れで愛おしくて、『原あああっ』て叫びました…。
こんなに健気な当て馬もそうそういないと思うよ?
お金持ち二人をこんなに惚れさせるなんて、実は魔性の男!忍!ですよね。
優しいジェントル帝王を聴きたいときは、是非この蘇武帝王を聴いてみて欲しいです。
「花降楼」シリーズBLCD、三作目でございます。
現代なのか??? …と目を(耳を)疑う吉原ワールドで、
薄幸の娼妓が御大尽に見受けされるのがお約束…
なシリーズ中でも、ひと際…薄幸感が突き抜けている受様のお話です。
ホントに花降楼の椿姫を地でいってる娼妓・忍には、岸尾氏☆
「お魚食べたい…」のモノローグで始まる、貧乏感といい、不幸感といい、
色白で儚げな地味顔役を熱演でございます。
対する攻様・蘇武の若様役の森川氏。
正直…これはちょっとした驚きだった!
あのBLCD界の帝王・スーパー攻様が当たり役の森川氏がですよっっ!!
とことん良い人役なんである。
御大尽だけど良い人、粋な遊び人設定だけれど善良な坊ちゃま風。
煌びやかなきれいどころよりも、地味で控えめで心優しい妓を選ぶ、やはり良い人。
まったくもって正しい男なんである。
帝王然とした美形攻声なのに、しゃべるセリフはとことんマトモ。
「こんなに美形声なのに、ここまで性格良い役なんて~☆」
…とまあ、これはこれでファンの意表を突いてくる、嬉しい驚きだったりする。
逆に…BLCD界によくあるのが、
「ここまで美形声なら、ここまで傲慢役でもまぁ~当然、萌える。」
とかなんとか、ファンに言わしめる美声も、少なからずある。
(↑例えば…子安氏の声なんか、この典型だけどねぇ。)
今回なら、華麗なる当て馬・原様役の樫井氏が、このタイプ。
ベッドで変な嗜虐趣味があって、けっこう露悪的なサドッ気発言。
でも正真正銘のツンデレ…という役どころは、
やはり腐女子心には、かなりツボ。
とはいえ…お話の中で、忍が選んだのは、紳士な蘇武様。
こういうトコロが…ファンの勧善懲悪心をも満足させる、
ちょいレトロな時代劇っぽい、お涙頂戴モノなんです。
それにしても…良い人な帝王、新鮮だなぁ☆
シリーズかー。遊郭とは……。
どんな感じでしょうか。
ということで、原作未読で
花降楼シリーズ聴いてみました。
H度は、これも標準とエロエロの間くらいかな。
あいかわらず、時代背景はよくわからないのですが、
面白さもあいかわらず、なので良いとおもいます。
捨て子だった幼少期、
花降楼の楼主に拾われ恩返しのためにと、
性に合わない色子として働いている
儚げで、芯の強い
忍(受:岸尾大輔さん)と
名家の御曹司、花街の憧れの的、
紳士的で、男前、どこか冷めた雰囲気の
蘇武貴晃(攻:森川智之さん)のお話。
健気、好きの私としては、忍、最高でした。
性格がかわいらしい。
森川さん演じる、蘇武貴晃、LOVEなシーンの時の
淡々と語る感じ、甘ーいです。
ドキドキしました。
それと、「忍」と呼ぶ声が
やさしくて暖かい気持ちになりました。
甘くて切ない、応援したくなるような、カップルでした。
花降楼シリーズの中でも、今まで聞き逃していた作品の一つでした。
聞くきっかけは森川さんにはまったから・・・・。
話自体はもうひたすら忍がけなげで儚くて、途中病に倒れてしまった時はこのままもう助からないのでは・・・とはらはらしてしまい、聞き続けるのがつらくなってしまったぐらいです・・・。
それだけに、最後病も克服して、身受け問題も解決し、大好きな蘇武様と無事結ばれた時には感動して泣いてしまいました。
しかし、蘇武様素敵!!!
冷静に考えるとツッコミどころもあるダメな子なのですが、とにかく声が良くてゆるせてしまいます。
上品で優しい感じのしゃべり方の森川さんが新鮮で、とてもよかったです。
花降楼シリーズの中で一番好きなキャラがダントツで忍なんですよー。
何といっても遊郭設定で美形揃いな中で地味だって所がいい!!地味受スキーとしてはときめきます!
そして健気受な所もいい!健気受スキーで地味受スキーな自分的な萌えツボにドストライクなのが忍なのであります。
その忍[受]役が健気受演技に抜群の安定感を持つ岸尾さんとくればそれはもうもうたまらんですよ!!ばふー!!
攻役の森川さんとの相性もばっちりで、ともかく健気!
容姿が地味で気の利いた言葉も言えないから忍はあまり人気が無くて、それ故にお金も無くて食事時にお魚が食べたいんだけど我慢する、そんな姿が可愛い……。
忍が好きな相手に巡り会って身請けの話も出て、やっと幸せになれるって矢先に病で倒れてしまう。
当て馬として原というS気のある攻がいい味出してます。
一見酷い男に見えるんだけど、この男は本当に忍の事が好きだったんだろうなー。
自分的にはむしろこの当て馬の原の方が好きかも…まあ性癖には多少問題があるけど忍への愛情は本物だし、原ルートでも良かったなあと思う位に好き。
いや、決して蘇武が嫌いって訳じゃないんですが、原タイプの攻の方がこう素直に好きと言わない分執着攻っぽくって好みなんですよ。
やけに熱く語ってますが、原の出番はそんな多くないです。
健気で一生懸命な忍が最後にちゃんと幸せになってくれて嬉しかった。
岸尾さんの健気受演技は実に好みです、今作でもその魅力は最高に発揮されてます。
花降楼は遊郭物ですが、設定は現代なので最初ちょっと戸惑う部分もあるかも。慣れちゃえば平気なんですけどね。
あとシリーズなので通して聞いた方が分かりやすいし楽しめるけど、単独で聞いても分からない事は無いとは思います。
地味健気受好きや、岸尾さんの健気受演技好きな方にはオススメ。
森川さんの出演されるBLCDはいくつか聴いてきましたが、この作品の森川さんは男前ど真ん中!という感じで大人の男の色気全開でなんだかもう…とにかく素敵でした。
CDを聴くために原作を読んだときは、蘇武は「忍には誠実かもしれないけれど、かなり強引で根はちょっと傲慢なヤツ」だと感じたのですが、森川さんの声で演じられると「…実はもうちょっとイイ人かも」と思ってしまいました。それほど包容力と一途な独占欲を感じさせる素敵な演技でした。うっとり…。
一方の岸尾さんは忍の健気な雰囲気にピッタリで驚きました。聴くまでは岸尾さんのイメージと忍のキャラクターに共通点が無いように思えていたのですが、杞憂でした。最後、とっても幸せそうな声が聴けて良かったです。
原作のとおり、最後(フリートーク前)のトラックに綺蝶×蜻蛉のSSが音声化されています。シリーズのファンにはお馴染みのカップルということですが私は初めて聴きました。平川さんの綺蝶が男前だけど綺麗なイメージに合っていて印象的でした。
2020年現在に眺めると主役のみならず脇役に至るまでのキャスティングが豪華で、どの盤を聴いてもおおむね満足感の高い花降楼シリーズ。
CDを聴き始めてまだ1年も経っていない新鮮な状態の耳だからこそ思いますが、CD作品のシリーズものではわりとトップクラスで質の良い当たりシリーズなんじゃないかしら。
役者陣はもとより、シナリオライターさんのお力も素晴らしいんだと思います。
まだ聴いたことない方の目に止まれ〜と思いながらレビューします。
本編だけで11作出ていますが、1作ごとに主役が変わっていくオムニバス形式なのでどこから手を出しても大丈夫だと思います。
本作は3作目。
私は森川さん目当てに本作から入って、脇役で登場する綺蝶(CV平川大輔)と蜻蛉(CV緑川光)の関係性が気になる&なんだかすごく萌えるぞと次に聴いた彼らのお話(2作目&9作目)で盛大にこのシリーズにハマりました。
個人的には上杉(CV三木眞一郎)と玉芙蓉(CV遊佐浩二)の7作目もおすすめ。
本作は遊廓モノとしては一番王道の、地味で幸薄い受けが素敵なお金持ちの攻めに救い出されるシンデレラストーリーです。
優しくて包容力のある名家の御曹司〔蘇武〕を森川智之さん
健気でいい子だけど地味顔で客のつかない薄幸の色子〔忍〕を岸尾だいすけさん
お二人の声と演技がしっかりと役柄にハマっていて、ハッピーエンドに辿り着くまでの切なさを安心して聴けます。
時系列的には、忍が蜻蛉の部屋付きになって4年経った頃のお話。
私がすごく好みだったのは、普段は穏やかで余裕があり紳士的な蘇武が嫉妬で余裕をなくして他の客にどんなふうに抱かれたのかと無粋なことを聞きながら忍を抱くシーンでした。
絶対的紳士っぽいタイプが見せる余裕を失って紳士度がちょっと下がるさま、すごーく萌えます( ´艸`)
忍は、岸尾さんの演技がとにかく素晴らしい。
これがマンガだと地味って言ってもぶっちゃけまぁ可愛いからな…となってしまうところを、音声だけだとそれがなく演者さんの声の表情が全てで、で、巧いんですすごく。
控えめであざとさもなくめげずに健気に頑張ってるけど色々報われないことだらけの薄幸なキャラがちゃんと頭に思い浮かぶ声でした。
この子のお腹が膨れるだけ私がお魚を買ってあげたいよ。。。
最後の「愛で痴れる蜜の劣情」は、綺蝶×蜻蛉の番外編。
時間軸は蘇武×忍の本編と同じで、忍が倒れて病院に運ばれた時に綺蝶が忍の為にやいたお節介からのエピソード。
蘇武の友人である都丸は客の選り好みが激しい蜻蛉がめずらしく気に入ったそぶりを見せる客で綺蝶は嫉妬心から嫌ってるんだけど、それを「同族嫌悪?」と蜻蛉が言ったことで綺蝶がそれってつまり…都丸を気に入ってるのは俺と似てるから?と心の中で少し嬉しそうなのがきゅんでした。
綺蝶×蜻蛉は彼らが主役の盤以外でも随所に散りばめられている小さなエピソードのひとつひとつにいちいち萌えてしまう〜
ほんと好き。
こういう小さなエピソードのたびに、一緒に華園を出れて幸せになれた2人を改めて祝福したくてたまらない気持ちになります。
ところで私は原作未読組なんですが、何の前情報もなしに本作を初めて聴いた時の「取り壊されたビルの跡地に〜」って始まるナレーションに「え?ビル…?えっ?」って頭が一瞬止まるこの舞台&時代設定な。
蘇武の携帯が鳴り出した時は頭の中に浮かべていた映像がなんだかおかしなことになりましたよ…!
ちなみに2作目では綺蝶が「セクハラ」とか「ソープ嬢」とか言ってるし、7作目には「コンビニ弁当」が出てくるw
蘇武×忍の身請け後のお話はシリーズ5作目の「華園を遠く離れて~弄花~」で聴けます。
原作未読。
シリーズ半分くらい聞きましたが、シリーズ通して被りのないキャラ設定が面白い作品。
そして、安定のあるストーリーと脚本。
原作未読でも楽しめるの良作シリーズなのでお気に入りのシリーズです。
蘇武こと森川智之さん。
穏やかな話し口調。
いい人が滲み出る話し方。
この作品は攻めも受けも本当にいい人で、真面目なキャラ設定なので、私的にはもう少しヤンチャめの
御門×椿の方が好きです。
今回はストーリーが若干強引??
後半にかけてちょっと強引な展開が盛り上がりに
急ブレーキがかかってしまい残念な気がしました。
とはいえ面白い作品ではあるので、キャストのファンならおすすめかな?
花降楼シリーズ第3弾。
儚いというか健気な忍のお話です。
というわけで、岸尾さんの忍ははかない感じの声。
途中で、病気にもなるので尚更はかない。
地味というのもあるけど、声のトーンははかないし、か弱いかな?
でも、椿にキツイ物言いされてもめげずになんとか乗り切れる感じではあるのだが。
一方の蘇武の森川さんもやさしい穏やかなトーン。
静かな落ち着いたどこか甘い声です。
2人とも甘いやさしい感じなんだ。
お互いに想い合って結ばれて。
その間に入ってくるというか、蘇武より先から馴染みだたのが原。
この原がまたイイ味出してるんだー。
抱き方の嗜好というかそういうのはわりと嗜虐的みたいなんだけども、ただ苛めたいだけじゃなくて。
どうにもこの人はちゃんと忍を好きなんだなって感じられる部分が多々あって。
意地悪言ってるようにであって、そういうのが言葉に滲んでたりするので嫌いになりきれません。
むしろ、なんか好きかもvとか思ってしまった。
さすがにこの人の救済はないと思いますが(笑)
あと、綺蝶と蜻蛉のお話もあって。
短い後日談みたいなものですが。
蜻蛉が非常にかわいくてステキでしたv
綺蝶もやっぱりステキでしたしv
フリトは岸尾くん、森川さん、緑川さん、平川さん、成瀬くん、遠近さん、小野さん、樫井さんで一言ずつ。
特典フリトは岸尾くん、森川さん、成瀬くんの3人。
岸尾くんの「言いたかっただけなんで」って感じのノリのフレーズがちょいちょい入ってました(笑)
面白かったです。
花降楼シリーズの三作目。
シリーズものですが、作品ごとにカップルが変わるので、単体で聴いても大丈夫です。
しっとりと紡がれる、現代の遊郭を舞台にしたお話。
森川さん×岸尾さん
森川さんは、粋の欠片もない客の役。
なんか「彼を馴染みにしたい色子だらけ」みたいな設定でしたが、こいつが遊郭で人気になるのはあり得ないぜよw
ほかの客のことを気にして閨での話題に出しまくる、
そもそも最初は金を払わずに寝る、
さらに色子の世辞に対して「みんなにそう言ってるんじゃないの」という禁句を言う、
受けの昔馴染みの客に向かって「私が相手だと(受けは)淫乱なぐらいに感じます」と言う、
などなど、色街での「粋」の欠片も分かってないタイプじゃありませんかw
ただ無骨なタイプでもなくて、天然紳士って雰囲気なのが良かったな。
対する岸尾さんは、客に上手い世辞のひとつも言えず、感じる演技もなかなかできない不器用な色子。
名コンビじゃないか!と思いました。
この攻めにしてこの受けあり、みたいな。
シリーズ中でも一番健気な性格の受けで、すごく可愛かったです。
脇役陣もいい。
平川×緑川の売れっ子コンビはもちろん、椿(成瀬さん)や原などなど、主役カップルを取り巻く脇役陣の個性が光ってました。
椿の不器用な優しさ、ホントにいいね。ツンデレツンデレ。
で、なにより、原ですよ。
原が見せた最後の優しさには「いいなー」と思わされました。
セックスにあそこまでの嗜虐趣味がなかったら、主役を差し置いた人気脇役になってたんじゃないかな。
あの嗜虐趣味のせいで聴き手(読み手)の目がくらんじゃうだろうなと思ったんですが、普通に考えるとかなり可哀想な役回りの原。原がんがれ。