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肉食系社長は意外にカマッテちゃん?
この社長がバカで変態で憎めない良いキャラです。
そして鈍感力高めのリス系男子新人くん。
ちょっとかわいいから遊んでやろうくらいに思っていた社長が、どんどん彼にハマって行ってどうしてそっちに行っちゃうんだ!っていう行動で彼にアピール。
ここら辺、椀島子先生のそういうところが出ていてとっても良いです。
他、2編同時収録。こちらも大変良かったです。
「優良物件有ります」は上記のカップルの隣の部屋の住民が壁の薄さにいやになり後輩に愚痴ったところ彼と同居することになり、なにもかも出来る男の後輩くんにムラっと。
「しあわせのツボ」こちら①②とあり、
①の方では、攻めのよも君視点で描かれていて、よも君が彼女に振られた日に笹目君と不思議な出会い方をしてワンナイト。
でも、笹目君のことが忘れられなくて彼を探すけど笹目君の手掛かりは彼がくれたしあわせになるツボと、自分が貸してあげたパンツだけ。
②は笹目君視点から描かれていて面白かった。
笹目君の立ち回り方がかわいいです。
この作品11年前なのですね。
碗先生の変態的な部分、この時から変わらないんだなとうれしくなりました。
液体で汚すの好きですよね。今作では砂糖追加で激甘なコーラ液、コーヒーフレッシュをぶちまけてました。好きな子に貸した自分のパンツ越しにペロペロしちゃってて、「自分のパンツ舐めてる、よ?」って言われてんの面白かった。
それとどこかずれててヘンテコな人物の面白さがあります。だいぶ変人だなと思う奴を周りが受け流してたり軽く突っ込むだけでスルーする感じ。独特のテンポ感が私は好き。
3カプのお話が収録されてますが、2組目と3組目のお話が私は好きでした。
【優良物件あります】
1作目【発情オオカミ君愛を叫ぶ】の青木社長の住むアパートの隣に住む矢場。壁が薄くて喘ぎ声に悩まされてたら、爽やか後輩 聞太くんからお家に来ないか誘われる→すごくリッチなマンション→お部屋は綺麗だし、手料理は美味い→一緒に住んでもいいですよ→速攻引っ越してくる。なトントン拍子に同居スタート。
こんなの、聞太くんただ優しいんじゃなくて矢場の事を狙ってるに決まってるやんw
同居する内に意識し出して…って、どんなけちょろいんやと思いますが、上手くまとまってめでたしめでたしでした。
【しあわせのツボ】
3組目のお話が1番好き。
四方田(よもだ)くん、彼女に振られて居酒屋に行くと知らない男子笹目(ササメ)くんに懐かれて、なんだかんだで一晩泊める事に。
この2人のやり取りおかしな事がいっぱいなんだけど【しあわせのツボ】がポイントになるお話です。彼女さんお喋り好きで、よも君を振ってくれてありがとう。よもだくんもササメくんも変わった苗字で良かった。これが、田中と佐藤だったら出逢えてなかったかもしれない。
シーモアで購入
白抜き修正
短編集。
絵も内容もさほど古さを感じないのがすごいですね。
□表題作
青木社長がだいぶん変人w
原にセクハラするけれども、暴力まではいかないので何とかセーフ。
最初は戸惑っていた原が逆に青木社長を翻弄する時の青木のリアクションがツボ。碗先生のこういうところ好きです。
□優良物件あります
青木社長の安アパートの隣人の話。
同僚が彼に気があり同居を持ちかける。BLあるある。
この2人は普通の人でした。
□しあわせのツボ
一見普通だと思っていた、よも君が変態だった。
笹目がよも君に興味を持つくだりも変わってる。
表題作は、笑えてHなお話。
新卒で受かった会社は仕事的には良いが、社長が変態。これはふざけているのか?本気なのか?!
と言うのが受の気持ち。
流されて、ほだされている感が多いにありますが、面白くて良かったです!!
次の作品は、上記の2人がアパートの隣に住んでいるというサラリーマン。壁が薄いため、後輩のマンションに同居することに。。。
う?これどっちが攻?となりましたが、書き下ろしで判明。
そして、私が一番気に入った3作品目。
彼女にフラレて、一人酒をするために入った店で酔っ払った男に絡まれ、奢らされ、挙句の果てに泊めさせられ。。。
でも、美味しく頂いてしまったというお話。
これだけじゃない!!その後というか、種明かしみたいな展開で、なるほど!となりました。
碗島子先生の作品は何作か読んでいますが、いい感じにクセがあり、今作品もエロさが好きです。
はあああああ。
好き。
攻めが先に好きになる。
遊び人風攻めがピュアっ子受けの気を引くのに、ちょっと病むくらい手こずる。
ピュアっ子受けが計算なしの天然。
笑える。
わたしの4大ツボを押しまくられてしまいました。
これだけ押されたら、ものすごく健康になれそう。
デザイン会社の社長と新入社員の愛の攻防戦です。
社長のあほっぷりが突き抜きてて楽しい。
リスっこの新入社員の天然ぷりも可愛い。
タイトル通り、発情オオカミくんこと社長が、ことあるごとに愛を叫んでました。
切なくないのに、シリアスにもならないのに、きゅんきゅんが止まりません。
碗先生の他の作品同様、どんな小さな文字も見逃したくなくて、目を皿のようにして読みました。
可愛い、楽しい、大好き。
同時収録は社長のアパートの隣人の話。
こちらはちょっとあほの子な会社の先輩が後輩の手中で心地よく転がされる感じでした。
これも楽しい。
もうひとつの同時収録は、彼女に振られた会社員が飲み屋で隣になった怪しい男に…というもので、こっちも楽しかったです。
いやなひとがいない。
読んでいる間、ずっとにやにや。
読後感もすっきり。
最高です。