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短編の毛フェチの男の子の話がツボりました。
BLでここまで濃いの⁈って思いましたが、読み終わったらこの話が頭から離れず。
この2人でシリーズ作って欲しかった!
でもシリーズには出来なさそうな剛毛具合なので妄想で我慢します
デビュー単行本でしょうか?この頃から松本ノダ先生は松本ノダ先生なんだなぁ。
◾️いちについて
汗と雨の汁気、10代の爽やかさと10代のエロティックさむんむん。
◾️マイロールダウン
詩的です。短編小説や短編映画にしてもグッときそうな話運びとカメラ運び。
◾️憂悶少年
毛フェチ作品。これもまたノダ先生らしい青春のもやもやとムラムラ。安田みたいなキャラの BLなくないですか!ビジュアルもノリもかなり好きなんですけど、需要ないんだろうな〜と思うと切ない。最後のおまけ的な漫画がこの2人だったのもかなり嬉しい。田嶋可愛い。
◾️秘密の温泉男子♂ふたり旅
う〜んどの作品も好きだな。
◾️表題
萌2〜神
◆いちについて
可愛さと爽やかさと男性高校生らしいエロが詰まった、冒頭を飾るに相応しい作品でした。告白から拗れてしまうのかと思いきや、何のことはなく、先輩であるきょうちゃんが駆け出したのは突然のことに戸惑ったから。チャンスを逃さず押してみる仁太も、照れて赤面するきょうちゃんも可愛かったです。
◆憂悶少年
毛深い同級生によって、毛フェチに目覚める少年の話。この同級生というのが、一般的にはモブになりそうなビジュアルの男子で、もっさりと冴えない感じなのがまた斬新でいいんですよね。自分にない男臭い毛という存在に、すっかり興奮することを覚えた主人公が、そんな同級生のフェロモンに惹かれてしまうのがいやらしかったです。
◆勇気をだして(表題作)
他の作品もそれぞれ存在感が濃かったので、表題作である割には若干影が薄かった印象がありますが、主人公に片想いされている美容師の夏野がとっても可愛らしかったです。夢で終わらせず、是非関係を進展させて欲しいですね。
短編集。
引き出しの多い作者様。この作品集も色々なテイストのお話が読めます。
「いちについて」
勇気をだしてっていうのがこの1冊全体のタイトルな訳だけど、勇気を出したら何かが変わるよっていうお話だなぁと思った。
いつも見てるのも、帰るの待ってるのもみんなバレてて。
…は良いんだけど、若い性欲まであっという間に着火してしまうのね。
「マイロールダウン」
サイレントを用いている作品。
一瞬の視覚的イメージと、一言聴いただけの声。だからこそ残る残像。
「憂悶少年」
皆様のレビューを先に読んでいたので、異常に期待して鼻息荒く読み始めたが…
そうでもないやん!もっと毛むくじゃらかと思ってた。腕毛も背中の毛も腿毛もないやん。お顔もつるりとしてるし。毛深いヒトってもっとこう…
ただ、安田の外見は意外!短髪メガネか…
こっちに目覚めそう。
「秘密の温泉男子♂ふたり旅」
2人の背景がよくわからないながら、すでにラブい恋人同士、やっと休みが合って温泉旅行に来れた。ゆっくりヤったりお風呂入ったりしようね、なんて約束してきて、その通りにやってますよ…ていう空気。
せっかく2人きりだからもっとイチャイチャしたいんだよね。でも睡魔もね。
「勇気をだして」
日常に突如現れる系のファンタジー。
古代エジプトのネコの神様?みたいなのが現れて、願いを3つ叶えてくれるという。
男は、片想いの相手と付き合えるように願うが…
うん、まっとうな結末だと思う。短編だけどすごくまとまっていて濃かった。
「脱・憂悶少年」
安田のスネ毛を愛でる田嶋。なんだかんだカップルになったのかな?
どれも良かったけど「マイロールダウン」と「勇気をだして」が好きでした。
5話プラス書き下ろしの短編集でした。
表題作は5話目で、表紙の二人のお話です。
初めて読む作家さんでしたが、バラエティに富んだ短編集でどのお話にも萌えがあり、良かったです。
初コミック?と思われるのですが、作画はちょっと粗めな部分はありますがストーリーの独自性は素晴らしいと思いました。
毛フェチのお話が人気の様子。
この素晴らしい体毛の彼、某青年漫画の脇役にそっくりで驚いた。顔ともみ上げと筋肉が似てる。体毛は知りませんがw余談失礼しました。
私は「マイロールダウン」と表題作「勇気をだして」が好きですね。
両方とも余韻を楽しむようなお話です。
辛いお話のこういうエンディングは好きではないのですが、こちらはふんわりとハッピーが漂うお話で良かったです。
作者さんに興味が湧き、他の作品も読みたいと思っています。