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同著者の超有名シリーズが合わず、短編ならどうだろうと挑戦。
表情が変わらない攻めと、アル中の受け。
酔った勢いでワンナイトしてから物語が始まります。
けれど内容はよく見たことがある裏社会もので、組同士の抗争だとか平穏ではないです。(笑)
危険なシーンもご都合展開で難なく乗り越えてしまって、私はどこか物足りなさを感じました。
それから受けの酔うと何も考えず気が大きくなる無鉄砲さが危なっかしくて、ちょっと合わないなぁと思っていました、が…。
ラストがとても良かった!!
というか受けの同僚がすごく良かった!!
受けへ同僚が贈ったある言葉が本当に素敵すぎて…。
意味を調べるほど胸を打たれました。
もう正直この感動しか覚えていないくらい良かったです。
絵柄も裏社会ものと相性良き◎
ただその絵柄ゆえに見た目が天使かと言われると…まぁ攻めにとっては天使なんだろうなぁ。
あと書き下ろしでその後の二人がたっぷり読めたのも良かったです。
ただやはり、読み切りを読んでもしっくりはこなかった…。
新装版を読めたのが良かった!
いきなり二週間付き合う事になっているなんてビックリ!な展開ですが、コレは後から理由がわかります。
四方はいい男。過去に辛い思いもあったんでしょうが、真っ直ぐな気持ちの曲ってない男になっています。天然入ってるけど(笑)柚木と会話のキャッチボールが出来てないシーンとか笑えます。
でも結局絆されちゃう柚木、自身も色々あったからだろうけど、かわいい。
書き下ろしの沖縄編?が素敵でした。ここまで読めるって言うのが新装版の魅力かも。後、神評価にしたのは、書き下ろしと挿絵のヨネダコウさんの絵がめちゃくちゃマッチしていたから。
四方がええ男に描かれてる!
欲を言うなら刺青をしっかり見たかったかも。
感情を持たないヤクザ・四方が柚木さんにだけ懐いて、
顔も態度も怖いのに執着ワンコなのが健気て可愛い。
普段はどうしょうもない柚木さんもいざとなれば男気あり。
そういう意外性にグッときます。
オトコ×オトコってせめぎ合いは熱くて滾る!!
ハードなヤクザパートには緊迫感があり、
2人のかけあいや全体的にはコミカルで楽しい。
いろんな気分が味わえて、読了後はほっこりしました。
ヨネダ先生のイラストもシュッとしていて
雰囲気ぴったり、カッコよかったです!!
一気読みしました。
柚木と四方がすごく魅力的なんですよね。
登場人物が皆それぞれ人間味あふれてて魅力的。
読後感がスッキリ 幸せな気持ちになりました。
互いを本当に大切に思う。って時間じゃないんですよね。
たった二週間が濃いんですよ。
柚木が四方を愛する気持ちも 四方が柚木を愛する気持ちも
ものすごく伝わってきて 幸せな気持ちになれました。
途中クスっと笑わせてもらって 時々ウルウルさせてもらって
読んで良かった。おススメです。
ヤクザxアルコール依存のリーマンのCP、黒い印象の表紙、天使という単語から、勝手にド・シリアスで死ネタ?という先入観で読み始めましたが、意外とユーモラスな面もあり、何よりハッピーエンドだったのが良かったです。
ヤクザの四方がなぜこんなに無表情なのか、なぜこうも受けの冴えないリーマン柚木に執着するのか、その理由は彼の酷い子供時代にあるし、また柚木の抱えるEDや家庭問題、リストラ事情は全く笑えない深刻さだし、ヤクザの抗争問題も絡んでるし、実際もっと暗い話、ダーク展開でもおかしくないんです。
読み手としては、酔うと気が大きくなってヤクザ相手にも平気で向かっていくヘタレ柚木の姿や、心の底から柚木に恋をしている四方のワンコぶりや、柚木の見る変な天国と天使の夢、関西弁のアメリカ人牧師の人情など、随所に和む場面が散りばめられていて、シリアスになりすぎずに読むことができます。
エロシーンは多くはなく、EDで女性とできなくなっていた柚木が四方に抱かれて快感に溺れるという描写、四方が決して乱暴にせず柚木を大切に抱く様子が、割合あっさり目に描かれます。
最終話「天使と暮らす島」は、二人の穏やかな暮らしがこれからもずっと続いていくであろうハッピーエンディングで、読後感はスッキリ、ほっこり。
何より、牧師さんの前で二人誓う場面が良かったですね!形式より何より、お互いの心に誓う…
ヨネダコウさんのイラスト、特に四方の表情が硬質でgoodでした。