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他の方も書いてらっしゃいましたが、モブ無しです。それでもエロさは大いにあって、さすがです!
受の夕霧のキャラが好きでした。気丈な美人で、でも柔らかさもあり。そして皇族だから上品。
表紙の通り、この体格差。
体格差(ゴリマッチョ×華奢)、
金髪碧眼×黒髪•黒い瞳、って好きな要素だらけなのでほんと好き!
ストーリーは王道だし、ラストはあっさりしていたかもしれないですが、そんなのどうでもいいくらいに萌えが多かったです。
挿絵も素敵ですね!
ブックパス読み放題で西野花さん祭りをしているのですが(私が勝手に)、こちらも良かったです。姉弟でも性格と才気に優れた姉が政に向き、弟は男女関係なく好む外国の皇帝へ愛でられる為に国を出る、という性差の少なそうな?国ミカサ。
皇帝に侍る為の調教を兼ねて、攻が受にどうして欲しいか強要するHシーンが多い(強請る時の言い方を教えといて自らノックダウンされる攻め。でも分かるその気持ち)のとか、恋も体の関係も初めての受けが「何をされても憎めないのは、初めての相手だからか?」と攻めに訊いてしまうの、可愛いやら切ないやらでした。
初めて二人が夜を共にした次の日、夕霧にフリゲートが
「まだ、私の感触が残っているのではないですか?」
と言う言葉がエロいー。しかしそれは強がる夕霧への心配の切出しで。大切に育てられた心体を踏み躙られることから退いてもいいのではないか、と道を提案するところが優しさがありました。
フリゲートの口説き文句も気障だけど美しいし、夕霧がフリゲートを気にして髪を下ろしたり、後ろ姿を見つめたり、敬称なく言われた事について反応したりと印象的な間のある雰囲気がロマンチックで良かったです。
あれ、西野さんなのにアレはなしですか?
本当にですか?と思いながら、最後まで信じられないまま読了した本作。
そうなんですよね、ありそうな設定なのにモブ姦無しでした!(絶対エロ王様くるだろ!と身構えていたにも関わらず…)
個人的にはその辺りがかなり肩透かしだったんですけど、それが苦手だから手が出せないという方には朗報ですね。
舞台はファンタジー世界。
帝国ヴァージニアの圧力に屈した小国ミカサは、講和という名を被った妾姫を差し出すことに。
それは本来ならば姉姫の務めであったものの、親王である夕霧が代わりを務めることとなり、そんな真っさらさらの彼へ床指南をすることになったのが攻めの准将フリゲートでした。
これはフリゲートと夕霧の恋物語です。
ええ、もう、床指南だとかそういうのはもちろんあるしメインではあるのですが、これはもう純愛系?しかも1:1だなんて。
西野さんの書かれる受けなので芯が強く、弱音を吐かない高潔な夕霧ですので、最後まで1:1でいけたのはわたしの肩透かしは置いておいて「よかったね!」という展開です。(で、でもやはり欲しかった…)
納め方はどうにも都合が良すぎる感もありますが…
あ、それからせっかくの美しいイラストを堪能されるならば紙媒体推奨です。
わたし電子だったので、挿絵無しでしたから。
もっと非道な感じをイメージして読み始めたのですが
西野作品の中でもダントツ甘めな作品でしたね゜*。(*´Д`)。*°
だってモブに犯されてないんだよ!?
そこかいなって話ですが、攻しかしらない受なんて
めったにいらっしゃらないのです。
お話はといいますと、姉姫の変わりに
自らの身体を差し出した受が、准将様に調教と称して
犯され、蹂躙され、あまつさえトロットろに感じてしまうからだへと
変貌を遂げる。
敵国の王に譲渡されるのを覚悟していたのにもかかわらず
いつまでたっても。最終的には~というお話でございます。
結局自らの国に帰っても、
ぽけっとしている姿がかわいく。
あんなにいやだと思った相手のはずなのにな部分が
ちょっとばかりかわいいなと思ってしまいました。
純愛って感じでもないですが、攻しかしらない受っていうのも
西野作品では
なかなか無いので読んでみるのもありかなと思います。
非常にエロティックで、ストーリーの起伏もあり、よくまとまったお話でした。イラストが内容にぴったりで、夕霧の流れるような黒髪が美しかったです。
夕霧は皇子らしく気丈でナヨナヨしていなかったのが好きでした。一方のフリゲートは、序盤は感情が見えにくいのですがどんどん良い男になって行ってニヤニヤしちゃいました。
架空世界のミカサ(≒日本)とヴァージニア(≒ヨーロッパの国)を舞台に国と国の駆け引きなども描かれており、ちょっとした歴史モノの壮大な雰囲気もありました。クライマックスからの急展開に少々の強引さは感じましたが、まあ許容範囲かな…。
それにしても登場人物は何語で会話しているのだろう。