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表題作No.99:人間玩具

レナード(幼いバンフォード侯爵家跡取り)
ナイン(フィン)見世物小屋から買われた少年

同時収録作品雪ぐサディズム

黄川田(寺子屋の先生)
桐(元生徒で今はお手伝い)

同時収録作品黄金島

立仙(島に幽閉された少年たちの一人)
蘭(島に幽閉された少年たちの一人)

同時収録作品王と魔神と魔法使い

カミール(アラビアのある国の国王)
アシュラフ(最後の魔法使い)

同時収録作品花降る地下街

黒野(地上から地下街に落ちて来た)
ペト(地下街の住人、姉と二人暮しの少年)

同時収録作品肉は思考品

呂韻 (肉屋の店員)
肉屋の店長

同時収録作品幻想黒子

常森直親(高校生)
榎川茉生(高校生)

その他の収録作品

  • №99:人間玩具 オマケ(描き下ろし)
  • 花降る地下街 オマケ(描き下ろし)
  • あとがき(描き下ろし)

あらすじ

両親に先立たれた侯爵家の跡継ぎレナード。そんな彼を慰めようと、執事グレアムは世界中から珍しい玩具を集め与えていた。今日の新しい玩具は見世物小屋から買ってきた少年ナイン。「僕、気に入ったよ、コレ!」執着は日毎にエスカレートし強引な性交に及ぶが…!? 表題作の他、アラブ、お仕置き、乳首、尿道責め、不細工をテーマにした珠玉の作品集。描き下ろしあり。

作品情報

作品名
No.99:人間玩具
著者
池玲文 
媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
スーパービーボーイコミックス
シリーズ
No.99:人間玩具
発売日
ISBN
9784862637901
3.8

(113)

(43)

萌々

(31)

(28)

中立

(6)

趣味じゃない

(5)

レビュー数
32
得点
429
評価数
113
平均
3.8 / 5
神率
38.1%

レビュー投稿数32

無題

作者さんのフェチズムが極まった作品でした。

ショタ攻めに不細工受け、座裏屋さんを彷彿させるようなSM物もあります。
どれか一作は気に入る作品があるのではないでしょうか。

こういう作品だとショタが大人になってからいうのが多いですが、これはきちんと
幼少の頃からおせっせしてて大変好ましいです。

個人的には花降る~の黒野×ペトのカップルが一番好きでした、ブサ受って嫌われがちだけど自分は結構好きです。
この作品の場合割と本気でブ●です、でもそこが良い。

残念ながらおせっせはありません、とても残念です。
誰かに虹創作して欲しいな。

0

上品だけどエロい

池玲文先生の作品はどれも好きですが、これは別格で好きかもしれません。BLで見かけるプレイは全て入っているし属性もしっかり押さえてある、BL辞書(?)のような意味合いで楽しませてもらっています。

一番好きなのは「雪ぐサディズム」ですね。ちるちるさんの検索では思いっきり「変態」と書いてありますが(笑)、上品で激しさがないのでよりエロく感じる気がします。決してアホエロ系ではないことを強調させてください。これまで読んだ尿道責めの中でも随一の色っぽさと背徳感が楽しめますので、性癖の方には本当におすすめします。

0

君の萌えはどこだ?

表題作
最初は●執事か?な感じでしたが坊ちゃんがお気に入りができて良かったね。まさか後ろから指導されるとは!
レナードとフィン愛し合えて良かったね。萌えました!
レナードも男前に成長して。

王と魔神と魔法使い
こちらも萌えました。孤独な王ラシールと最後の魔法使いアシュラフ。使える魔法はラシールの上に落ちることだけ。
鏡を取り返しに毎日訪れるアシュラフ。それを楽しみにしているラシール。
魔神が…。余計なことしたなと思ったら!
ラシールをほっておけないアシュラフに萌え!

他はなかなか刺激的でした。

0

美しさ、全方位。そして比類なきセンス

読む前から雷に打たれたような。
それはまずタイトルの素晴らしさ。「No.99:人間玩具」…
「ひんやり廊下、万華鏡」といい「媚の凶刃」といい、よくこんな雰囲気のあるタイトルを思いつくなぁぁぁ…とため息。
もちろん内容も。
BLの可能性を網羅しているかのような多様な設定と、美麗すぎる絵柄。
これもうパーフェクトじゃないですか?
初めて本作を読んだのが2014年頃、今久々に再読してまた素晴らしさにひれ伏してる。

「No.99:人間玩具」
本当にはじめはおもちゃだった「ナイン」と肉体的に繋がった後で、今度は逆に人間扱いして孤独を分かち合う…という過程が斬新に思えた。

「黄金島」
好きな子をいじめてしまう…という平凡な話を、片翼の黒鷲の神話的な世界の中で永遠に閉じ込めたような…

「王と魔神と魔法使い」
褐色の美王がステキ!そんな美王はちんちくりんで可愛らしい魔法使いさんが愛しくてたまらないのだけれど…
鏡の魔神のイメージも素敵です。

「花降る地下街」
近未来?ジオフロントで生きる姉弟と、地上から落ちてきた男のお話。
落ちてきたイケメンがぶちゃいくでぽっちゃりのペトに恋してる話で、ペトは幸せになってほしい!
姉・テミスンの鉄火肌がカッコイイです。

「肉は思考品」
グロっぽい設定ながら哲学的問題を論じているような。肉を軽んじてはいけません。

「幻想黒子」
おまじないの付けボクロ…好きな常森くんには効いてないみたい?
でもいざ常森くんから迫られて、そんなモノに頼った自分が惨めになった…
これ、タイトルからのイメージより可愛い話だなぁと思ったんです。高校生の両思いのお話。

「雪ぐサディズム」
緊縛、尿道責め、放尿、首締め
…とSMの王道を見せつけてくれますが、攻め男性の苦悩が迫ってくるような、受けの子の慈愛が匂うような…そんな美しさのある作品。

「No.99:人間玩具 オマケ」
グレアムはヒゲを剃ると意外と若い超イケオジ。

「花降る地下街 オマケ」
自分に自信がないペト。オッパイ苦手!と宣言する黒野だけど、ペトはぽっちゃりだからオッパイがあるのだ…泣いちゃうペトが可哀想で可愛くて。

ラスト、イラストで17才のリッセン&アララギ(「黄金島」)。
な・ん・と!アララギが攻めっぽいの!うひゃー!

2

満腹感に包まれる短編集!

ショタ攻めを読みたいなぁ…と思ってひたすら漁ってたとき、この作品を見つけて、えっすごく良さそう!読みたい…と半年ほど思い続けて、ネットでひっかかる画像を見つけては妄想に浸っていたのですが、ついに読めた〜!

まず、表題作。
えっ…短い…!!あんまりエロない…
執事が行為を手伝っていたりと、行動自体はとてもエロスでしたが、もっと陵辱の日々があるのかと思ってたら、存外ピュアでした…。いえ、とても素敵でした。

他の作品も、6ページなど短いものもありながら、どれも設定がとても凝っていて、何回でも読み返して、楽しめるなぁと。
でも、分かりづらいのも多かったので、あえて萌…。
何回でも読み返したいと思います。

雪ぐサディズムは、尿道攻めに興味があったのでわーいと思ってたのですが、え…えろすぎない??
なんだか今まで読んだBLの中で一番すごかった気がします…。色々衝撃的でした。
でも二人は愛し合っていて、これまた歪んでるなぁ…。
桐くんの見た目が可愛くてとても好みでした。
不憫受けかわいいよぉぉお〜!!!

2

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