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7巻。
もう安定の。
お仕事、生活、そして大変参考になる料理手順+レシピ。
そこに、ケンジのジルベールとのマウント合戦やら。
史朗、ケンジを実家に連れていく、やら。
店長妻・玲子さんの静かな反撃開始やら。
また、人が亡くなった後の財産は…みたいな私らの年代にはハッとするお話やら。
そんなストーリー上の緩急もだけど、感情的な緩急も見事。
史朗の実家に行ったケンジの涙。
ジルベールのうぜえわがままも愛してる小日向サン。
忙しさMAXでケンジのごはんに救われて感謝する史朗。
一冊のバランス最高じゃないですか。
お料理で面白かったのは、♯49でジルベールをアブラ責めにするケンシロですかね。
史朗の実家への挨拶とか、2人で可愛いカフェに入った日とか、ドラマの描き方も沁みるんだけど、やっぱり原作のあっさりした描き方も好きだなぁと。普段おっとりしたケンジが時折見せる、心底感激した顔や幸せを噛みしめる顔に、こちらも嬉しくなるんです。
史朗ほどではないけれど、ケンジも人並みに料理ができるから、料理の大変さも楽しさも史朗と同じ感覚で味わっているところが2人の関係を長続きさせている理由の1つなんじゃないかと思います。史朗が帰宅できないほど忙しい時は、ケンジが料理をする。結局帰れず食べてもらえなくても怒らないし、急に帰ってきた時は自分用に作っていたものを惜しまず提供する。2人で家で食べる食事が一番美味しい、と思い合える彼らが本当に素敵だと感じました。
4巻に続いて、ギュンとくる巻でした。
どのお話もじんわりギューッと沁みます。
シロさんがケンジを自分の両親に会わせようと決意した理由を語るところ(#49)〜実際に会うまで(#50)のエピソードがすごくすごく良かったのはもちろん、富永さんちのミチルちゃんに子供ができたのをご両親がシロさんに話すエピソード(#51)もじわじわじんわりでした。
7巻まで読むと、1巻で挫折して放ってた頃の私はおバカだったなーと反省してしまいますね。もうこれは絶対最終巻まで追わなきゃ。
ドラマ化ほんとマジありがとうだわ!
読み始めはシロさんちのご両親がちょっと嫌だったんだけど、だんだん好きになってきました。
しかしあれだね、ジルベールワタルは何から何までイラッとくることしか言わない&しない男だな。
・・・と思ってたら「ノルウェイの森」の話をしだしたので、村上春樹っつーのはまじイラッとくる人間製造機だなと思いましたまる(村上春樹ファンすまぬ)
思えば私この巻を一番最初に読んで、「何これ!面白ーい‼︎」となって一気に全巻(+同人誌)集めました。結構重要なイベントの多い巻でした。
表紙のカジュアルな2人の服が可愛い。シロさん意外と赤似合うな。いきなりジルベール達とのクリスマス会から始まります。正月にシロさんがケンジを実家に連れて行くと宣言。「ゲイを理解してほしい訳じゃなく、親が思ってるより俺は今不幸じゃないってわかってほしい」とのセリフにゲイ一同ジーンとした後、ケンジの勝ち誇った顔(笑)
2人の熱々ぶりにあてられジルベール達も退散。正月にはいざ実家へ!緊張感漂い会話も弾まないんだけど、ケンジはお父さんにシロさんのアルバムを見せてもらったり、それなりの交流をして帰宅。
帰り道でケンジが見せた嬉し涙には思わずこっちももらい泣き。シロさんもじわっときてたと思います。その後ひどい通行人がムードぶち壊しましたが2人は世間の冷たい風に負けないと思います。
後の話はスポーツクラブのサウナで、近所の富永さんと遭遇。シロさん、ケンジからの愛されボディ見られちゃった!富永さんノンケだから問題ないけど小日向さんだったらお互いまずいよね、と思いました。
単行本はこれから倍以上も出るので2人のラブライフはずっと続いていくのです。
料理レシピが基本の中、ゆるくまったりと繰り広げられるゲイ婚生活。
5巻時のお母様の発言が気になっていましたが、前巻触れることなく。
果たしてどうなるのかと、心の中でくすぶっていたのですが。
始まりはクリスマスからでした。
ケンジがジルベールとの間に火花を散らしているなんて思ってもいなかったのですが、ついにジルベールの気ままに腹黒い所も垣間見れ、にやりとしてしまいます。
そしてついにその時がきました。
用意周到な弁護士が5日前に言うなんてやっぱりそれなりに悩んだのかしらと思ってしまいます。
ぎくしゃくとしたお正月にご両親のの突飛な発想。
つい笑ってしまいたくなりますが、あるあるになるのかな。
と思ってみたりも。
いつものささやかな日常とは違う、舞いこむ出来事の数々に、お互いに支えあっている2人の幸せが見られて心騒ぐ7巻となりました。
今回の気になる献立。
ブロッコリーとあさりのペペロンチーノ。
とりのからあげ。
紅茶のアイス。
うどんすき。
キャベツとほうれん草のマーボー春雨。
かぶとベーコンの豆乳スープ。
卵とアスパラ炒り海老チリ。
キムチチゲ。
なすとインゲンと豚肉の煮物。
などでした。