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2巻、あっという間に読了してしまいました。
期待していたように1巻より断然萌え度アップしてました!
有川が御崎を、って言うかお互いにですね、意識し始めてから良い感じになるまでが描かれていました。
すんなりそうなった訳ではなくて、花のネックレスや御崎の着信の相手がどうい関係なのかが過去と共に明らかになります。
川端は御崎をどうしたいんだろう。
自分は安全な場所を見つけて、御崎を縛り付けているだけのようで腹が立ちますね。
一方、川端と対峙した時の有川がカッコ良かったですねぇ♡
告白もキスもお部屋へのお誘いもキュンキュンしました!
3巻はどう展開するのかもワクワクします。
大量着信を残す謎の男、御崎が着けていたネックレス、御崎が誰かを好きになるのを恐れる理由…
色々と明かされてきました。
今回読み返すにあたり、言葉で表されている以外の部分に注目しています。
有川の部屋(寝床?)や研究室、駅の構内。
そのどれをとっても臨場感があり、素晴らしいなと感じました。
御崎のおじいさんの部屋などは、その一場面で古い家特有に感じる懐かしさと心細さが伝わってきました。
言葉選びも素敵な作家さんではありますが、それ以外で表される世界観もあわせて楽しめる作品だと改めて感じました。
何でもそつなくできて、女子にもモテててきて、これまで挫折や真剣な悩んだことがないであろう有川が、御崎のことで悩む姿がいいですね。
片思いに焦がれる男性の姿って萌えるんですよねw
有川宅に御崎が訪ねて…過呼吸になった御崎を有川が抱きしめるシーンはよかったです。
きゅん萌えてやつですな。
で、川端のうさんくさいことw
言っていることもうそくせぇ〜と思うのは言い過ぎでしょうかw
その前に、1巻で電話で有川にあんなこと言うのが不自然というか違和感というか、どんだけこじれた関係なんですか?と思わせぶりですか。
御崎の祖父が亡くなった時に、泣いている御崎を慰めるためか知りませんがキスしますぅ?!
せいぜいハグでしょうが!?と思うのですがw
御崎との過去の因縁みたいなものが2巻で描かれたことだけなら、川端が御崎にそこまで執着するのがよくわからないです。
3巻で描かれるかもしれませんが(再読だけど覚えていない)
ま、有川と御崎ははれて両思いになったので、ここからどうなるか、思い出しながら3巻を楽しみに読みたいと思います。
花のみぞ知る(2)では、御崎くんのストーカーである川端氏の存在が明るみになります。
御崎くんはご家族が事故や病気で亡くなり、ほぼ天涯孤独状態です(親戚はいると思います)。
そんな御崎くんを守りたい川端氏が不気味に描かれているので、有川くんの王子様っぷりが眩しいです。
途中、有川くんが自分の気持ちを自覚するまでの繊細な心の揺れが読んでいるこちらまで切なくなりました。
ただ、御崎くんが病気の有川くんのお見舞い?に行った時は「差し入れ持っていけばいいのに!」とツッコんでしまいました(笑)
有川くんが御崎くんに告白をしてキスをするシーンは素敵です。
駅の構内で男性の御崎くんにキスをするなんて、本当に好きじゃないと出来ないですよね。
(もしかしたら、天然だから気にしていないのか?!)
花のみぞ知る(2)のラストは終電がなくなった御崎くんを有川くんが自分の部屋に誘うところまでですが、誘い方も男らしくていいですね~。
ちなみに、こちらのショートストーリーは『きみのお城』です。
おそらく小学校低学年と思われる2人が公園で出会うお話です。
有川くんにもらったお花を御崎くんが押し花にしていたらいいな~と思いましたが、小学校低学年男子にその発想はないでよね。すみません。
しかし、小学生の2人も天使のように可愛いです!
初めて読んだ時の感情がはるか前過ぎて忘れてしまった。結構前の作品なので、ひょっとしたらこの雰囲気のBLモノはこの作品が走りだったのかもしれませんが、いま読むとよくある展開に思えてしまう。これが売れたから類似品が増えたのかもな。BL史には名前が残る作品だと思う。
川端(御崎の祖父の教え子)はなかなか面白いキャラです。家庭の抑圧で〜って設定はありきたりなのですが、ここでガッツリ手を出すことはなくサイコ気味ストーカー化しているのがBL漫画には珍しい感じ。1巻は毒が薄かったので、毒を投入してくれた、人間らしい厭らしさある川端は嫌いじゃない。
※電子書籍ひかり カバー下、裏表紙無し