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表題作レオパード白書 2

周防燐花,ホストクラブの人気ホスト実はまだ高校生
薬師寺灯,攻様の学校のさえない生物教師実は…

その他の収録作品

  • 秘密のレオパード君

あらすじ

「レオパード」のホスト・燐花は19才にしてセックスに飽きていた。暇つぶしに出た補習で、メガネの教師・薬師寺が男と出来ていると知り、ちょっとからかうつもりで手を出したのだが、大人しい男と思っていた薬師寺が豹変し?!

作品情報

作品名
レオパード白書 2
著者
扇ゆずは 
作画
扇ゆずは 
媒体
漫画(コミック)
出版社
新書館
レーベル
Dear+コミックス
シリーズ
レオパード白書
発売日
ISBN
9784403662720
3.8

(58)

(18)

萌々

(19)

(18)

中立

(1)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
12
得点
221
評価数
58
平均
3.8 / 5
神率
31%

レビュー投稿数12

ギャップ萌え!

殴り愛と聞いて。
カラーが煌びやか過ぎて苦手な絵…と避けてて正直すまんかった。
アクションシーンがかっこいいわ美しいわで滾りました!!
これでアクション苦手だったってマジでか…。
BLって絡み絵は上手くてもアクションシーンはちょっとアレな場合が多くて「でもラブ主体でアクションは添え物だから仕方ないよね…」と思ってたけどどっちも上手いよ!
地味っ子眼鏡が実は武道の達人のクールビューティー、だけど恋愛面では超卑屈とかイメージが2転3転するギャップ萌え。
いや眼鏡に白衣ってだけでも萌えなのにこんだけのオプション付いてると堪りませんわー(*´Д`)
攻も傲慢俺様系なのに格下と思った相手にいきなりのされるわ振られるわ、いろんな意味で牡の矜持がばっきばきに折られて散々なのがすごい「ざまあw」で楽し過ぎる。
挙句「眼鏡外すな!」とか独占欲丸出しでやきもきしてるし。かーわいーw
「ざまあ」状態に一回落っこちた彼が本気の恋(初恋)でどう巻き返すのか…続巻速く買わねば。…ってわけで早速注文しちゃいました♪

どうでもいいけど燐花ってクソ生意気なのにちゃんと「先生」呼びなのが面白いw

3

担当さんグッジョブ!に尽きる

レオパードの中ではこのカップルが一番好きです。
2巻~3巻まで同じお話で完結します。

地味で温厚、冴えない生物教師の薬師寺(受け)と生徒でホストの燐花(攻め)。
しかし、この受けクンが猫を10匹くらいかぶってる!そして眼鏡を外すととても綺麗な瞳をしていて…。
もうこの段階で自分的に期待度MAXな設定でした。

そして2巻の山場と言えば、薬師寺と燐花が屋上で格闘する名シーンですが、ここで初めて、薬師寺が格闘技の心得があったことが明らかにされるというのが巧い。
温厚な仮面を脱ぎ捨てた薬師寺の眼光の鋭さに、ギャップ萌えキタぁぁぁ!!とあやうく大声を出してしまいそうです(笑)

格闘シーンでは、動きや技のひとつひとつがカッコ良くて、技の構えや仕草なども流れるように美しいです。服のシワなどもすごく本物っぽい。
主人公2人の本気の喧嘩シーンというのは担当さんの発案で、作家さん側は最初反対をされたそうですが、担当さん本気でグッジョブです!

ただ、いつも思うのですが、この作家さんは正面顔の絵はいまひとつで、横顔などの角度のある絵の方が綺麗ですね。そしてスタイルの良さや、Hシーンの美しさはさすがという感じです。

ホストだった燐花は、苦しい恋をすることになります。
あまたの女性を食い物にして来たホスト君が、一途な恋にひた走るのもまたギャップ。薬師寺に対する燐花の切ない目線が心に痛いくらいです。
この恋が成就しますように。

3巻につづく(笑)

3

凶暴な瞳に恋をした

きましたー!!
こういう受け、大好きなんです!!
と、声を大にして叫びたい。

レオパードシリーズは5巻までしか読んでないですが、その中で1番好きなカップリングです。

攻めの燐花ももちろんとても素敵なのですが、何より受けの薬師寺さん…!!
地味で眼鏡で、おじ様に片想いして不倫中って、全然惹かれない受けだな…なんて初めは思っていたのですが、違ったんです。
とんでもなく凶暴で、カッコいい受け様だったんです…!

周防燐花は、とにかくマクラで稼ぎまくる、クラブ・レオパードの人気ホスト。
昔から、女の方から金を払い体を求めてきた。そんな燐花にとってホストは天職のようなものでしたが、19歳にして、セックスに飽きを感じ、EDになりかけてしまいます。
深刻な危機感を覚えた燐花はしばらくホスト業を控え、高校に真面目に通い出すようになり…。

留年中の燐花の高校卒業のため設けられた、マンツーマンでの特別授業。その担当教師となったのが、眼鏡をかけた冴えない新任教師・薬師寺灯。
オドオドとして、困ったように愛想笑いを浮かべてばかりいる彼に、燐花は初め、なんの興味も抱きませんでした。

けれどある日、会ってほしいと泣きながら電話をしている薬師寺の姿を見た燐花。
その電話の相手が妻子持ちの男だと知り、俄然薬師寺に興味を持ち始めます。
なんで男?しかも、妻子持ちの、ふたまわりほども年上の男を?抱いてんの?抱かれてんの?
こいつは男と、どんなセックスをするんだろうか?

初めての感覚にそそられ、思わず、手を出してしまった燐花。
「俺が してやるよ」
瞬間、薬師寺の目つきが、すうっと、変わり、
格闘技経験のある燐花をあっさりと投げ倒してしまいます。
前髪をかきあげ、眼鏡を外し、不敵な笑みを浮かべて燐花を見下ろす薬師寺。
ただただ言葉を失う燐花。
けれど、なぜか、反応した身体。ガチガチになったあそこを、薬師寺は冷たい笑みを浮かべ、靴でグリ…と突く。
「笑わせてくれるぜ クソガキ」

この一件以来、燐花の中で薬師寺は放っておけない存在になっていきます。
猫の皮被った、とんだ化け猫教師。普段は自分の前でも皮を被ったままなのに、深く入り込もうとすると本性を出し、燐花の芯を抉るようなセリフを吐く。
必ずアイツに後悔させて、自分の方が上なんだと分からせてやる。

そして実現したタイマン勝負。
互角の展開の勝負の中、響く着信音。その途端に薬師寺の集中は全て携帯に向かい、慌てて電話をとります。
さっきまで全く隙がなかったのに、電話ひとつで丸裸になった背中。
その不意をついて、燐花は薬師寺を縛りあげ、そのまま無理矢理に犯します。
自分の方が”上”なんだと、証明した。
気は済んだはずだったのに、薬師寺の、去り際に自分を見る瞳に、どこか心は引っかかったままで…。


最初はただの、興味本位。次は、苛立ち。次は…。
変化していく、燐花の薬師寺に対する感情。
猫被りの凶暴教師にイラつくのに、惨めな不倫に必死にしがみついてる姿を見ると、なにか放っておけない。
馬鹿だと思うのに、自分にはあんなに凶暴で強い顔を見せるのに…。

燐花は、自分では気づかないうちに、薬師寺に恋をしてしまったんですね。
でも薬師寺は、不倫相手の教授に心底惚れてる。

教授のことになると我を忘れる薬師寺をひっぱたいて、
「目ェ覚ませよ先生……‼︎」と言った燐花に、
「わかってる……本当は お前に言われなくてもわかってる……」と涙を滲ませたシーンが、すごく切なくて胸を掴まれます。

そして思わずキスをした燐花の、薬師寺を見つめる瞳。
”なんで、こんなに、必死なんだ。”
…恋です。恋ですよね。自分でも、理解できない感情に振り回されて、でも瞳に、好きだって、現れてる。そんな曖昧な感情に、悩んだり葛藤したりしてる時期が、私は好きなんです…(灬˘╰╯˘灬)♥。・゚

この巻のラストで、2人は再びタイマン勝負します。
薬師寺の、携帯番号をかけて。

ここの2人、本当にカッコいいんです…!
甘い言葉を囁き合ったり、優しく触れ合ったり。そうじゃなくて、殴り合うのが今の2人にとって最高のコミュニケーション。
息は切れて血が滲んで、汗みずくの2人。

なんとか薬師寺を押し倒した燐花。
”何もかも俺のモノにしたい。汗も血も、流れる体液を全て舐めとりたい”
薬師寺の唇から流れる血を舌で拭う燐花。
そして初めて、同時にした、キス…。
そのまま、「やりたくなった。付き合え」なんて言っちゃう薬師寺さん!!

もう、本当にこの人は…。
強くて、エロくて、凶暴で…!魅力の塊のような人ですよ!!
喧嘩のあとに、乱暴に体を重ね合う2人…。
きっとキスは、血の味がするんでしょうね…。

でも、燐花は完全に薬師寺に惚れちゃったけど、薬師寺の心はまだまだ掴めてません。
体の相性だけ認めてもらえて、バイブ代わりなんて言われてしまったりするのですが…。

次巻予告で、”お願いです先生 俺と恋愛して下さいーーー”と、あるのですが、まさにですね。
この巻時点では、2人には恋愛の”れ”の字もありません。
燐花の片思い…。モテモテだったクールなイケメンが、全然相手にされなくて体だけしか求められない相手に、初めて必死な恋をする…。それだけで燃えますよね。笑

燐花が、タメ口の中でちゃんと”先生”って呼んでるのがすごくツボです♡

一方的暴力ラブは苦手ですが、立場こそ違っても対等な関係での暴力ラブは、男同士ならでは!!な感じがして本当に好きなんです。
この作品では燐花も薬師寺もお互い格闘技経験者なので、喧嘩にも迫力やリアリティーがあって、余計に興奮します…!!

こんな素晴らしいカプを生み出してくれた担当M氏様に感謝しかないです( ; ; )
そして、こういうカプは初挑戦とのことなのにこんなに魅力的に2人を創り上げた作者様に脱帽です…!

1

ギャップと勢い!!

本シリーズ最後まで読みまして、2~4巻メインの燐花×薬師寺が一番好きです!!

生意気な生徒×地味な先生
あれよあれよと流されてあんあん鳴かされちゃうんかしら?と思ったら!

燐花が薬師寺に投げ飛ばされてビックリ!!薬師寺先生、凶暴!武術面も性格もめちゃくちゃ強かった!!それなのに不倫相手に泣きすがってる姿は健気で…強いのに乙女ってめちゃくちゃ好きです。人生適当に過ごしてた燐花も惹かれるギャップ!!薬師寺の強さにも脆さにも惹かれる美しさがある!!

薬師寺は燐花に可哀想だと言い、燐花は薬師寺に自己愛と言い、2人が言葉でも力でもぶつかり合ってくのがガチンコで熱い。冷えた心も凝り固まってた心も動く熱さ!

デートと言えない燐花が申し出たタイマンからの求め合いも熱かった!3回めのキスは同時にって描写もドキドキしました。

燐花が薬師寺を気になって気になって絡んでくのに、薬師寺は不倫相手のことばかりで燐花を無下に扱うのもジレジレして、2人が絡めば勢いがすごくて、ラブ&暴力でいきましょうって押してくださった担当さんに感謝です!!

0

最初から悶々な日々

今回はホストクラブの人気ホストな本業高三生と
野暮ったさを装おうバイオレンスな生物教師のお話です。

二人の出会いから受様が恋を自覚するまで。

攻様は高校生ながら
自分の身体を売りにしてるホストです。

しかも、子供の頃から寝ているだけで
女が金を払って跨ってきていた為、
ホステスやAV女優、風俗嬢を相手に
日々枕営業で稼いでおりました。

ところが最近、
攻様の大事な商売道具の反応が鈍くなり、
学業の出席日数不足同様、
結構、深刻な悩みと化してきていました。

立たなくなったのは
セックスに飽き飽きしてきたせいか、
それとも誰かの恋愛に当てられたせいなのか…

とりあえず、出席日数不足は
有名な格闘家で実業家の父の寄付金のおかげで
特別授業を受ける事で免除が決まっています。

攻様はホストで食える稼ぎが有る為
ぶっちゃけ卒業を餌にした補習など
どうでもよかったのですが
暇つぶしと受ける事にします。

その担当教師となった男こそ
今回の受様になるのですよ♪

受様は今年大学院を出たばかりの
新任の生物教師でいかにも野暮ったい
見た目のおっとりメガネ君。

最初は小馬鹿にしていた攻様ですが、
攻様がしけこんだ校舎の影で
泣きながらかけていた電話の相手が
既婚者の大学教授のいい年のオッサンと知り
受様にどんな相手なのか吐くように迫ります。

天才格闘家の父を持ち
彼の息子として武道に精通していた攻様は
弱弱しく息をつぐ受様を追い詰めた
と思った瞬間、

受様は自分を締め上げていた攻様の腕を払って
攻様をこそ床に沈めてしまいます!!

その上、
わざわざガキに付合ってやってるいるのだと
今までのひ弱さを払拭するような暴言を
吐かれてしまった受様は

なんとかしか攻様を負かそうと
色々な面から受様を突っつきますが
強大な猫を被った受様には通じません。

唯一、受様が揺らぐのが
不倫相手のオッサンに関する事だけ。

屋上でのタイマン勝負中も
彼からの着信に一気に隙だらけになって
攻様にヤラレテしまったりするのです。

受様を押し倒す事に成功しても
イライラばかりが募る攻様。

どうしてあんな男が良いんだ?!
攻様の苛立ちが収まる日は来るのか?!

『レオパード白書1』の受様の同僚で
会員制ホストクラブ『レオパード』で
枕営業に励む高校生ホストのお話になります♪

前作にも本作の攻様がチラッと出てたり
本作に前作の受様も出ていますが、
本巻から次巻は1巻とは別カプのお話で
前巻未読でもOKなシリーズとなっています。

前作のクールビューティ・ツンデレ受様と
傲慢攻様カプは私のツボど真ん中でしたが

今回の受様の様に強大な猫が
背にひらひら~っていう二重人格的な受様と
ヘタレなワンコカプもかなり好きな組合せです♪

猫かぶってる方って結構好みがうるさいので
構ってる時点で既に興味有りって感じしませんか?

今回の二人の絡みは喧嘩ごし中心で
エロ度は十分でもラブ度は低かったのですが、

最後の方で少しは受様も攻様に
興味は有るのかなって感じはでてきたので
こんな二人がどうやってまとまるのか
次巻がとっても楽しみで~す。

まぁ2巻からと言う方は少ないと思いますが
今回は『レオパード白書1』をオススメで(笑)
本編にチラチラ出ている先輩ホストと
彼が巻頭や巻末でお電話している相手とのお話です♪

4

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