完璧な執事の夜の顔はドS!!

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表題作執事の愛教育(ラブ・レッスン)

一条家の執事 冴島善人
不幸な境遇から一転実は財閥の御曹司 一条直生・18

その他の収録作品

  • 執事の不埒な囁き
  • あとがき

あらすじ

 貧しく天涯孤独な直生。学校にも通えず豆腐屋で懸命に働いていたある日、突然現れた美形執事の冴島から財閥の跡取りと知らされ屋敷に迎えられることに! 慣れない上流生活と厳しいレッスンに戸惑うばかりの毎日…だけど、直生はそんな自分を守り導いてくれる冴島に淡い恋心を抱き始めv ところが完璧な執事の冴島は、夜になるとドS系ホストに豹変! ウブな直生には恥ずかしすぎる調教(レッスン)vでキスも初めても奪われちゃって!?
(出版社より)

作品情報

作品名
執事の愛教育(ラブ・レッスン)
著者
六堂葉月 
イラスト
緒田涼歌 
媒体
小説
出版社
アスキー・メディアワークス(角川グループパブリッシング)
レーベル
B-PRINCE文庫
発売日
ISBN
9784048708722
2.3

(3)

(0)

萌々

(0)

(1)

中立

(2)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
5
評価数
3
平均
2.3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数2

ちょっと捻りのはいったシンデレラストーリー

まぁ、ありがちなお話でしたね。
父親を知らずに母子家庭で育った受け様が母の死をきっかけに
心無い親戚に引き取られ苛められ肩身の狭い思いをして暮らしていて
あげくに義務教育が終わった途端住み込みで豆腐屋さんで
朝から働きづめでお金まであくどい親戚に取られる、おしんの
世界のような暮らしの中であった事も無い父親の跡継ぎとして
資産家の家へ引き取られる事になる。
しかし、既にその父親も無くなっていて、受け様を
迎えに来た執事が優しくお世話をする。
そして執事に惹かれていく受け様・・・・

ちょっと違うのはその執事が8時から夜の9時までの勤務が
終わるとプライベートタイムに突入して性格が180度変わる点。
まるでヤンキーみたいに迫力ある雰囲気で言葉づかいも
不良系になってしまう。
でも二重人格ではなくて本来の姿が不良系で
執事の時は忠実に職務をこなす完璧な社会人。
でもその姿を初めて見た時は怯えまくった受け様ですが
本質は変わらないと気づく。
そして攻め様の事が気になってプライベートを調べる受け様。
攻め様の態度で喜んだり傷ついたりしながら、
そんなやり取りの中で受け様は攻め様に告白もするし
初めはガキ扱いしていた攻め様も受け様を・・・
設定も中身もありきたりで目新しくはないけれど
受け様の様々に成長する姿と以外に不器用な攻め様との
ラブストーリーでした。

0

表紙に騙された単純な自分www

何の予備知識もなく、単純に表紙を見て”すわ3P♪”!?
それと緒田さんイラストが好きで表紙買い。
中身読んだら、シンデレラストーリーで、しかもベタコテで、実は自分的地雷作品だったという、あまり波瀾のない甘~い甘い1冊でした。
スムーズすぎて、せっかくの設定も・・・鬼畜な自分は、もっと受けが酷い目に逢うとか、攻めがもっと酷い裏のある奴とか、受けの過去に絡むものがもっと絡むとか、こういう設定って一つ裏返すととっても痛い設定にできるので、イタイスキーにはモノ足りなかったんだと思います。
でも、夢と愛のあるシンデレラストーリーが好きな方にはドンピシャなんだろうな、と思うのでした。

父親が不明で、母親と二人だった主人公直生は、母親が交通事故で早くに亡くなり、親戚にひきとられますが、そこでの扱いは従兄弟にいじめられたり待遇は散々、高校へやる金もないと言われ、中卒で住み込みで豆腐やで働いて3年。
そんな彼の元へ、実は先日亡くなった大財閥一条家の実の息子だったからと迎えがきます。
典型的なシンデレラ設定です♪
誰からも優しくされたことのない直生へ丁寧に接する執事の冴島をすっかり頼りにする直生。
しかし、冴島には就業後の裏の顔があり、彼に色々な手ほどきを・・・

3Pかと思った実は、攻めの表の顔と裏の顔。
そして、ほんとうは悪い奴なのかと思いきや!すっごく面倒見の良いいい奴だったんですよ。
直生に手を出したのも、可愛くてつい抑えられずみたいな。
直生があまりに世俗に疎く(苦労ばっかりしてて人並みの生活してないから)内向的な性格だから、頼る人が冴島しかいないですからね。
まあ、話的には予想通りなww

ではどこが見せ場?といえば、初心い直生が何の知識もないからエチシーンで非常にエロいというところでしょうか。
それと、もう一編の中で冴島が女装するところ?
冴島の表の顔と裏の顔のぎゃっぷも激しいのも面白いですが、彼は一体いつ寝ているのか?そんなでよく仕事になるな、と思わずそっちを心配してしまいますww

こういうおぼこい男子は苛めてみたいという嗜虐をそそるキャラではありますが余りに素直すぎて、
攻めが腹黒くないので、そこが物足りない一因かな?と思います

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