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面白かった!キュンキュンする連作短編集です。
いろいろな男の子たちが登場しますが、メインは同級生の池田×皆川カップル。
皆川がかっこいいのに受けで、それが意外だけどよかったです^^
池田と皆川は付き合ってはいないけどセフレ同士。
明らかに両片想いだし、好きだという言葉も伝えているのに進展しないもどかしさ……
それは、池田が皆川を信じ切れないから。
この池田の気難しさは何故なんでしょうね?
皆川を好きな後輩・百瀬が回を追うごとに成長していて、そこも読んでいて楽しかったです。
はっきり答えの出ない恋愛がもどかしいけど萌えます。
青春の甘酸っぱさを存分に感じられる、素敵な作品でした。
再読、レビューします。
毎年、夏の暑い時期に読みたくなる爽やかなお話です。
館野先生のお話は、どのお話も淡々としていて、刺激的ではありませんが、登場人物の心情やお互いに対する思いなどが、とても丁寧に描かれていて、素敵な作品ばかりです。その中でも、この作品は特にお気に入りでオススメになります。
内容は、学生×学生のCPのお話が二つと、学生×先生のお話になります。表紙絵の三人のお話がメインにお話は進みます。一応、三角関係なのですが、激しい取り合いなどはありません。しかし、それぞれの思いが丁寧に描かれていて萌えます。池田(理由ありの、ほぼツンでたまにデレ)×皆川(剣道部主将、格好良い)があって、それに対しての百瀬(皆川の後輩、将来絶対良い男になりそう)が皆川を好きになっていく気持ちが爽やかです。
他のお話も、好奇心旺盛な高校生のお話や、落ち着いていて格好良い高校生など、良かったです(^^)/
「百瀬君の場合」
剣道部の百瀬は、先輩の皆川のことが気になっています。ところが、皆川は同級生の池田と関係があることを知り、彼の思いはあっさりと砕けてしまうのです。
「3年1組藤吉君の場合」
藤吉と山下は一年の頃からずっと一緒にいる仲で、藤吉の方から山下にキスしてしまいます。好きになる課程がどこか淡々としていて萌えなかったのですが、それはある意味かなり現実的な話なのかも知れません。
「3年2組泉先生の場合」
泉先生には、彼をしたって協力してくれる斉藤という生徒がいます。泉はやがて自分の高校時代と重ね合わせて思いを巡らせます。教師と生徒という立場から進む恋の話は、読んでいて複雑でした。
「皆川先輩の場合」
皆川と池田の話で、ここに百瀬も出てきます。池田に振り回されるような百瀬がちょっと気の毒でした。恋愛を通して少し池田が変わった、新しい自分が見えたというのですが、どうしても気持ちが乗りきれないまま読み終えてしまいました。
知人にオススメされたので購入してみました。
率直に言えば、ちょっと予想していたのと違いました。
当たり前といえば当たり前ですが、
感情移入できず、キャラクターの考えてることもわからず、
あまり入り込めませんでした。
話は各キャラクターにスポットが当たり、
池田×皆川、耕介×藤川、斉藤×泉先生の3つの話なのです。
一番面白かったのは斉藤×泉先生の話でした。
泉先生と斉藤はこれから幸せになれる感じがして、
お互いのことをこれからもっと知っていくんだろうな。と思えました。
泉先生微笑ましいし、斉藤も泉先生のこと大好きでかわいかったです!
他の話はあまり心に刺さりませんでした...。
池田はわかりにくすぎるし、皆川は可愛そうに感じがするし、
耕介は個人的に性格が好きになれず、藤川ははっきりしない。
そしてなにより百瀬が報われなさすぎる。
あと、これは私が流し読みしていたからですが、
1回読んだだけだとキャラの関係性がよくわからない。
2回読んでやっとわかりましたw
同じ高校でのBL模様。
3組のカップルが登場するんですが、お互いが部活だったり、クラスメイトだったりという繋がりがあります。
一つ一つのお話が一組のカップルに焦点を当てて描かれているんですが、お話の長さと登場する頻繁さからいうと、池田x皆川カップルがメインになると思います。
このカプは池田がツンデレになるとは思うのですが、とてもデレの部分が少なくて(しかも皆川が見ているところではほぼツンの部分だけという)、ちょっと私の好みのカプではありませんでした。
皆川がなんとも不憫に思えてきてしまって・・・。でも皆川は池田が好きなんだからしょうがないよね・・・。
皆川を一途に思っている後輩の百瀬君の方が私は好きでした。報われない恋だけど、可愛いな~と。ワンコタイプですね^^。
先生x生徒のカプもよかったです^^。生徒の方がしっかりしているようで(笑)。
卒業後のお話も読みたいな~と思ったカプでした。