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表題作心臓がふかく爆ぜている

大手から転職してきた一見完璧なノンケ・降矢信仁30
実は有名なプロデューサーの地味なゲイ・斎藤弘30

その他の収録作品

  • スローフード
  • あとがき

あらすじ

地味で大人しいサラリーマン・齋藤の前に現れた大手企業から転職してきたかっこいい降矢――次第に惹かれる斎藤だったが…!?
出版社より

作品情報

作品名
心臓がふかく爆ぜている
著者
崎谷はるひ 
イラスト
志水ゆき 
媒体
小説
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
幻冬舎ルチル文庫
シリーズ
心臓がふかく爆ぜている
発売日
ISBN
9784344817906
3.5

(76)

(13)

萌々

(28)

(25)

中立

(7)

趣味じゃない

(3)

レビュー数
24
得点
259
評価数
76
平均
3.5 / 5
神率
17.1%

レビュー投稿数24

男運のない男が、幸せになる話

こちらのシリーズ、一作目の作品なのに、以降の3作品を先に読み、最後にこちらにたどり着きました。
なので、斎藤と降矢が無事付き合いをしている事を知った上で読みました。
ゲイで男運のない、地味な顔の斎藤が、過去の彼氏らにされてきた事や、その事での自信の無さを知ると、不憫で。。。
降矢との付き合いが始まっても、普通の付き合いをしたことがない斎藤は、何をするにも悪い方へ考えてしまうし、え?!っていう事も言い出すし(1人でレイトショーとか)、もう誰か助けてあげて~と思います!
挙げ句に、降矢が色々と忙しくなってしまい、浮気疑惑まで。斎藤目線で読んでいるので、降矢が悪い!と感じてしまいますが、結局はお互いの嫉妬からで。仲直りも一筋縄ではいかないのが、面白さかなぁ。

不憫な受って、あまり好みではなかったのですが、斎藤はどん底過ぎて、応援したくなるタイプで、可愛さもあり良かったです。

6

もしこの作品が、男女関係の話でマンガだったら

マンガ雑誌kissみたいなのに載ってそう…。
大人の女性向きっぽい、テレビドラマ化されそうみたいな…。
あと、適度に流行を取り入れてるみたいな…。
崎谷先生の作品はそんな話が結構多い気がします。
こういうBL作品は少ない気がするので、増えて欲しい!!
でも、そういう作品ができたら普通誌やテレビドラマ化を目指すか…そこまでは完成度が高くない感じで出してくれないかな〜。
素直にkissみたいな雑誌を読めばと言われそうだけど、BLがあるほうがやっぱりおもしろいんです!

3

納得のいくネガティブ受けキャラ

日々の生活に疲れてきたら、絶賛崎谷さん再読期間に入るという私的ルーティーン。
最近崎谷さんの完全新作に飢えに飢えているので、1つ1つ再読して書いてないレビューを。

癒しを求めているとき、疲れたときは無意識にこのシリーズを選んでしまいます。ヒーリングやリラクゼーション、ロハスにスローフード。リア充を謳うセレブ達のステイタスとかSNSのネタくらいにしか思ってない私でも、疲れたな~と思ったらグリーンレヴェリーシリーズのこの作品と、もうひとつ、『静かにことばは揺れている』を読んでしまう。

特別好きなシリーズではないのですが、ダメな男にひっかかっては傷ついてきた自分に自信のない斎藤がまたダメ男に失恋して、同じタイミングで転職してきた降矢と出会うところからお話がスタートするので、彼が社長である綾川や相手の降矢の支えで少しずつ前に進んでいく姿を読みながら、自分的にも浮上のきっかけを探す感じです。

結構早い段階でふたりはくっつくのですが、その後に色々すれ違います。ただ、これって降矢の言葉の足りなさとか優先順位の度合とか八方美人なところがかなり災いしてると思うし、ネガティブな性格の斎藤が云々てことでもないかな、と。ハイスペックで気遣いのできる(と思われていた)降矢にも、もう少し修行が要るのかな~(笑)

崎谷さんの作品の中に数多存在するネガティブ受けの中でも、斎藤は読むたびに評価上がるキャラです。最初は「どんだけネガやね~ん」とか思っただけだったけど、尽くすキャラの根底にはこれまでの経験とか信念とか、亡くなった彩花に対する思いとかもあって、納得できるんですよね~。

『俺に夢を見ないでほしい』『ぐずぐず言われたら面倒くさい』って言われたら、その後何を言われても私なら立ち直れないかも~(T_T)しかも元々ノンケのイケメン彼氏に!

まぁ結局はお互いの気持ちを再確認して、ラブラブ一件落着なんですけど、あぁ斎藤はやっぱりこの先もウジウジしながら生きていくんだろうな~と思いました(笑)同棲することになって、どんな夫婦になるのかな~。。。幸せになってほしいな~って思える作品です。

5

私好みのカプなんだけれども‥

イケメンハイスペック攻様×経験はこなしてるけど恋愛にはウブな受様。

対象的なカプって上手くいってるときは、
パズルのピースみたいに、欠けてるとこが埋められる幸せを感じるけど、
ひとつ歯車が違えるとタロットの正位置が逆位置になるみたいに
狂っていくんだよね‥しみじみ。

両想い後の言い争いは‥ある意味修羅場なんだけれども‥
作品が斎藤目線なのもあって、
悪いのは早とちりした斎藤みたいになってますが、
果たしてそうなのかな‥ともやもや。
私自身が「うじうじ」タイプなので、
どうしても斎藤に共鳴しやすいところはあるのですが、
降矢の言葉もいろいろヒド過ぎると思います。
私だったら、仲直りしても根に持ってしまいそう。

元カノの相談にのるけど、詳細は話せない。
デートもキャンセル、メールの返信もなし。
それで「俺のこと信じられないの?」って、信じられるかぁ!!

「面倒くさい」の承知で口説いたんなら、
もっと言葉のチョイス考えようよ。
営業なんだから、本来得意だと思うんだけど。そういうの。

10

癒やし

人間関係のごたごたした気持ちをふっきるため、手持ちの恋人関係重視系BL小説再読!
気付いてみれば5年ぶりの再読でした。
買った当時は…当時の人間関係に悩まされてました(笑)ナツカシイ

初見ではあまり派手な大恋愛でもないし、少し心理描写の深い恋愛小説くらいに思っていたのですが…
再読した今、この作品は「特効薬」と感じてます。


考えの攻撃ベクトルが全て自分自身に向いている。
それは作中の受けの性格でも、私自身の性格でもあります。

目の前には理想とかけ離れた泥臭い現実しかないけど、恋愛に夢をみてしまう
「ペシミスティックすぎて言葉がまっすぐ伝わらない」

そんな受けに感情移入しながら読み進め、ふたりの成長とラブラブを読み終わる頃には心が浄化されていました。


崎谷先生は、私たち(あえて複数形とさせていただく)の傷を舐めて癒やすのが非常に上手い。
ケンカして、お互い言いたいこと言って、また元に戻れる…弘と降矢のキャラクターだからこそ描けるテーマなのだと思います。
私もそういう人に出会えると信じさせてくれる。
それが崎谷作品の「癒やし」効果、特効薬なのだと思っています。


あと、えっちが濃いです(笑)
これも崎谷先生のデフォルトですね。
さいごの「完全なマクロビオティック」が云々の件、若干変態っぽいけれどこれくらいの言葉責めは大好きです(笑)

8

くっついたり離れたり

じれったくてイライラして「もう勝手にしろ」
と言いたくなるような二人なのに目が離せない・・・
そんなお話でした。

地味でおとなしいゲイの弘は、大手企業から転職してきたイケメン降矢と
付き合うことになるが・・・
なんでもマイナス思考の弘とプラス思考の降矢
今まで真っ当な恋をしたことがない弘が
降矢に夢中になりながらも、自分の気持ちが日々UP、downして
自分自身でもうまくコントロールできずに年甲斐もなくあたふたする。
とっても好きなのに、すごく愛してるのに口から出るのは
それに反した言葉だったり、気持ちとは違う行動をしてしまったり
年齢の割には心は幼い弘に対し、男らしい降矢は自分を信じて付いてこいタイプ。

些細なことでお互いの気持ちにすれ違いができ
小さな亀裂が徐々に大きな日々になり、そして割れる・・・
そしてその亀裂を自らが大きくし思いきり叩きつけて割ったのは
弘であり降矢であり・・・

降矢が元カノの相談にのっていることをわかっていても
何度も何度も予定をキャンセルされたり、挙句の果てには
追い返されたり・・・
合いカギ渡しといて、あれはないですよね。
あそこまで派手な喧嘩すると、逆に清々しいとさえ思えてしまう。
弘もさすがにあそこまで見てしまえば、ああなっても無理はないと
なんとなく同情してしまい、降矢に対しそれはないでしょ?と思えてしまいました。
本当はお互い簡単に離れられないと心の底では思っていても
弘のお得意なマイナス思考がどんどん悪い方へと動いて
肝心な時に肝心な行動がとれない。
でも、それって誰にでもありうることなのかな・・・とふと思いました。
誰かに夢中になり、その人だけしか目に入らなくて
好きで好きで、この気持ちをどうしたらいいかわからない・・・
そんな時に元カノを自分のマンションに連れ込んでいるところを見たら
誰だって頭に血が上ります。
弘があれだけ爆発できたことの方が、良かったのかも

割と長いお話で、いろいろな場面がありますが
自分的には、降矢がクリスマスの約束を元カノ優先にし
マンションに一緒にいるところを目撃した弘が切れて大喧嘩になる
あのシーンが、やじ馬的観点で覗き見しているようで
一番盛り上がりました。
というか、本人たちは修羅場だったのでしょうが笑えました。
そして、お互いの本音に胸が熱くなりました。
あまりにも弘が必死で可愛くて・・・
そして、降矢の気持ちが真っ直ぐで真剣で・・・

二人のHシーン結構あるのですが、一番「おー」と思ったのは
初めて降矢が弘の中に入った時に言ったセリフ。
「ここって突き当りがないんだ。ぜんぶ、どこまでも入る感じ・・・」
なるほど、たしかに突き当りないわね・・(笑)
あまりに素直な感想で、感心してしまいました。

かなりイライラする二人でしたが
最後にはそのイライラ感が心地よくたまらない・・・
喧嘩のシーンは何度も読み返しては、きゅんとして笑ってます。

7

いい話なのに攻めの理不尽さばかりが目立ったのは残念でした

崎谷はるひさんの作品よく登場するイケメンで仕事のできそうな攻めと自分に自信がないネガティブな受けが出会ってカップル成立までのあれやこれや。

小さな誤解からすれ違ったり別れの危機に陥る話は多々ありますが、降矢の対応や言い分があまりにも理不尽でありえないと思わせる展開で崎谷作品としてはもうちょっと書きようがなかったのかと残念になりました。

降矢は弘に対して「言わずに察しろは無理」と言いながら自分は何も言わずに信じろという身勝手。
元カノからの相談を、いくらヤクザや犯罪がらみといえ恋人にも隠すのはどうかと思う。
職業倫理上部外者には漏えいできないなどの事情があれば別ですが、よほど弘を信用していないようでかわいそうになりました。
週末デートも我慢しているのに降矢がかつて結婚まで考えていた元カノと頻繁に会っていると知って気分いいはずはないのに。
いくら鈍感でもあり得ないと思う。

様子のおかしい恋人の心が離れてしまったと思い始めた弘が、苦肉の策として仕事がらみで一緒に出掛ける約束を楽しみにしていたのに前日のメール1本で断られ、おまけに仕事の参考にしようと思っていたイベントは何の役にも立たないものだったというところで泣きそうになりました。
せめて恋人の顔を見て疲れをいやそうと思ったのに、恋人が元カノを家に呼んでいたということを知れば誤解しない方がおかしいというものです。
家に来た弘を迷惑そうに「すぐ帰るから」と言ったり、冷た過ぎる。
そんなぼろぼろな状態の弘の心情を思いやることもできずに時間が欲しいという言葉に正月休み明けまで放置っていうのは無神経でおおざっぱというより頭が悪すぎて先が思いやられます。

地味で自分には一つもいいところがなく、仕事の上でもこんな自分が前面に出てはイメージダウンでがっかりさせると引いてしまう弘。
それは男運が悪くいい恋をしてこなかったせいなんですがそんなネガティブな性格も理解したうえで好きになったんだから、降矢はそこんところちゃんとフォローが必要だし理解すべきだと思うのです。

アロマや癒し系の話は興味深かったし、後ろ向きな性格の弘が恋人や周りの人の助けもあって自分に自信を持っていくようになる話もよかったのですが、ありえない誤解の原因から混乱していく展開は興ざめでした。

7

テーマは「夫婦生活」?

どこまでもネガティブにジメジメ悩んでしまう斎藤と、そつなく見えて大雑把な降矢のちぐはぐカップルのお話でした。

斎藤のジメジメはすごく女子っぽくて、悩んでおどおどしている斎藤が可愛かったです。いっぱいいじめて泣かせたくなる感じで、斎藤は過去にひどい男と付き合っては捨てられているんですが、ちょっと昔の男の気持ちがわかる気がしました。これはいじめたいよねぇ(笑)

対する降矢はというと、登場シーンから定番の男前かと思いきや、ちょっと抜けた男前。完璧にスマートなわけではなく、斎藤の地雷を踏みまくったり大雑把だったり、中身は発展途上のイケメンです。恵まれた要素を持て余しているのが生身っぽく、親しみがわきました。

この二人、正反対というほどではなく、かといって似ているわけでもないために、なんだかぎこちないのです。のんびりから突然アクセル全開、かと思えばふいにアクセルを離して慣性走行。しびれをきらして急ブレーキ踏んで、車体の軋みが止まる前からエンジン切っちゃう。その思うように進まない感じが、ちょっとリアルを思い起こさせました。

そんな生身っぽい二人だけに、どうしても納得いかなかったのが、痴話げんかでの降矢の言い分。かなり身勝手なことを言っていると思うのは、私が女性だからなのかなぁ…。どっちもどっちとしか思えないのに、お互い相手を詰ってるところはほんと夫婦喧嘩ってこうだよな、と苦笑。その仲直りの仕方も、リアルの夫婦げんかもこんな風に終わるよなぁ…とまた苦笑でした。

でも、こういう夫婦はたいてい長続きしないと思われて、さらに降矢の発言により読後感は微妙でした。「スローフード」でその補填のはずでしたが、やっぱりこういうなだれ込み方をする夫婦は以下略。いっそ、シリーズの途中で一度がっつり破綻してくれるとすごく面白くなりそう、なんて思ってしまいました。

既婚者にはちょっと苦いお話なのかな?と思いました。


4

ジメジメ・・・

受け様はジメジメウジウジしている自分に自信がないです
美人受けではありませんが、じみ~にエロい感じですねw
攻め様は出来る男でイケメンですが、見た目より中身は
プレッシャーに弱く胃をいためていて、凄い気がきくタイプではありません

お仕事系の話で読みごたえあって、1日で読み終えちゃう自分でも
結構読み込むと時間かかりましたw
恋愛もありですが、仕事系の話もしっかりしていてとても面白かったです

今回は受け様に萌えたかな?

2

結局、雨降って地固まる…?

なんか最近、ブサメンまたはジミメン受けの作品ばかり読んでいることに気づきました…無意識にマイブーム?
まぁ、それはさておき(^_^;)
崎谷先生お得意のネガティブ受け×イケメン攻めのお話でした。あんまり萌えたとこは無かったんですけど、5段階評価で言ったら4くらいだったので萌え×2にしました。
攻め君はイケメンだけどなかなか人間味のある、というかちょっとかっこいいけど中身フツーの男子、でした。本人も顔と中身のギャップに悩んで胃炎まで起こしております(汗)
顔が良いのも大変なんですねぇ…。

男運のない受け・弘とさわやかノンケボーイの攻め・降矢。出会ってから付き合うまで、トントン拍子に話は進んでいきます。
でも受けは今までダメンズとしか付き合ってこなかった(むしろ、お付き合いだったのかも疑問)な恋愛しかしてこなかったので、フツーのデートとかお付き合いの進展の仕方とか…とにかく初めてのことばっかりなんですねー。そのうち、自分と降矢の温度差というか接し方のギャップに戸惑い始めます。はたから見たら、順風満帆でただのノロケでしかないんですけどね(笑)綾川にも呆れられてます。
まぁ、崎谷作品によくある、受けのネガティブぐるぐる劇場の始まりなわけです。
でも今回のは攻めにちょっとイラッとしましたねー。
元カノの相談に乗るからしばらく会えなくなる、とかはまぁよくある展開ですけど。それを正直に受けに打ち明けるのもまぁ良しとして。
だからって、なんっっのフォローもしないで逆ギレとかないわー。これは男も女も関係ないですよね。
なにも情報を与えず、フォローもせず、疑心暗鬼になれば『俺を疑うのか?』って…。当たり前ですがな( ̄O ̄;)!!
むしろ、ここまで待ってた弘はネガティブだけど、度量の大きいというか心が広いというか…大変涙ぐましい性格をお持ちです(>_<)よく頑張った!
降矢のマンションで鉢合わせしたとき、わめき散らさず静かに去って行く弘を想像すると、せつなくなりました(涙)人って本当に怒ったときって、妙に冷静になるし無表情になるんですよね。
確かに降矢の言い分も間違ってはいないんだけど。
弘のネガティブがコトを複雑にした部分もあるんだけど。
やはり、女性目線では弘側についちゃうかな。
まぁでも結論を言うと、不器用なバカップルの初めての大げんかのお話でした(笑)
最後に一つだけ。タメなのにいつまで丁寧語で喋るんですかね、あの2人(笑)まぁ社内恋愛だからバレないための配慮なのかもしれないけど、なんかそのうちバレそう(苦笑)

3

グリーン・レヴェリーシリーズ1作目。

う~ん、正直なところこのシリーズはあまり好みではないんです。

なんというかキャラクターがどうも好きになれなかったんですよ。
齊藤(受)のネガティブさ・卑屈さも、そういうのは苦手要素ですらない私でさえちょっとイラッとしましたが、もともと『ネガティブ・ぐるぐる受』自体は好みの範疇なのでそれはまあいいんです。

それよりも降矢(攻)の無神経さの方が私はダメでしたね。特に後半の元彼女が絡んでくるあたり。これ『誤解するな』って方が傲慢でしょう。理由の問題ではなく、行動が。
正直、ホントにこんな男でいいのか!?とさえ思いました。

綾川が(あくまでもこの作品単体で、脇キャラクターとしてなら)一番いい味出していたと思います。

3

じんわり沁みます。

3大!!崎谷さん作品と勝手に個人的に思っているのは、
本作「グリーンシリーズ」「不埒シリーズ」、「不機嫌シリーズ」なのですが、
読み返し、やはりやかったので、レビューをさせていただくことにしました。

ロハスやアロマなど人を癒すことにおいては
人よりも知識があり、他には無い能力があるんだけど、
ネガティブで、恋をしても、ダメ男ばっかりにひっかかり、
恋愛もうまくいかない。
そんな受の会社に中途で入ってきたのが、イケメン攻!
このイケメン攻は、外見はイケイケ(死語?)に見えるのに、
実は、繊細というか、純なところがある。

そんな2人の恋のお話なのですが、
仕事のお話がアロマとか人をいやすお話だからなのか、
タイトル通り、静かだけど熱い思いがある物語でした。

3

結果的にはお似合いなのか?

CDが出たんで読み返してみました。
こういうネガティブ受は嫌いじゃないです、っていうか結構好き。

ハーブやアロマ系を扱う小さいけれど安定してる会社の創立者の一人である弘〔受〕はゲイで自分に自信が無いタイプ。
そしてつい最近も失恋したばかり。
そんな彼の前に、営業として中途採用された見るからにイイ男・降矢〔攻〕が現れます。
ノンケの筈の降矢は、弘に好きだから付き合ってくれと言い、弘もそれを受けて2人は恋人同士に。
何事もネイティブに受け取ってしまう弘なんだけど、降矢はそれを受け止めてくれる深さも持っていてこのカップル、ラブラブしてるじゃーんと思った矢先に、降矢から暫く会えないといわれてしまうんですね。
こっからがですねー、降矢の言動にかなりイライラします。
誤解するなっていってもそりゃ無理ってもんでしょ的な行動をしまくるのですよ。
元々がネイティブで自分に自信がない弘ですから、もう自分達の関係はダメなんだと思い別れを決意します。
でもこれは弘がそう考えてもおかしくないと思う、っていうか降矢の言葉や説明が足りないーー!!
一応後でフォローはされてるけど、それでもやっぱり身勝手でちと無神経だと思う!
自分は弘と降矢なら絶対に弘の味方に付きますね!

でもまあそんな大雑把なところのある降矢と繊細な弘はお似合いっちゃお似合いのカップルなのかも。

社長の綾川が女装趣味ではないのに子供の為に女装しているというかなりインパクトがあるキャラで、弘の理解者でもあり親友でもありなかなかいい味出してます。

5

攻めがいい

どうしたんですか、先生!
リアルで恋愛でもしてるんですか?って思ったくらいなんかリアル。

最近、砂原作品ばっかり読んでたから特にそう感じたのかな?

舞台はオーガニック製品ブランド業界。
攻めは大手から転職してきたイケメン。
受けはうじうじを通り越して卑屈。
自分に外見のコンプレックスがある受けは最初は攻めに苦手意識があるんですが外見と内面のギャップに惹かれていき、無事付き合うことになるんです。でも自分に引け目がある分、受けは素直になれないんですよね。
で、すれ違いが生まれるという。

攻めの降矢がいいです。
崎谷作品の攻めって、すごく行動力があったり、ありえないほど包容力があったりするじゃないですか。
でも降矢は等身大な30の男性です。拗ねるし怒るし迂闊だし。あ、でも実際には存在しないくらいには完璧ですが。
受けとタメなだけあって、二人とも同じ目線で恋愛をしている気がします。

そこが好感持てます。

受けはうじうじしすぎですね。
もっとしっかりしなよ!って思いますがしっかりしてたら話が進みませんかから(笑)

あと崎谷作品にしてはエロ描写が軽い。いや、やってることはやってますけど、簡略されてます。でも濃厚さは充分伝わりますが。

一つ残念だったのは、せっかく志水ゆき先生のイラストなのに綾川社長のカットが無かったとこですかね。
でもこの人出たら主役達食っちゃうでしょうから。
スピンオフでは見れるんですよね。
まだ読んでないので、是非読んでみたいと思います。

4

なかなかいいカップル

崎谷さんの地味受でここまで卑屈なのは初めて見ました。笑
が、少し共感するところもあり、頑張って欲しいとは思ったんですが若干乙女すぎてイライラ…。もう少し芯が強くなっていく様も見たかったな、という感想です。
攻めの降矢はまさに「肉食系男子」で、これもこれで、今時いないなあ、と思わせるドリーム感はありました。
降矢の気持ちは男の我儘、斎藤の気持ちは女の我儘といった具合にかなりリアルっぽく書いているのですが、どこかドリームに感じてしまうのが良さです。

二人が大喧嘩をしているときの、降矢の厳しさが好きです。
私だったらあの厳しさで惚れ直してしまうところですが、斎藤は逆に考えてしまったので、面白いなぁと思いました。
感情が色々と二転三転するので、感情的に考えたいときにはお薦めの一冊です。

3

ドラマCDになるという噂を聞いて読んでみました。

降矢信仁×齋藤弘のリーマンものです。

正直、初めの方にハーブがどうのとかロハスがどうのと言われてもさっぱりわからなくて「どーしよ・・・読みきれるか?」と思ったんですけど、途中から、

齋 藤 が ネ ガ テ ィ ブ す ぎ て 若 干 イ ラ イ ラ し ま し た (`・д・´)

まぁ過去に、とんでもない恋愛をしていたとはいえ、ネガティブすぎです。

どんだけマイナス思考なんだ??って思ったり。降矢は少し無神経な所もあるけど、まだ印象はいい方でした。イケメンで仕事が出来るけど、完璧じゃないのがツボでしたね((´∀`*))

綾川も結構好きでした。主役が地味なんでちょっとアクセントをと、あとがきに書いていましたが、綾川はいい味出してましたね~。( *´艸`)

とハーブとかロハスとか横に置いといて齋藤のネガティブさにイラっとし、綾川に癒され・・・。というのが何回か繰り返しありました・・・(ノ∀`;)

最後はハッピーエンドですが、アウトドア派とインドア派が付き合うって大丈夫なの?って思うので彼らの今後が読んでみたいなぁと思います。

3

ポジティブ×ネガティブ

「地味受?それならこれがあるよ!」と友人に勧められたので買ってみました。

なにこれ萌えた。
斎藤がエロ可愛くてきゅんきゅん。降矢がいい男すぎる…たまらない。

地味受こと齋藤のマイナス思考が斜め後方にかっとんでも降矢(攻)が理解を示そうとしてくれるのがいい。
包容力あるな~。精神的に抜群の安定感がある。
その割に、仕事失敗して落ち込んじゃったりするのがかわいい。
失敗と言うか、三十って言ったら仕事が面白くなり始めると言われる頃で結果も出して自信もそこそこある男が同じく同年代の男にはねつけられるんだけど、まあそりゃ落ち込むよね。
でもそれをゆる~くフォローというか、彼の自尊心を突かずに保育園の先生みたいに「うん、そうだね。でもこういうところもあるんだよ。ほらね」と教える齋藤がいい。
ていうか、なんかわからんけど齋藤が可愛い(結局それだ…)。

で、中盤でこの人たち出来上がっちゃうんですが、中盤でこれということはこの先きっとなんかあるよねーとざわざわしながら読み勧める。

来た。
来ましたよ。

すれ違い喧嘩!

この言い合いがリアルだなー。
私は思考回路が齋藤よりなので、齋藤の気持ちがわかるんだけど、降矢はポジティブシンキンなので齋藤の思考に「はあ?」となる。
わかるよ。「はあ?」ってなるよね。
でもネガティブシンキンはポジティブシンキンの「はあ?」がムカつくし傷つくんだよwww

でも自分たちの考え方の違いとか、己の欠点とかを自覚して真逆の思考回路の相手に整然と説明できる、という手法が取れるのが降矢の最大の強みかもしれない。
理路整然と「俺はこうでしたけど齋藤さんもこうでしたよね?」となって「うるさいムキー!」となる齋藤がかわいい(こればっかりだ)。
「あなたがこうできないのはわかります。でもおれもこうできません」と言えるのがすごいね。
あと男女の同年代だと有り得ない「齟齬のなさ」がある意味リアルかもしれない。

5

リアルなのかファンタジーなのか

自分の容姿と性格と性癖にコンプレックスがあるとことんネガティブな主人公が見た目よしで仕事も出来るイケメンに恋をした。
主人公のネガティブは軽くイライラする一方すごくよくわかるような気もする。
弱気で自分に自信のない受が、パーフェクトな攻に愛されて幸せになるかと思いきや、そう単純には行かないところがこの作品のよさだと思う。

攻の降矢さんは見た目もよくて仕事は出来るけど、あまり細やかな気は使えないという割と普通の人。
ネガティブ斉藤の地雷もばんばん踏んじゃうし、恋人としてそこは優先しようよということを後回しにしてしまったりする。
なんかこのジャンルでは逆に珍しいキャラクターかもしれません。

夢は確かにある。BLとしても成立してる。なのに妙な所がリアル。
不思議な作品でした。

3

幸せを願いたくなる/ネタバレ有り

ネガティブ受けは苦手なのに幸せを願いたくなる魅力があった^^
地味だがエロさはたっぷりな受けというのが自分としては新鮮v
興味の無かった分野の話だったがそれも面白く読めたのでマルv

受けが幸せになるのを本気で願いながら読めたためか、攻めの
意外と足りない部分にいらいらしたのが残念な箇所…
完璧に見えるのにそうではなかったパターンは現実的で萌えだし
かわいい男だと思えるんだけど…

後半の元カノの一件が拙過ぎて受けがかわいそうになった…
この男でいいのかなほんとにーーーーといらいらしつつ…
後で理由がわかって大団円になるのはわかっていたが理由も案外
うーーーーーん感じだったのが…

1

いってしまえば痴話喧嘩のお話

不幸体質、ちょっと天然で子供っぽい受けは
実はあまり好きじゃないんですが
(●´ω`●)よかったです。

アロマだとかロハスの会社での社内恋愛のお話。
受けは、悪い男にばかり惚れてしまうゲイ。
攻めは、イケメンすぎて中身とのギャップに悩むノンケ。

崎谷さんのビジネスものって、ちょっとうんちくっぽくて
序盤は読むのきついなぁと思ったのですが
つきあいだす展開が速いのでダレずに読めました。

攻めがすごくイケメンで包容力があるのかな?と思いきや
ところどころ恋愛の地雷を踏んだり抜けたことをしたりするのが
妙にリアルでおもしろかった。
そして受けは、身体ばかり経験を積んでるけど中身は乙女
夢見がちな恋愛観を攻めがかわいいと認めつつも
ちゃんと注意してあげるのとかよかったな。
つきあってからのゴタゴタ、いってしまえば痴話喧嘩のお話
大人の恋のお話だけども精神的には、どちらもまだまだ子供。
欠けてる部分をぶつけあって生々しく恋愛してました。

いつもどーりエロも、たっぷり。
個人的には、映画館での指セックスのくだりが良かったです。

3

お互いがお互いの為に

今回は大手企業から転職してきたイケメン営業マンと
実はカリスマプロデュサーの開発部社員のお話。

受様視点で出会いから恋人としてまとまるまでと
攻様視点でその後の二人を収録。

受様はコレといった特徴のない地味なゲイ。
高校卒業後、リラクゼーションサロンで働いく傍ら
「彩」という匿名でハーブと健康に関するサイトを
運営していました。

趣味の延長でハーブを頒布したり、
メールや質問にアドバイスを行っていたのですが、
穏やかな語り口と親身の対応に閲覧者が増え、
人気のサイトとして有名になります。

受様のサイトの状況を知った
親友とその奥さんが受様に起業を提案、
12年前にオーガニック系コスメや食材、
リラクゼーショングッズ等の雑貨店を始めます。

近年のロハスブームにのって
今では直営ショップにオーガニックカフェ、
リラクゼーションサロン等を展開する程の会社に。

しかし受様は自分を地味な奴と思っているので
どんなに「彩」が人気を集めても自分に自信がなく、
表向きの事は社長である親友に任せ、
社内でもプロデューサー「彩」の正体を隠しています。

そんな受様の毎日に変化をもたらすのが
営業として転職してきた攻様でした♪

攻様はファッション誌から抜け出たような男前。
業界でも有名な大手商社に勤めていましたが、
ある理由から体調を崩して退職、
受様の会社に営業として採用されました。

高卒で容姿にコンプレックスをもつ受様は
攻様のように美形でハイキャリアな人物には
腰が引けていましたが、
初めての発案企画を
社長に一蹴されて落ち込む攻様を慰めた事から
急激に懐かれてしまう事に。

容姿も性格も考え方も正反対の二人。
最初は引き気味だった受様も攻様と接するうちに
苦手意識を払拭、ばかりか好ましく思うように。

攻様も同じように受様を思い始めていて
二人はお付き合いを始めるのですが、
受様の親友と攻様の元彼の存在が誤解を呼んで?!

二人は性格も考え方も違うので
お互いに気になる所も微妙にズレていて
一波乱、二波乱って感じで展開していきますが
キチンとお互いの誤解も解けて大団円♪
最後までとても楽しく読めました。

俺の強引で無神経な所には
貴方がやすりをかけてまるくしてください。
俺は貴方のネガティプな部分に
なるべく日光浴させてやりたいと思っています。

攻様のこの台詞がとても印象的でした。
これからを大切にしたいって感じが良いですね。
私も言われてみたいです♪

続編では受様が美味しく下拵えされるお話です。

今回は地味な受様と自信家な攻様のお話で
火崎勇さんの『似合わない恋人』はいかがでしょう?

3

うん、面白かった!

なんかエロかった。いつもみたいにがっつりエロってわけじゃないんですが、ところどころエロいんだよなぁ。耳たぶ弄ぶのとか、指でセックスだとか。ストーリーも好きでしたけど。

イケメンで有能な降矢×地味で大人しい齋藤が主人公。降矢はホントに普通の男性です。仕事はできるけどたまに失敗して落ち込みもするし、鈍い所もあって相手の気持ちを全部察してくれるわけじゃない。だけど優しい人だと思います。

対して齋藤はとことんネガティブ。過去の恋愛があまりいいものではなかったこともあり、とても臆病でうじうじしてます(笑)しかし仕事には熱心で、こちらも優しい人だなぁと感じました。

ストーリーは王道と言ってもいいかもしれません。出会ってお互いを意識して、両想いになってデートをしてセックスをして、すれ違って疑って嫉妬して喧嘩もして、別れ話になって誤解が解けて仲直りのセックスをするという、言ってしまえばただそれだけの流れなんですが、どうしてこうも面白いんだろう?

今回二人の職業もBLには珍しく(?)ロハスとかマクロビオティックとかアロマとか…読み応えはあったと思います。ただその説明とかウンチクが長くて分厚くなったのではという疑いが…両想いになるまで長かったよ…

エロ度はまぁ標準的です。ちょうどいいなと感じました。濃過ぎず物足りなくもなく、このくらいがいいです。まぁどエロも好きですけどね(笑)

齋藤は地味で大人しい受だと思っていたら、なかなかエロくさかったです。フラれてばかりだったけど、一晩限りの相手は多かったらしい…。降矢が寝た人数より齋藤が寝た人数の方が多いっぽいです(笑)意外と男は切れないらしい…。そういう設定の受が好きです。

表題作の他に降矢視点の短編も入っていて、こちらはラブラブで安心して読めました。齋藤にメロメロな降矢がイイ!どうやら齋藤は降矢の腰が抜けるくらい凄いテクを持ってるみたいです(笑)齋藤の「慣れ」に嫉妬する所に萌え(´∀`)

特に「動物性タンパク質」が可笑しかった(笑)齋藤に吸い出されちゃったみたいですよ降矢は。普段は甘い言葉とか恥ずかしがるのに、ベッドでは淫乱になるっていうのがツボ。齋藤は「清楚な淫乱」でしたけど。

あと、志水ゆきさんのイラストもよかったです。特に口絵のカラーがとても綺麗でした。来月の新刊も期待したいです(・v・)

6

すっと頭に入ってこなくてまだ未消化かもしれません

目立ちたくないコンプレックスの塊の受け斎藤と、イケメンだけどその外見に似合わず無神経でおおざっぱな攻め降矢の紆余曲折物語。
本の厚みもありますが、今回は読むのにすごく時間がかかってしまいました。
それくらい、この二人の惹かれる点や近づいていく様子をじっと読みこまないと(いや読みこんでも)う~ん、、って頭をひねりながらになってしまったからかもしれません。

ロハス企業の仕掛け人「彩」の実の姿は地味で目立たない、男に振られてばかりのコンプレックスの塊の斎藤。
いつでもうじうじしていますが、そのコンプレックスがあるからこそ人に優しく接することができる。
片や、外資系の大手企業から転職してきた降矢は、その外見のせいか意にそぐわない扱いを受けることが不満で、おおざっぱなくせに以外に気を使う神経質で、胃の具合を壊したりしている。
コンプレックスがあるから降矢の気持ちがわかるという斎藤に降矢がちょっと「いいな」という気持ちを抱く。
斎藤はいいこと言うんだけど、ネガすぎて一人ジェットコースターな風になってしまっている。
互いに種類は違えどコンプレックスがあるから、互いを思いやれて2人はくっついてもいいのかな?と思うのですが、
いかんせん、斎藤はネガすぎるし、降矢はおおざっぱすぎて言葉も態度も足りなくて。
最後の最後まで、あーでもない・こーでもないとやっている姿に、等身大の男性を見る気がして、自分にはこの二人のカップリングは恋人としてはありえないのではないかと思えてきてしまったのです。
何だか、二人の成長に期待しましょう。みたいな・・・
見えないところでの仕事のフォローやバックアップなど、相手を思う気持ちがあればこそとも思いますが、やはり営業としてはあるべき姿だなと、変に冷たく見てしまう自分。
自分がおかしいのか?と、ページを戻して読み返しても・・・

いや、きっとしばらく寝かせて熟成させてからもう一度読むときっと新たな視点が見えてくると信じよう。

4

ネガティブな地味受がかわいい!

表紙を見た時に、「受にオーラがないな…」と手を出すのを逡巡しましたが、
崎谷先生だし志水先生だし、ということで買ってみました。
そして、おはなしを読んで納得しました。
表紙とあらすじだけではわからなかったのですが、受は地味っこです。
攻は見た目もよくて仕事もできる「いい男」なんですが、
二人ともそれぞれコンプレックスがあって、
人間らしい、皆がもってるようなささいな欠点があって、
それらから来る諍いが、諍いなんですけど「必要なんだな」って説得力があっていいです。
受が結構ネガティブで卑屈なとこがあるので、それを許容できればとても面白いと思います。(あたしは感情移入して喧嘩するところとかぼろぼろ泣いてしまいましたけれど)
そして地味な彼がとてもかわいいです^^
外見がコンプレックスのため謙虚なところが私はきゅんとしました。
あと個人的に謙虚なのに三十路ってところがさらにいいです^^

舞台になる会社がハーブやアロマ関係のおはなしなので、そういう意味でも癒されるおはなしです。
途中受けがぐるぐるしてシリアスが挟まれますが、基本的にほっこりしました^^

あと、崎谷先生にしてはエロは普通、というか軽め、ですかね?
崎谷先生にしては、という感じなので全体的に見れば普通ぐらいだと思います。
えろいことに変わりはないので、物足りないことはないと思われます^^

10

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