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傲慢x健気だと思って読み続けてたら、ワンちゃんx女王様で、もう……好き。
インテリヤクザの見た目した攻め(六木)が、実は受けに従順でゾッコンな下僕ワンコって良すぎませんか。
受け(前波)もひ弱で健気の皮を被った淫乱ビッチ女王様って、ギャップがよすぎる。
もうひとつのカップルの受け(阿部)も陽気で可愛い清純受けかと思ってたら、仕事終わりに二丁目でちんぽ漁りするビッチだった。好き。
井鶴が本命だからか、前波にそのことをバラされると、先輩にだけは言わないで、って隠したがるのも良い。健気ビッチ。
肉体的に繋がったのは、
六木x前波
野田x阿部
野田・六木x前波
野田・六木x阿部
蘇我(高校時代の先輩)x阿部
です。
挿入なしで、前波x阿部(玩具)
セリフが「ちん●」「ケツまん●」って伏字使われてるのが、萎えポイント……なぜ伏せた。
なのにちんぽは伏字なしってどういう基準なのか。
表紙からも伺えますが、メインは2組のカップルです。
でも果たしてカップルと言っていいのかどうか怪しいところではあります。
というのもこの人たちは「普通の」恋愛をしていないからです。
中でも問題なキャラが1人いて、他の3人はその人の思い通りに動かされているという、正にタイトル通りのお話でした。
私のイメージではその問題のキャラは魔性の女のようなタイプで、人を人とも思っていないような印象でした。
ただ、その人視点の物語がなかったので、一体どういう思惑でそういう行動を取るのかがさっぱり理解できなかったのですが…。
でもきっとそういうことは全く考えずにただただ本能が欲するように行動しているのかなとも思います。
このお話で可哀想なのは攻め様なのですが、2人とも体格も良く外見は男らしそうなのですが、気概の強さが全く感じられなかったのが残念でした。
ラブを感じることはほとんどありませんでしたが、複数でのHシーンは沢山あります。
本命以外との絡みもありますので、苦手な方は要注意です。
「玩具」というのは彼にとって3人のことなんですかね?
表紙中央前の短髪先輩×表紙右のジャニ系後輩
表紙右上眼鏡年下エリート×左上の見た目地味な年上受
のリーマン2CP
エピソードによって視点が変わります
最初は表紙中央前の短髪攻目線です
後輩目線のエピソードが好きです
後輩が健気でかわいい、もう先輩後輩CPはもう一つのCPから離れて幸せになってほしい
続編はないだろうけど、旧先輩との再会ざまぁ展開とか見たいな
敷居が高い、独擅場の擅など誤用誤字が気になりました
電子書籍版を購入。
攻めの以鶴視点のメインのお話「蠢動」と「悪戯」
(これは、前編、後編って感じでしょうか)、
阿部視点で阿部について描かれた「淫堕」、
幼馴染みの如月視点で前波について描かれた「夏の終焉」が収録されています。
これら全てで、表題の『玩具』です。
読了後の感想は、「怖い」です。
怖かった。
全てが。
ホラー小説を1冊読んだ気分です。
これ、BLなのでしょうか??
いわゆるBL的な萌えは、全くなかった。
けど、この感じは、嫌いじゃない。
むしろ、好き……
ということで、評価をどのようにすればよいのか悩みましたが、「萌×2」としました。
評価に悩む作品です。
現時点で「神」~「しゅみじゃない」まで、それぞれ4票(中立だけ3票)ずつ、投票されています。
こんな風に、満遍なく全ての項目に同じ数の票が割れる作品をはじめてみた気がします(汗)
予定調和ではなく、毛色の違った作品を読みたい人は、読んでみてはいかがでしょうか?
怖かった~、前波が。
そういえば前波みたいな女の人っているよなぁ。そういう同性に対する本能的な恐怖と嫌悪感みたいなのを思い出しました。
前波はビッチというよりもう悪魔みたいで。サイコパスみたいな恐怖感。そっちが強すぎて萌えられませんでした。
基本的に呂律回らない、とか卑猥な言葉とかがBLというより男性向けポルノ的であまり好きではないのですが、前波の下衆さがうまくマッチしていて効果的でした。
タイトルは玩具になってますが、どっちかというと悪魔って感じ。悪魔の暴虐を止められるのは六木だけなのだけど、当の本人はそのことに気づいていなくて、唯一子供のころから前波を知る如月だけがそれに気づいているらしい。そんな希望があるのかないのかわからない状態で、お話は終わってしまい、寒々とした気持ちになりました。