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表題作欲情

賀門士朗
ヤクザの組長・36歳(?)
神宮寺迅人
ヤクザの長男で高校3年生・18歳

あらすじ

高校生・神宮寺迅人は、生まれて初めての感覚に戸惑っていた。無精髭に長身の、誰が見ても見惚れる大人の男、賀門士朗――「彼」の匂いを嗅ぐだけで、下腹部が疼いて、息が苦しい。身も心も蕩ける初めての快感をもたらす彼こそが、俺の「運命の相手」!? だが賀門は、神宮寺家と敵対するヤクザ組織の人間で…!
抱かれても抱かれても際限がない、この身体の昂揚は――恋!?
エロスラブシリーズスピンオフ、オール書き下ろしで登場v
(出版社より)

作品情報

作品名
欲情
著者
岩本薫 
イラスト
北上れん 
媒体
小説
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイノベルズ
シリーズ
発情
発売日
ISBN
9784862637383
3.9

(50)

(19)

萌々

(13)

(14)

中立

(2)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
8
得点
191
評価数
50
平均
3.9 / 5
神率
38%

レビュー投稿数8

敵対関係の恋

発情シリーズ2作目。

1作目とCPが違いますのでここからでも読めますが、
神宮寺一族の秘密etc.バックボーンが知れますので
土台を読んでからの方が良いかな…?

さて。兄・迅人編!
もぉぉぉ甘い甘い甘ーーい(∩´///`∩)
そして敵対関係にある2人の引き裂かれた恋がドラマチック!
めっちゃキュンキュンしました*。゚+


ヤクザ稼業を営む一族の長男・迅人と、敵対組織の系列傘下組長・賀門。
賀門は上からの命令で、交渉の切り札のため迅人を連れ去り、監禁します。
迅人は賀門が近づくと甘い香りがして頭がクラクラ。
監禁中にも関わらず賀門の前で反応してしまいます。

最初は面白がって性欲処理の手伝いをした賀門ですが
迅人の色っぽさにノックアウトされ、体を繋げて、果ては秘密を知ることに…。

何度も何度もエッチしてる内に生まれた愛情。
しかし、2人は敵対関係。
離れたくないという思いが募るほど、離れなきゃいけない時間は近づいて。
迅人を上に差し出せば、迅人の身は危うく、
迅人を家に返せば、大切な組員や賀門の身が危うく。
1度離れたら2度と会えないのは確定していて。

八方塞がりの状況で、煩わしいことに蓋をしてひたすら求め合う。
問題を先延ばしにしてるだけなので賛否ありそうな展開ですが、
個人的には本能が先立ってるのにすごく萌えました!(∩´///`∩)

"今この時だけは何もかも忘れて"という切なさが加味されてドキドキ。

中々発情期が来ず少々コンプレックスを感じてた迅人でしたが、
賀門に出会い、甘い匂いに引き出されるよう発情期が訪れました。
なので挿絵もエロいシーンが多いですw
なんせ監禁中、ヤってばかりですからね////

でも性的なことはもちろん恋すらも知らなかった迅人が、
徐々に開花していく様がなんとも色っぽく破廉恥でドキドキするのですよー。
で、それなりの年齢で経験値の高い賀門が、迅人のエロさに煽られてるギャップが良き!
ウブっ子が手練れを翻弄しちゃう発情期フェロモン恐るべし、です。

後半は引き裂かれた2人の行く末にどうなるんだろうとハラハラしつつ読みました。

正直なところ、賀門の処遇はヤクザにしちゃ甘すぎないか…?という疑問はありますが、
(上の組織からのお咎めなしなの?曖昧にされててモヤモヤ)
ロミジュリ展開にはキュンキュンしたので満足してますv

今作の続きは「蜜情」にて。
是非、セットで読んでくださいませ。

4

お兄ちゃん!

シリーズ2巻目です。

前回は弟が攻め様。今回は兄が受け様として登場します。

極道(家の)いざこざで行動を制限されていた受け様ですが
間が悪く拉致監禁されてしまいます
その実行犯として今回の攻め様登場です

攻め様も極道ですが、もともとはそんなに悪い人ではない…のですが
それはその極道なんで(;´Д`)

弟より遅めにやってきた発情期で兄弟でタイプが違うので楽しく読めました
シリーズものなのでどんどん楽しくなってきていますね(*´∀`*)

監禁状態のシーンが大半ですが、それもなんだか密室設定で
ドキドキできました。

0

父親が一番の謎

2作目は、お兄ちゃん編です。
峻王の兄、迅人とヤクザの加門士朗のお話。
迅人は、弟が「けだもの」(笑)の峻王、さらに人狼で極道という特殊な環境に生まれながらも浮世離れした父の血をより多く継いだのでしょうか。
大丈夫かと心配になるくらい頼りない子でした。
士朗は、極道という割には情もありいい男でしたね。
このシリーズ、攻さまのほうが好きだわ。
このふたり、ロミオとジュリエットなんですが・・・結末はなんとも後味の悪い~自分たちさえよければそれでいいのね~という終わり方になっています。
ま、続きがあるんですけど(笑)
そして、傍観する父、月也さん・・・あなたが一番謎だわ。

6

中身はわんこだからね・・・

前作『発情』に続く第二弾。神宮寺お兄ちゃん編でございます。
シリーズ4作目の『色情』を読むべく、おさらい中。
今回はわんこ受~狼ネタはつがいに遭遇するとその人一筋になるのが好ましいです。
前作『発情』では弟がめでたくつがいに遭遇して、すったもんだがありつつ、しっかり伴侶にしたのですが、つがいになる相手からはなんかいい匂いがする!!
ということで。お兄ちゃんも自覚のないまま、いい匂いのする男前のおっさんに発情してしまい・・・
やくざ同士の抗争に巻き込まれ、拉致、監禁されてしまったお兄ちゃんですが
拉致を命令した配下の組のヤクザの頭領さんからいい匂いがする~
しかも、2人きり。攻様・士朗もガキは範疇外なのに何故!?
と発情期の狼さんの色っぽさにやられ、いちゃいちゃしてしまいます。
まあ、もう何故なんだ~といいながらお互いいちゃいちゃしてるんですが
受様・迅人は中身がわんこなんですよね~
気持ちとか頭が理解してなくても本能でこの人がつがいだって理解しているので
普通だったらちょっと唐突に、迅人が士朗好き好きーってなっちゃうのでどこで惚れたんだ?
ってなるかもしれませんが。
わんこなんです。本能の赴くままです。
好き好きーになってからはもう~っ駆け落ちって。ロマンティックやわ~
駆け落ちする前にちゃんと神宮寺のお父さんの所に士朗は挨拶にくるんですけどね。
年上らしく筋を通す所が素敵です。
駆け落ちもお父さんは知ってたんですよ。それを敢えて知らない振りをして行かせてやるという。
クっお父様カッコいいです!
シリーズ第3弾の『蜜情』が楽しみです。ベビーとか出てくるみたいなので。

4

ただ欲情する、

2007年発行の「発情」のスピンオフ作品です。
あちらは弟の発情期のお話。こちらは兄の発情期のお話です。

ちなみに、ネタバレしないと感想も書けないので思ったままを書きたいと思います。
神宮寺家の人狼の血筋は長男・迅人にも現れているものの、未だ発情期がやってこないままで・・・

敵対するヤクザに拉致監禁された迅人は、そのヤクザ・賀門に魅力的なにおいを感じて発情します。
賀門も迅人のことを可愛く思うようになり、隔離された山小屋の中、果てしないSEXが展開されるのです。

わけもなく好きになってしまうのは、運命の相手だから仕方がないのかもしれませんが、わけがないからこそ思い悩む二人の姿がいじらしいのです。

受がエロエロなお話が好きな方にはおすすめです。
おとなしめで真面目な迅人が少しずつ欲情していく様がエロエロです。

ただし、それだけのお話なのでした・・・

1

獣耳に弱いんです

弟カップルの前作は未読なのですが表紙に惹かれチェックしました。
粗筋を読んだところ大人ワイルドヤクザ攻めで、受けはどうやら獣に
変身できるらしいと知ってこれはツボ設定だと購入したのですが、
やはりキャラクター的に思った通りのものでしたv
狼設定を活かした、匂いに対する描写もセクシーでこういうの
好きです。

ただめちゃくちゃ好きだったと言いきれない部分はどこだったのだろうと
思い返してみると、結果寸止めだったけど受けが攻めから傷つけられそうになるシーンになったことと、それと攻めが受けを本気で好きになる瞬間の描写だったかなと思います。
私的にはその瞬間は「え、そこでなの??」と思ったシーンで、もう少し解りやすく伝えて欲しかったと感じました。

ただこの作品を読んでお父さんや弟のこと、一族のことなどがとても気になったので、前作を読んでみたくなりました♪

4

表題どおり・・「欲情」しすぎだろ・・

ぶっちゃけ表紙買いです・・予約してから、前作があるみたい・・って気付いて慌てて購入したんですが・・
まだ、手元にないので、どうしようかと迷いましたが・・読みました・・
色んな方の評価を見てたらどうやら弟編の方が人気があるみたいですね・・
なので、先にこれを読んだ私はラッキー?なんだろうか・・それは発情を読んでみないと分かりませんが・・

さすがに表紙買いしただけに、絵はもう最高です・・攻めも大人の魅力たっぷりで、受けも可愛いけど・・○の時がとってもカッコいい!・・なんか独り占めできる賀門がすっごく羨ましい!・・

表題どおり・・「欲情」しまくりでしたね・・なんかずっと欲情してるんじゃ?なんて、考えて実はページを数えて・・・・・・
なんてめんどくさい事は頭の中で考えただけで実行はしてませんが、半分以上はいたしている・・って感じでしたね・・
だから、あんまし内容はあってないような感じがしました・・でも最後の○っ○は反則だ~!可愛すぎる!!

やっぱり気になるのは御三家ですね・・この本には二人しか出てきてないけど、しかも挿絵の石切がめっちゃカッコよくって、お父さん綺麗だし・・お父さんはいったい誰と?・・・って想像が膨れます・・

っていうかヤクザのお話なんだけど、あんまし関係ないんですね?私はこういう設定だとは全然知らなかったから、めちゃめちゃ驚いて・・えっ?やくざのお話は?なんかヤクザじゃなくてもいい様な?・・と感想を持ちました・・

5

発情期は大変だぁ~!

以前発行された「発情」のスピンオフです。
実は「発情」は未読で、岩本さんが人外ものってびっくりで、思わず他作家さんの作品かと勘違いしていたウッカリ者は自分です、、、
ポイントは尻尾!
思わず、耳は出んのかーー!耳は!!と、ラスト吼えてしまいました。

主人公・凪人は由緒あるヤクザの組の長子。
父親似の綺麗な、ヤクザに見えない外見で高校を卒業したばかり。
そんな彼が友人に頼まれて入ったバイト先で出会ったのが、とても目を引く男性・賀門でした。
現在組は、関西からの勢力が圧力をかけてきていて、凪斗は夜の外出を控えさせられていたのですが、近場で、和菓子屋ということで、多少油断していたので、送別会で帰りが遅くなった晩、何者かに拉致されてしまいます。
拉致したのは、魅かれた男・賀門。
彼は小さな組の組長で、その関西勢力からの依頼で凪人を拉致したのでした。
監禁された山奥の別荘で、凪斗に現れた身体の変化。
それは、神宮寺の血筋の秘密にあり、とうとう凪人にも発情が現れてしまったのでした!

発情した身体は、それは際限なしなんで、閉ざされた世界ではエロエロであります♪
凪人の秘密を知ってしまった賀門ですが、それを受け入れそれでも凪人と関係するところ、運命の男ですね。
満月期に気分が激高すると変身してしまう凪人ですが、自分で戻れるみたいです。
なんで思わず獣姦が登場するのか!?しかも人間が獣を!?
みたいな流れを期待してしまったのですが、それは・・・見てのお楽しみ♪

小さいながらも組員を抱えている賀門が出した結論に、!!それでいいんかい!?いくらなんでもヤバイんでは?と疑問に思ってしまったのですが、、、彼らに危険は満載では?と思うんですがそこがちょっと甘いかな?と思います。
ひょっとして、甘い終わりにしたことでこれからを読みたいと思わせるように問題を残してラストにしたのか?と勘ぐってしまうような終わりでした(考えすぎ?)
それにしても気になるが凪人のお父さんです!
賀門と同じくらいの若さで、しかもヤモメできれいな人という設定。
いつも若頭の岩切がピッタリと側に仕えているそうで、何やら怪しげな雰囲気を読んでしまったのですが・・・エヘヘ。


8

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