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表題作君が好きなのさ 3

浅井青士/専業主夫
加納つぐみ/マンガ家・大学生・20歳

その他の収録作品

  • 君が好きなのさ 5 長い坂の先
  • 君が好きなのさ 6 ひばり鳴く頃
  • アシMの回想
  • あとがき

あらすじ

もっと…と求めてしまいそうになる。
ダメだって、頭のどこかでは思っているのに。
浅井とのなし崩し的関係をなんとかハッキリさせなくてはと思いつつも、日々の締め切りに追われる新人マンガ家のつぐみ。そんな時にかぎって、大学の友人やら浅井の写真集を熱望する追っかけ編集者やら、極めつけの迷惑居候ダニエルさんやら…何かとひっかき回す連中が押しかけてきて…。さらに追い討ちをかけるかのごとく妹のひばりが上京。何も知らないひばりにどう説明をすればいいのか!?つぐみ史上最大のピンチ。 (出版社より)

作品情報

作品名
君が好きなのさ 3
著者
谷崎泉 
イラスト
こおはらしおみ 
媒体
小説
出版社
二見書房
レーベル
シャレード文庫
シリーズ
君が好きなのさ
発売日
ISBN
9784576992020
2.7

(9)

(2)

萌々

(1)

(2)

中立

(1)

趣味じゃない

(3)

レビュー数
1
得点
21
評価数
9
平均
2.7 / 5
神率
22.2%

レビュー投稿数1

イヤもイヤよも・・・

この巻も、これでもかっっていうくらいに、周りの人間関係に振り
回されるつぐみです。浅井の猛烈アタック(死語・笑)も健在だけど、
それにも慣れた・・・ような?

<長い坂の先>
浅井、無職になるの巻。
ワシントンポストのカメラマンをしていた浅井だが、あまりにも長期の海外出張が多いので、つぐみに逢えなくなるからと、ついに仕事を辞めてしまう。
そんな浅井にヨーロッパでの仕事を紹介するダニエル。浅井がいなくなると思ったつぐみは無意識に「いやだ!」と叫んでしまう。

つぐみがオチるのも、もう一息?
「いや」しか言わないつぐみだけど、イヤもイヤよも好きのうち・・・
無意識の言動って、否定しても認めざるをえないというか。でも、浅井を離したくない、と気づいただけで、まだまだ先は長いようです。

それにしても浅井が【つぐみ至上主義】なのは仕方ないにしても、
仕事辞めて大丈夫なのか?
ビル自体は貰いものらしいが、生活費はどうなるんだろう。
ぅおい!つぐみのヒモになる気か?(笑)
なんて心配してたんだけど、以前の写真集の印税があるっぽい。
でも、お金に無頓着な感じだから、高給取りで貯金とかもあっても、その分浪費もしてそう。
写真集をまた出す企画があるけど浅井は興味なくて、つぐみに決定権を押し付けるんですね。人任せはよくないよ~と思うんだけど。
この際だ。
今後のためにも、稼いどいた方がいいよ、つぐみ!

<ひばり鳴く頃>
妹のひばりが受験の下見で上京。

緊張したという浅井がなんだかカワイイ(笑)
好きな人にはモチロンのこと、
その家族にも気に入られたいって気持ち
あの浅井でも普通にあるんだな~と、ちょっと安心。

<アシMの回想>
つぐみのアシスタント、観月視点の話。
漫画を読んで、どんな人だろう・・・と想像しつつ、
向かった先で待ち受けていたのは
腰にタオルを巻きつけたがっちりした長身イケメンと
キスマークだらけの裸にシーツを巻きつけたほっそりした青年
との衝撃の出会いだった。

つまり、H直後のふたりだったんですね(笑)
浅井は前回のアシスタントのこともあったので、
先手を打って観月に牽制をかけます。
まるで、お気に入りのオモチャを取り上げられそうな子供?
浅井、大人げないです。
そんな2人をあっさりと受け入れちゃった観月の方が大人だな。

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