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表題作アラブる プリンス

アシュラフ 訳ありの?王子 18才
栗原歩貴 貧乏な大学3年生 21才

あらすじ

貧乏学生の栗原歩貴が橋の下で拾ってしまったのは、犬でも猫でもなく、アラビアンナイトの王子さまのような男・アシュラフだった。エキゾチックでどこか官能的な彼は誰かに追われているらしく、歩貴の長屋に強引に住み着く始末。しかも、召使いのように扱うくせに、歩貴のどこを気に入ったのか、甘やかすように愛を囁き、乳首から濡れる先端まで可愛いがってきて……!? 
(出版社より)

作品情報

作品名
アラブる プリンス
著者
神香うらら 
イラスト
こうじま奈月 
媒体
小説
出版社
フロンティアワークス
レーベル
ダリア文庫
発売日
ISBN
9784861345654
3.4

(9)

(1)

萌々

(2)

(6)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
31
評価数
9
平均
3.4 / 5
神率
11.1%

レビュー投稿数2

舞台は日本、なアラブもの

さくさくと読める軽めで明るいアラブものでした。
本当にライトなアラブもので、クセもアクもない。
アラブるは『荒ぶる』にかけているのでしょうか?だとしたらそこまで荒ぶったプリンス様ではなかった気がする。

アラブの王子様といえば、強引、傲慢、自国への強制お持ち帰り、後宮に媚薬に加えて絶倫とくればパーフェクト!あ、忘れちゃいけない滑りを良くする王家に伝わる秘伝の香油!お約束もりもりのねちっこいアラブものもいいけど、サクッと読めるライトで明るめのアラブも良いよねと思ったのでした。
出てきたのは自国へ強制お持ち帰りと香油、とあと性格がちょっぴり強引だったかなってことぐらいでしょうか。
舞台がほぼ日本だったことも、アラブらしからぬ雰囲気でした。
神香さんの作品ですので、甘さは保証付きです。ちょっぴりの切なさもありますがそこも含めて甘いお話です。
受けはあんあんと可愛く喘いでますしね!

とにかく、受けが良い子で苦労もしってる庶民派な大学生。
攻めは何やらワケ有の、受けに助けられた外国人。そして成りはデカイし、態度も大きいけれど年下!
年齢を感じさせない年下攻め、だけどたまに「あ、やっぱり年下なのかぁ」と感じる瞬間にニヤニヤです。

あと作者さんの後書きにて、お風呂上がりの攻めが全裸を推奨した担当さんグッジョブ!
ですよねー王子様は全裸でナンボですよね!
後書きを読んだあと全裸でお風呂から出ていたシーンを読み返してしまいました。

兎に角、わき目も振らずに受け一直線な攻めが良かった。
難を言えばアラブものにしてはスケールがこじんまりしてたなぁ、ぐらいです。

1

アラブの王子様のローマの休日?

アラブ設定だけどテイストはアラブのワガママ王子様で、軽く読めるお話です。
アラブ特有の独善的な攻め様像と言う感じはしなくて、偶然出会った受け様に
運命を感じて、受け様を恋人にしようと強引にしてる年下攻め様。

受け様は貧乏学生で、初めは厄介な人と係ったと思いながらも攻め様と触れ合ううちに
次第に惹かれて、ワガママぶりも許せるようになるのです。
それに、受け様は攻め様の正体を知らないので普通に接していたのですが
ある日、トラブルに巻き込まれ、攻め様に助け出されたことから攻め様の教育係が現れ
攻め様がアラブの王子さまだと知るのです。

でも、攻め様はそんな事は関係ないと受け様と共にいたいと熱望しますが
受け様は身分違いの恋に戸惑い、攻め様の教育係に頼まれ攻め様を国へ強制送還
する事を手伝わされることになりますが・・・・
年下王子に翻弄されながらも好きになってしまった受け様と強引だけど
始めから受け様一筋の攻め様とのラブでした。

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