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新刊チェックでオタクとリア充の設定が面白そうだったので、
特典付きということで、予約して購入しました。
『オタクくんの憂鬱』、『イケメン君の恋煩い』
森久保さんの表情や仕草の感情表現がとても豊富でした。
森久保さんの(ちびキャラも含めて)全てが一々可愛くて、
萌えが途切れることなく終始 萌えっぱなしでした。
高垣くんにも好感を持ちました。
4話目の、駅で電話をしながら高垣くんに捕まる場面が
とても良かったです。
気持ちの揺れ動きや展開が分かりやすく描かれていて
とても読みやすかったです。
『キミのとこまで』
私も電車が好きで鉄道会社に就職したかったけど
全て不採用だったという境遇が受けと同じだったので、
親近感が湧きました。
なりたかったのに、なれなかった車掌に攻めがなっていたのを
見ている受けや、劣等感を感じたりしている受けの心情が
痛いほどに伝わってきて共感しました。
神聖な電車を下ネタに使われて……という風に不快感はありましたが、
下品さはなく、不快感が薄れるくらい、上手いこと思いつくなあ
と感心してしまいました。
この作品の受けも感情表現がとても豊富で、
ちびキャラも含めて全て可愛くて、ずっと萌えました。
私と違って受けは幸せになって、私の分まで幸せになってくれて
嬉しく思いました。
せめて この作品を読んでいる間だけでも疑似体験をしたいと思いました。
表紙絵の題字の、「鬱」の漢字のデザインがお気に入りです。
「鬱」という漢字の一部が雨粒になっていて、粋だなと思いました。
また、鬱々しさを軽減する効果もあると思いました。
今回の評価は、「神」と「萌×2」で非常に悩みました。
特に受けとの共通点が多く、やはり『キミのとこまで』の作品で、
同じ境遇に親近感を覚え、受けの気持ちに強く共感したことが
決め手になりました。
萌えが溢れすぎて抑えが利かなかったので、最終的に「神」評価にしました。
『オタクくんの憂鬱』もそうですが、『キミのとこまで』も、
1話だけの短編でなく、もっと たくさん色んな話や続きが読みたいです。
続編が出てほしいと願わずにはいられません。
何度も読みたくなるほど楽しくて面白い作品です。
それはトイレからはじまった。
アニメとゲームが大好きな隠れヲタリーマン森久保はある日オフ会のトイレで偶然、同じ店で合コンに参加していた会社の後輩:高垣にヲタバレしてしまいます。
カッコよくて女にモテる高垣がウブで恋愛慣れしていない森久保の一途さに惹かれ…というリーマン年下攻め。
参加することに意義がある!というわけではないけれど恋愛という『ミッション』に観戦側だった森久保が参戦することになってからのモノローグがいちいちツボをおさえていて『わかるわかる~。』と頷いてしまいます。
ヲタシンクロ率が高い為か森久保の恥じらう顔がいじらしくて可愛くて!!
語尾に「~もん」つけても許せる三十代は貴重種ですw
警戒していた高垣が自分を興味本位でバカにしないばかりか素の自分を受け入れてくれる心地よさにふにゃ、と蕩けるような表情を見せる森久保にズキュン☆
そんな森久保にいつしか本気でがっつく高垣ですが最初の頃のチャラ男発言が災いしてふたりはスレ違います。
そこから2度目のトイレ遭遇の場面までが切ないのなんの!
森久保が自分の本当の想いや高垣との楽しかった日々と向き合う姿が静かに丁寧に綴られています。
失いたくないものに恐々と、しかし自ら手を伸ばす大幅にページを割いた再びの始まりとなるトイレ場面は必見!
でも私が一番いいな、と感じたのは想いが通じて終わり、じゃなかったことです。
当たって砕けて始まった恋も続けていけばいくほど失いたくなくて当たる怖さも砕ける辛さも好きな気持ちと比例して増量します。
恋人としての初めての年越しorヲタ最大のイベント:コミケ、森久保の個人としての趣味的欲求or恋人に言えない臆病さが交差して巧く表現されていて良かった。
ケンカの後にあんな無邪気に迎えに来られたらたまらん~!
しかし森久保の甘ったれて話しかける表情や喘ぎが超絶エロ可愛い!
高垣も描き下ろしのコスプレエッチでストッキング破って挿れる時、チンコのとこは破かなかったですよね!?
イケメンスキルだけじゃなくエロフェチ度も高っ!
【キミのとこまで】
イケメンの小学生的下ネタ発言ウケました(笑)
幼なじみの再会物語で純愛路線なのに酔って意識のない相手に『連結』するなんて!
でもサクサクっと軽~い感じで楽しく読み進められました。
ヤマヲミさん初買いだったんですが毎回、あとがきがあんなに面白いならオマケ的楽しみも大きいです。
現在電子でお得になっておりますので是非!
オタクが主役で相手はスパダリ、そしてオタバレ関係が深まるという作品もかなり増えておりますが、そのオタク具合。そしてスパダリのオタクへのいじめ具合(本当に軽い)と執着具合(ほんのり)というさじ加減がとても心地良かったのです。
同時収録の短編は愛の直球勝負にグッときました。二人は幼馴染だったので、幼少時の思い出シーンが2回出てきますが、そのシーンがとっても素敵。そして可愛過ぎ。
アニメ大好き。ゲーム大好き。二次元の女の子にしか興味がない
美形な隠れオタク・森久保(受)がリア充で爽やかイケメンSの高垣(攻)に嫁に
されてしまうお話。
オフ会に参加していた森久保はトイレに行くんですけどたまたま同じ居酒屋で
合コンしていた同じ会社の後輩・高垣とばったり。
オタクがバレてはまずいと急いで撤収しようとするも一緒にオフ会に参加していた
オタ仲間のせいでオタクだということが高垣にバレてしまいます。
「ゲルシー二等兵」←森久保のニックネームなんですが笑いました(笑)
自分がオタクだということは誰にも言わないで欲しいとお願いすると
「じゃあ仲良くしましょう」と高垣は意外な反応をしてくれます。
高垣は爽やか・リア充・仕事も料理もできてしまう完璧なイケメンなわけですが
実は少しSで飲みの誘いを断ろうとした森久保を例のネタで脅したり、しかも
男もいけると暴露します。ってか男も女も落とせなかったやつはいないって凄いな(笑)
彼は今まで付き合う前の期間が楽しいみたいで落としてしまうと飽きてしまうらしく
まあその発言のせいで少しすれ違いがあるんですけど
基本的にはコメディで少し切なくもあり本当に面白かった!
Hシーンは独特の色気があってエロい。
初めての行為の後、大丈夫かと尋ねる高垣にたいする
森久保のおしりじんじんするけど気持ちよかったよ発言が可愛かった(笑)
書き下ろしで2人のでコスプレえっち有り。
リア充モテ男がオタ充男にメロメロになっていてニヤけます。
もうひとつ収録されている作品は運転士と鉄道オタクのお話なんですけど
これも面白かった。
二人は実は小さい頃にあっていて20年ぶりに再会するんですけど
初Hの時の鉄道下ネタギャグは笑いました(笑)
今回もヤマヲミ作品良かったですよー☆☆☆
スーツ男性同士とか、黒髪の髪型とか、あとコマがすっきり大きくて見やすくて、ついリブレ作品の印象を想い浮かべると差別化されてる感じが?(考えすぎw)
でも楽しくて愉快でちょいエロくて、そんなエンタメ感満載なところは「ザ・マンガ」を読んでる気分にさせてくれて思いっきり楽しめちゃいます♪
そして表題を含め、一冊通して「オタク」が主人公。
その発言に思わずクスクスしちゃう。
オタ充の森久保はオフ会、イケメンリア充の後輩高垣は合コン、会場となった店が同じで鉢合わせ。
隠したいオタクがバレてしまいへこたれる森窪に高垣がドキッv
だけど、オタクにドン引くどころか森久保と仲好くなりたいと彼の趣味を認めてくれる高垣に「俺にハマりませんか?」と誘われて~
森久保のネームが”ゲルシー二等兵”って!?
名前が茂だからゲルシーw、でも二等兵の由来がちょっと切ないの(涙)
何をやっても運動も勉強も一番になれなくて、誰かの一番にもなれなくて、そんな自虐の意味が込められた二等兵。
笑い飛ばしちゃえばできなくもないネーミングだけど、彼のその一歩引いてしまう臆病な性格からくる恋愛模様も考えると、なんだかしみじみしてきちゃう名前。
高垣が最初に自分の事を一途に一つの事に打ち込む森久保と比較して卑下したつもりだろうけど、恋愛感を”すぐ飽きちゃって付き合うまでが恋愛で、落としたら満足して長続きしない”って、そんな事を言うから、高垣が若干強気ででも誠実に押してくるものの森久保が臆病になってしまう。
そんな切なさも満載で、恋愛面がとっても魅せるんですよー!
あとキャラクター的に森久保がとっても魅力的。
一喜一憂して、百面相のように変わる表情がかわいい♪
笑った顔も、「いーだっ」ってした顔も、泣いた顔も、不安そうな顔も、きょとんとした顔も、そのどれとして同じでないコロコロ感情が出る表情が良いのです。
またヤマヲミ作品の魅力はエッチシーンの色気・・・今回は若干エロ薄目ではあったのですが、高垣に抱きこまれて触られている時の森久保の靴下はいた脚先の表情がー!!思わず一番注目した描写でしたw
しかして・・オタの一大イベント冬コミでちょっとすれ違いもあったものの、高垣の寛容な愛で(?)森久保はオタクもリアルも充実した超ラッキーで幸せなオタクになったのではないかしら?
嫁は二次元の男だぜぃ☆
【キミのとこまで】
この主人公は、電車の運転士になれなかった鉄オタ。
彼が電車の運転士となった、幼いころ引っ越しで別れた幼馴染と再会した、再会執着愛に発展していく話。
この再会時の運転士の言葉が「とっとと俺様のチンチン電車にお乗りくださぁ~い」
あ、出た!下ネタ(爆笑)
もちろん、エッチ時は「チンチン電車にご乗車いただきありがとうございまぁす」
クライマックス、ヘタレるオタクに求愛の言葉は”俺のレールはポッキリだ””インポになったらどうしてくれる”・・・あくまでもチンチンにこだわるこの男(爆笑)
いい場面なのに、笑っちゃうよーーー!
ここでも、やはりリア充に対する引け目みたいのが登場して、デフォではあるけれど、オタクってちょっとそうやって線引することで落ち込んだ心をなぐさめて仕方ないよってあきらめるのかな?なんて思っちゃいました。
でも、オタな彼も無事リア充ですから♪
描き下ろしは、やはりオタクといえばコスプレイ!?
森久保を”魔女っ子ゲルシー”にさせてエッチをするという、高垣の恋愛の新しい楽しみ方を与えたオタクという実においしいラブラブでしたv