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タイトルにあるように、本山さんという上司の恋。
しかし、単なる社内恋愛ではなく、ちょっと物の怪が絡んでいます。
主人公、安田は見える体質。さらに、お寺の子のせいか、祓いもできる。一方、本山チーフは憑かれ体質。始終何かにまとわりつかれている。安田がそれを祓ったところから二人は近づき、仕事では厳しい本山チーフがプライベートではかわいいと知って恋仲に。
というようなお話。他に、同じ会社の仲間で彼等を見守るゲイカップルが二組あり、なかなかにホ○だらけに。
再読でのレビュー
サトウチーフと同じで、すっごく良かった
こっちは、じっくり読めたので尚良し
そして、攻めーズ、受けーズの談話が最高‼︎ほんとこう言うの好き
みんなめちゃめちゃ可愛い
攻めーズ佐藤さんがおっさん1人奮闘する姿が可愛い
受けーズが労りのエッチを羨ましく思うの面白かった〜
キャラクターがみんな可愛いくて、談話最高でした
もっとそれぞれのカップルのエピソードが読みたい‼︎
社員旅行とか、ほんとに妄想が膨らみます
明暗くっきりの短編集です。
明はもちろん、チーフシリーズ。
前作読み切り登場の辛島・野々原の部下、第一総務部の則くんと、経理の本山チーフのおはなしです。
前作の面々も登場しますが、未読でも全く問題ありません。
本編は3話完結なのですが、その後におじさんチーム3名と若者チーム3名の座談会的なものが開催されます。
意外とぶっちゃけていて、それがとても面白かったです。
同時収録作2作は、暗テイストです。
結構闇が深いお話でしたので、表題作の楽しい雰囲気を引きずっていると痛い目に合います。
ただ、暗くても主人公たちにとってはハッピーエンドと言えなくもないので、読後のモヤモヤ感などはありませんでした。
大きく3点の作品が収録されています。
「モトヤマチーフの秘密」
「サトウチーフの恋」「カラシマチーフの恋」のスピンオフ作。
佐藤・辛島チーフの同期、経理部の本山チーフのお話。
ですが、こちらは一味違います。というのは、この本山チーフ、「寄せる体質」で、浮遊霊や魔モノがいっぱい取り憑いています。それが視えて祓えるのが第一総務部若手の安田宗則(則くん)。
今まで誰にも相談できなかった本山チーフが則くんと急接近するのは必然!
…というわけで、ちょっとオカルトな雰囲気もありつつのラブストーリーとなっていて、私はこういうの大好きです。
年上だけどほんわか〜とした本山チーフは可愛いタイプながら、「寄せる人」は体質的に「祓う人」の精を求める、という事でHにおいてはド淫乱となりますよ。また、こういう体質を改善するためには「中出し」必須なんだって。かわいい。
「可愛すぎるキミ fromサトウチーフの恋」
篠田は女性にもモテモテ。嫉妬する佐藤チーフですが、篠田も佐藤一筋です。
「三人寄れば何とやら〜in居酒屋〜fromサトウチーフの恋」
コレ最っ高〜!に面白い‼︎
同期の桜でみんなホモの3チーフたち。居酒屋にて赤裸々トーク!
本山と辛島が、年下攻めはダメって言ってもやめてくれない〜とグチれば、オレはじっくり型…と落ち込む佐藤。オヤジ受け2人はまったりセックスが羨ましいので佐藤をネチネチいじめる。
描き下ろし!「部下三人も集まってみた〜in野々原ん家〜」
部下三人も赤裸々トーク!
アノ暴君辛島は本当に受けなのか⁉︎年上攻めとのまったりHはいかに⁈ド淫乱とは⁈
語り尽くす部下たちの姿です。
「サマークリーチャー〜夏の魔物〜」
打って変わってダークでドロドロしたバッドエンドもの。
中途半端に投げ出された兄弟相姦の復讐に、兄の息子を取り込んでの死ネタへ?
いや、死ネタとまでは言えないかも。曖昧にされています。精神の崩壊かも。
「地上のノクチルカ」
教師x高校生の、隠された関係と快楽の薄暗いBL。
どちらが悪いわけでもない。どちらが淫らなわけでもない。2人同じ暗い海で光る夜光虫…
チーフシリーズの楽しさと後半作品の昏さのギャップが大きいので賛否両論かな、とも思います。
私個人としては、チーフたちのその後、また則くんのお兄さんのスピンオフが読みたい気分ですね。
このシリーズ大好きです。
今回はサトウチーフとカラシマチーフに続きモトヤマチーフです。
実家がお寺というモトヤマチーフにはいつも何やら憑いていて・・・
それを払ってあげた則くんと恋に堕ちてしまうお話。
このモトヤマチーフが実にほんわかしていて今までのチーフとはまた
雰囲気が違いますが、共通しているのは仕事ができること。
この歳まで童貞だったモトヤマチーフをいただいてしまう則くん。
そして今回登場した則くんのお兄さんもなかなかのイケメンでした。
次はお兄さんのスピンオフ読みたいです。
特にこの本の中で、チーフ達三十路チームと
若者3人組とのそれぞれの飲み会の様子がホントに最高です。
本音で語るおじさんチームと若者チーム
若者チームは野々原の部屋でピザparty。
彼らの話題はやっぱりカラシマチーフをののが組み敷いているということ。
まさにこのベッドで・・・(現場)生々しい・・・
それぞれがちょっと人には言えないようなことを
同性を恋人としている同類だからこそ話すんです。
どれもみんな、ただの『のろけ』ですけどね。
どのCPも、でれでれのアツアツでもう読んでてにやけてしまいます。
そして6人がとても仲がいいこと。
読んでいてとっても幸せな気持ちになれるお話です。
もう、何度読み返しても飽きません。