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表題作君が好きなのさ 4

浅井青士/専業主夫
加納つぐみ/マンガ家・大学生・20歳

その他の収録作品

  • 君が好きなのさ 7 扉が叩かれる時
  • 君が好きなのさ 8  彼の人のさいわい
  • 冬の火
  • あとがき

あらすじ

いつだって、浅井は激流みたいに俺を流すから…。
いや認めなくちゃ、ほんとは自分から浅井を求めているんだって。
初単行本も発売間近で仕事のほうは順風満帆の新人マンガ家つぐみ…だが、私生活のほうは相変わらず居候のまま…。ただいま無職で主夫業大忙しの浅井に、仕事が終われば愛され放題のトホホな毎日。折りも折り、もう一人の我儘な同居人、ダニエルの意外な一面を目にすることに…。気になる浅井とダニエルの過去とは一体…!?書き下ろしはなんと浅井の少年時代。(出版社より)

作品情報

作品名
君が好きなのさ 4
著者
谷崎泉 
イラスト
こおはらしおみ 
媒体
小説
出版社
二見書房
レーベル
シャレード文庫
シリーズ
君が好きなのさ
発売日
ISBN
9784576005218
2.7

(9)

(2)

萌々

(1)

(2)

中立

(1)

趣味じゃない

(3)

レビュー数
1
得点
21
評価数
9
平均
2.7 / 5
神率
22.2%

レビュー投稿数1

う~ん、じれったい。

ようやく、大きく前進かな?
これまでの波紋がぶつかりあって、ひとつの輪になります。
今回のMVPはダニエル!
悲しい過去話を含め、押して引いて・・・つぐみの前進に貢献。

<扉が叩かれる時>
つぐみはまだオチません。 引っぱりますね~(笑)
ようやく浅井の気持ちを受け止める覚悟はしたものの、
自分の気持ちまでは・・・ってところ。

往生際悪いけど、一応、前進ってことで。
気持ちの割合⇒浅井10:つぐみ6くらいかな?

<彼の人のさいわい>
気になる浅井とダニエルの関係もここで明らかに。
ダニエルにそんなつらい過去があったんだな~(泣)

つぐみと浅井のことも邪魔してるのかと思いきや、
彼なりに応援してるつもりだったとは^^;
でもそのおかけで、つぐみもいろいろ考えるようになったから
ナイスアシストってことで。
浅井の猛攻はあいかわらずだけど、ゴールは目前?頑張れ~

<冬の火>
浅井が、クリフとダニエルと出会った幼少の頃の話と
クリフ亡き後の話。
クリフが仲良くする人間はすべて気に入らない弟のダニエルは、
浅井に嫌がらせをするように。

衝撃★
あの浅井がイジメられっ子、だったんですよ~!
教科書や靴を隠されたりする、いかにもなアレです。

といっても、チビでも浅井だからね。
全然気にしないでクリフと仲良くするので、
ダニエルも意地になって浅井につっかかるわけです。
なんてイジメがいのないヤツ。
ちょっとくらい泣いて落ち込む姿を見せてもいいんじゃない?
う~ん、でも、浅井が泣くところって想像つかないな・・・
つぐみなら泣かせられるか?笑

特定の恋人がいなくても生きていけるという浅井に、
「青士が人を好きになったら、その人のことしか見えなくなるんじゃない?」というクリフ・・・大正解!

クリフ亡き後、ダニエルが行方不明になったり自殺騒ぎを起こしたので、浅井は見張り役に。
ダニエルは浅井のことを親友だと思ってるんですね。
浅井は認めてないけど(笑)
いろいろあったからこそ「絆」があって、信頼もできる。
喧嘩するほど仲かがいいって感じで、ちょっとヤケる関係だな~

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