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セックスが上手いから。十数点、加点にしました。
導入から引き込まれない。つまらなすぎて読み進めるのが苦痛だった。挿絵も萌えない絵柄。
タイトルとあらすじで惹かれて買ったが、その面白い部分にたどり着く前に挫折した。
うーん、どの評価にしようか迷います。
正直なところ物語は「中立~萌」くらいなんですけど、メイン・脇のキャラクターは「萌×2」にしてもいいくらい可愛い人たちばかりなので。
ということで、とりあえず「萌」で。
苦情処理係にお世話になることになった黒沢(攻)が、一柳(美女)目当てで苦情処理係に足繁く通うも振られ、遠藤(受)と鴨下(美男)に慰め会をしてもらってたはずなのにどういうわけか遠藤とホテルにいて――
お話の初めはこういう感じです。
私、黒沢の行動がいまいちよく分からなくて。一番最初遠藤とキスしたところとか。
なんでそこでそーなる!?とビックリです。たった今、いけすかない奴だって思ってたのに!?と。
し、しかも人の目のあるところで!?とね。思考と行動が全然リンクしていない。
遠藤も分かりにくい人なんですけど、こちらは変人だと思えば可愛く見えてきちゃう不思議。
ホテルでの屁理屈は一見の価値ありです。
中盤からタイトルにもなっているあるノートが出てきますが、これって重要アイテムってよりも
遠藤の可愛らしさを強調するアイテムって感じです。
鴨下がこのノートを書いている時の遠藤を評する部分があるのですが、かなり同意。たしかに!
メイン二人の分かりにくさを、脇の二人が救い上げてる感じがします。
鴨下や一柳がいないと絶対まとまらなかったよね……と思う。
個人的見所は鴨下の親父ギャグ。
親父ギャグってこんなにあったのかー!と、ちょっと感心してしまいました。
表紙とタイトルに釣られて、つい手に取っちゃいましたww
通販下着会社に勤める、営業の黒沢(攻め)は有能で容姿も良いできる社員です。
そんな、彼目線で話は進んでいきます。
そんな、黒沢のお相手となるのは…同会社の精鋭の苦情係の主任の遠藤です。
この遠藤が、いわゆる変人というやつでしてww
遠藤は、いつも笑顔を浮かべていて辛辣な事を言ったりつかみどころがないのです。
その苦情係には、あと二人の社員がいるのですが。
その二人も、結構好きでしたww
特に、一見チャラ男のイケメンで親父ギャグ好きな鴨下がっww
黒沢は、最初はもう一人の苦情係の社員美人の一柳目当てで苦情係に通うのですが、遠藤が気になってきて…?みたいなお話です。
でも、遠藤は一筋縄ではいかないみたいなお話です。
普通におもしろかったですよww
好きな作者さんだし、タイトルもナイスなので、
期待満々で購入しました。
設定も、展開も面白く、楽しんで読めたのですが、
(余計なお世話ですが、)
まだ、もう1歩踏み込めたんじゃないかな?と
歯がゆくも勿体ない気持ちになってしまいました。
有能でイケメンな黒沢は、
自分の案件で起きたクレームを奥の院の遠藤に処理して
もらったことがきっかけとなり、会社に「奥の院」と呼ばれる苦情係があり、
会社でも一目おかれる精鋭部隊であることを知る。
小柄なのに魅了する声で話す姿とは裏腹に、
実は毒舌である遠藤のギャップが気になるようになっていきます。
そして、この遠藤、クレーム処理のストレスから、
呪言ノートなるものを書いていることを知ります。
見つけた社員の悪いポイントを書き込んだり、
顧客の性格を類推して、愚痴を書いているのでした。
遠藤のなかなかのツンデレっぷりが、良かったです。
そして、遠藤が謎な男だったからか、エロが良かった(笑)
いいですよねぇ~桃色って言葉は何故かエロのイメージです、ピンクもそうだけど
日本語表記の桃色は妙にハートを擽りますね。
そして内容は、会社の苦情係、通称奥の院の主任である受け様と営業のホープと
言われてるような女性にもモテる攻め様との一風変わった恋のお話なんです。
タイトルは桃色閻魔帳ですが、本文では「呪言」なんてタイトルが付いてるファンシー
ノートに、受け様が苦情を聞き入れ対応しながら、自身にストレスがかかってくる事を
緩和する意味もあるそのノート、「呪言」なんてオカルト作品のタイトルに似てて
ちょっと怖い感じもするけれど、完ぺきな笑顔と口調の裏に隠された人間らしさの
象徴みたいで、個人的には思いっきり理解できるのです。
その受け様は、社内でもう一つ面白い事をしている、初めは社内でよくある社員の
評価シートみたいなものかと思ったら、これも受け様の気持ちのはけ口で、
減点5とか加点1とか、この受け様の見た目や行動とは違うギャップが凄く面白い。
そんな受け様の事を、初めはなんて毒舌なんだと第一印象が最悪だったのに、
何故か惹きこまれるようにキスしてしまう攻め様。
それも苦情係の受け様以外の二人もいる前でのビックリ行動、更に攻め様から仕掛けたのに
それに濃いヤツを返される展開から、どんどん受け様の事が気になっていくのです。
そして、酔った勢いでセフレ的な関係を結んでしまい、更に一人困惑してしまう攻め様。
普通ではありえない反応をする受け様に振り回される事になり、それでもそれが何故か、
受け様を好きなのかも解らない状態で気が付けばいつも受け様を追いかけている。
既に恋する男が出来上がっているようでしたね。
そこから受け様に猛烈アタックを仕掛けるけれど、簡単にOKを出してくれない受け様に
攻め様は一つの手を考えて実行する。
感情の起伏が乏しいと自覚している受け様ですが、本人が思っている以上に
受け様も既に攻め様に感情を揺さぶられているのですが、妙に天然頑固なんです。
ちょっと変わったカップルですが、個人的には好きな作品でした。