なんでもするよ…俺、もういちど×××になってもらえるなら…っ

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ハートのトートロジー

heart no tautology

杀死心脏的方法

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表題作ハートのトートロジー

高校生・月川 変わり者で有名
高校生・春名 猫好き

その他の収録作品

  • ハートのトートロジー 前編
  • ハートのトートロジー 後編
  • 続 ハートのトートロジー
  • ハートの対話篇 side haruna
  • どちらかがK
  • 密室の恋愛喜劇
  • ハートの対話篇 side tsukikawa

あらすじ

頭はいいけど変わり者で堅物なクラスメイトの月川に告白された春名。どうやって断ろうかと悩んでいるうちに、月川が事故に遭って記憶を失い、なんと性格までも180度変わってしまう!「いい人」になった月川が、自分のことを忘れてくれてホッとしたはずなのに、なんだか胸がモヤモヤして……?

うまくいかなくて苦しくて子供みたいに泣いた
未熟な恋をしてるって、ようやく気づいた
――なあ月川、俺のどこが好きだったの?

表題作ほか、過ちを犯した同級生との十年ぶりの再会を描く「どちらかがK」、作家と編集者のコミカルな恋模様を綴る「密室の恋愛喜劇」を収録。
さらに20ページ以上の描き下ろしもあり★
(出版社より)

作品情報

作品名
ハートのトートロジー
著者
カシオ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
プランタン出版
レーベル
Cannaコミックス
発売日
ISBN
9784829685099
3.9

(21)

(11)

萌々

(2)

(5)

中立

(2)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
6
得点
80
評価数
21
平均
3.9 / 5
神率
52.4%

レビュー投稿数6

「記憶」じゃなくて「刻まれる」。

とっつきにくいと評判の月川から告白された、猫が好きな春名。
突然の告白で彼を避けている間に、月川は階段から落ちた。
記憶喪失になってしまった故に、春名が好きだった記憶もなくなった。
月川は何故、春名の事が好きだったのだろう…?


たとえ記憶が無くなっても、本当に大切なことは覚えているものです。
記憶が無くなって戸惑っているときに、ふと無意識にしてしまう動作、
ふと思い出す「何か」があるなら、それが自分にとって一番大切な
ものなのでしょう。

結局、月川が春菜の事を好きな理由は明かされていませんが
記憶が無くなってからの彼の行動の端々に春名への思いが
込められているような気がします。

1

やっぱりカシオ先生の話は萌え♡

カシオ先生のファンなのでこれも読んだけど、最初はカシオ先生がこんなに純粋な話を。。?ってちょっとビックリ。でもやっぱり人の好みはなかなか変わらないので、いろんな話があったけど全部私の好みでした。受けのことが好きでたまらない攻め、受けに執着するとか嫉妬する攻めが大好き。攻めはいつもクールでむっつりなのもいい。受けになんかやってくる度にときっとしちゃいます。また他の作品も読みに行きます~~

0

記憶を失ってもまた恋をする

初読みです。表紙とあらすじと帯を見て購入してみました。が、中身を開いて軽くショック…私が思ってた絵柄とちょっと違ってました…(苦笑
正直やっちゃった!?と諦めモードで読み始めたのですが……あれれ?お話は私好みで結構面白い。しかも最初気になってた絵の雑さも内容と妙にマッチしていて、逆に作家様の持ち味とも言えなくもない…そのギャップがちょっとクセになりそうな感じでしたw

*ハートシリーズ(表題作)
タイトルのトートロジーとは同語反復の事で大雑把に言うと『僕は僕である』といった意味らしいです。つまりは例え記憶を失い別人のようになったとしても、また同じ人を好きになる時点で中身の本質的なものは何も変わらない、あくまでも自分は自分なのだと証明したお話になるのかな?
とは言っても記憶をなくす前と後ではあまりにも月川のギャップがありすぎる!ww記憶喪失とは性格までこうも変えてしまうものなのかと少々あっけに取られつつ、それでも失くした記憶の欠片を集めながら月川が再び同じ理由で春名に恋するシーンには胸がキュンとさせられました。結局最後まで記憶は戻らなかったけれど、今の彼らだってある意味1つのトートロジーと言えるのかもしれませんね。

*どちらかがK
本当はお互い好き同士なのに1人の女の子の存在が2人のバランスを崩し誤解と牽制で傷付けあっちゃう少しシリアスなお話。
若さゆえ友情以上の気持ちを恋だと認めたくなくて受けを蹂躙してしまった攻めが10年経って悔い改めるといった展開なのですが、イケメン設定の筈なのに全くそうは見えなかった自分の眼力に別の意味で切なくなった…

*密室の恋愛喜劇
パッとしない小説家×編集担当
作品を褒めたのがきっかけで小説家の嵐山から妙に懐かれるようになった鈴木は、ある日暴走した彼を止めるため小説で大賞を取ったら抱かれると約束してしまう。宣言どおり嵐山は大賞を受賞し覚悟を決めた鈴木だったが、しかし皮肉にもそれが原因で会えない日々が何日も続き…
小説家というのは割と変人キャラが多いですが今回の嵐山も例にもれず…というか、彼の場合はちょっと思い込みが激しくて、他人より純粋すぎるのだと思います。
そんな一途な嵐山にとうとうほだされちゃった鈴木くん。
他作品がラブ度薄めだったせいか、2人のエロシーンにはやたら萌えた!まぁ嵐山がヘタレのせいで最後まではヤッてないんですけど…ww
実は何げに一番好きカプでした♪嵐山乙!

3

記憶喪失もの

【ハートのトートロジー】
優秀だけど変わり者の月川に突然、告白された春名。こいつはないわーと思っていたのに、ついOKしてしまい憂鬱。
ところが月川が事故で記憶喪失になってしまい…。

ついOKしたけど本当はそんなつもりがない事をどうやって伝えようか悩んだ挙句、顔合わせにくいから月川が学校休んでくれないかなぁ、なんて思っていた春名なのに、記憶喪失後の月川を好きになった理由がいまいち判らず。
みんなは知らないし、月川も忘れているけどあいつは俺に告白したんだよ、俺の事が好きだったんだよ、という秘密や優越感が心を占めて、やがて月川の存在そのものが心を春名の占めていったのかなぁ。個人主義の変わり者だった月川から、記憶喪失後の穏やかな性格に変わった新しい月川を見て段々好きになっていった、という訳でもなさそうだし。
記憶喪失になった月川が追体験するように再び春名を見つけて春名が好きな事を自覚した過程は良かったです。

描きおろしの【ハートの対話篇(ダイアローグ)】は再び記憶を無くすことを恐れない、それどころかワクワクさえしてしまう、何度記憶を無くしてもきっと好きになるといった予感を感じさせるストーリーが良かったです。

【密室の恋愛喜劇】
売れない&生活能力がない小説家と編集者とのお話。好きな男に対する執着心は眠っている才能さえ目覚めてしまうのか!?そこが面白い。

過去、何度か読んで表紙の記憶はあるのに、内容をすっぽり忘れてしまう…。
トートロジー?はて、なんだっけ??となってしまうのが原因だろうか。

1

ちょっと強引

全部で3つのストーリー入り。

表題は・・・全然入り込めませんでしたw
というのも、ストーリーがモノスゴク強引。
全然話したこと無いクラスメートから告白されて、
その日の帰りに何とも思っていないのに「OK」して。
まぁ、勢いで言ってしまったと・・・して。。。
・・・ちょっと端折るけど・・・
その後全く話もしないのに、相手を好きだと認識。

まぁ、告白されると確かに意識はするだろうけど、
全然、ぜーーーーんぜん話してないのに、好きって?
そういう事も稀にあるけどねぇ。
あ、そういえば、告白した側の彼は、
喋ったことなくても窓から見ていて、気に入って告白したんだもんね。
そういうのは、有りだと思うけど。

他に入っていた「密室の恋愛喜劇」という短い作品は
普通に面白かったので、一冊全体として、ちょっと勿体無いな~と言う印象です。

0

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