いじわるなところも好きなんです、悪かったですね!!

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表題作いじわるしないで

会社の後輩 加藤くん 23歳
違う部署の先輩 芹沢さん 29歳

その他の収録作品

  • いじわるしないで その後(描き下ろし)
  • あとがき

あらすじ

泣き落としで、憧れの先輩・芹沢とおつきあいできることになった加藤。
Sっ気のある芹沢にからかわれつつも、かつてないほどの幸せをかみしめていたが、
一方で本当に好きになってもらえるまで手は出さないと、固く心に誓っていた。
ご飯を食べに行ったり、一緒に帰ったり、順調に清い交際を続けていたけれど、
なぜか芹沢は突然お泊まりに来たり、キスしようと誘ってきたり、加藤の理性を試すようなことばかり仕掛けてくる。
そんな色っぽい表情見せられたら、もう我慢の限界なんですけど――!!

著者:吉尾アキラ

作品情報

作品名
いじわるしないで
著者
吉尾アキラ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
エンターブレイン
レーベル
B's‐LOVEY COMICS
シリーズ
いじわるしないで
発売日
ISBN
9784047292185
4

(92)

(29)

萌々

(42)

(16)

中立

(3)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
17
得点
364
評価数
92
平均
4 / 5
神率
31.5%

レビュー投稿数17

新鮮なカップリングにドキドキしっぱなし!

なんでしょう、もう、発売前からカップリングが私得な予感がびんびんしてて
発売初日に即効ゲットして読んだら、期待以上でした・・・。

なによりとにかく主張したいのが受けの芹沢さんのエロさ!可愛さ!
29歳、髭眼鏡という、一見攻め臭が薫り立つビジュアル。
攻めの加藤くんを余裕の表情でからかったり、ちょっとSっ気のあるその姿から
「この人が受け・・・? これからどんな風に『受け』の表情を見せ始めるの・・・?!」
と、読み進めていく間ドキドキが止まらなくて、
芹沢さんが、攻めの言動に対してちょっぴり動揺したり、嫉妬してしまった時、
あの涼しい余裕の表情がほんのわずかにゆがんだり、赤らんだりするの見たら
むきゃああああああ!!
と実際に本当に、ベッドの上で悶え苦しみました。^^;
芹沢さんの攻めっぽい表情からの受けな表情へのギャップの破壊力、相ッ当です・・・。

ただ普段の芹沢さんもガツガツに攻め攻めした雰囲気ではなくて、
寒がりだから厚着していたり、
加藤くんをからかっている時の楽しそうな笑顔や口調、
私にはもう受けにしか見えません!!かわいすぎます><

攻めの加藤くんもそんな芹沢さんの可愛さを引き立たせるナイスヘタレキャラでしたv
吉井さんや柏木さんも大好きでしたv
BL漫画にああいう背中押し役なキャラはいてほしいですよね^^

このカップルはもっと見たい!!
是非とも今後もこの二人の登場を期待したいです!


5

いじわるな先輩が、誘いS?

会社の後輩(攻め)が、
「好きなんですけど…」と顔を赤らめて告白し、お付き合いをお願いすると、
「…やだよ、気持ち悪いじゃん」
告白された会社の先輩(受け)は、表情も変えずにそんなことを言う。
でもその後輩が泣きだして、ひどい、神経を疑う、でもそんなところも好き!
そう思いの丈をぶつけると、
ふ…と笑って、「なんかキュンてしちゃった、つきあお」と。

そんなふうに始まった、ヘタレな後輩 × ちょっといじわるな先輩とのお話です。


帯に「ドS受け!?」とあるのですが、
多分ドSではないと思います。
攻め相手の時と、友人の同僚相手の時とでは、
いじわるを言う時の顔のキツさが違うし、なんだかんだ言って結構優しいし。
なんだろう…誘いSって感じ??
余裕の表情 & 笑顔でSなセリフを言って、年下の攻めを翻弄させつつ誘導w
だけど、そんな受けも徐々に攻めに本気になって、余裕がなくなったりもして…♡

先輩のいじわるに振り回されて、
表情がコロコロ変わるヘタレ受けが(表紙右)、可愛くて堪らないですよ~~
体は全然小さくないけれど(というかイイ筋肉ついていて巨根w)、
なんだか小動物っぽいのです♪
でも、エッチの時はちょっと強引で、
そんな一面を見せられて受けがゾクッときつつヤられちゃって、
それを見て、コチラは萌え萌えしちゃうワケですw

攻め受けそれぞれに、
恋の相談相手がいて、その会話のやり取りが面白いのもとてもいいし、
いじわなるな受けの先輩が、冷え性でいっぱい着込んでいるのも可愛かったり。


特別なことは特に何もないのだけれど、それが妙に萌えました~♪

次の作品がとっても楽しみな、1stコミックでした☆

6

いいな~この先輩!

この本の魅力、何と言っても受けになった芹沢の天の邪鬼気味のキャラにつきます!
そして、主人公達を何気に後押しする同僚キャラ達。
それぞれのキャラクターが上手いこと作用して見せる展開にもうっ、萌えキュンしちゃうんです☆☆☆

最初読み始めて、何となく腰乃さんぽいな、って思ったんです。
絵が似てるとかじゃなくて、キャラクターの動かし方やセリフ始め展開の仕方。
きっと、腰乃さん好きの人にははまるんじゃないかな?
ちょっぴり残念なのは、エッチシーンの芹沢の色っぽい姿と表情をきちんと見たかったってこと。
加藤が「芹沢さんすごいえっちだったし、すごいかわいかったです」ってセリフがあるのに、背中と事後のテレしかないよ~(涙)
オマケでそれ付けてくれてたら・・・ねぇ・・・想像しても絶対かわいい色っぽいのは間違いないと思うのですが。(想像で補うっちゃ)


「俺、芹沢さんの事す、好きなんですけど、お、おつきあいして、いただけないかと」
そう言った加藤に、「やだよ、気持ち悪い」と言われて涙目になった加藤に「なんかキュンとしちゃった、つきあお」と返事した芹沢。
そんな酔狂だか、Sだかの芹沢が、純粋で一途な加藤をからかいながらそれを楽しんでいたのだけど、
芹沢は同期の柏木に、加藤は先輩女子の吉井に、恋愛のツッコミを入れられて、
加藤はオロオロしながらも先に進もうと、芹沢は思わぬ嫉妬で、
関係が進展していくお話。

冒頭にも述べた通り、芹沢キャラですよ♪
つれなさそうなのに、残業で残ってる加藤を律儀に待ってる姿(もちろん嫌味の一つはあるけどw)
加藤の一歩進みたい気持ちを知ってか、柏木の言葉に触発されたか、さりげないシチュ作りはまるで加藤に餌を投げてどうやって食い付くか様子を見て愉しんでるみたいだし。
その平気そうなポーカーフェイスの影に隠れたツンデレがよぉく見えて、思わず”コイツゥ!”って身もだえしちゃう!
小憎たらしいほどにシレっとしておきながら、マフラーの影に隠した照れて赤くなった頬の可愛らしい事(笑)
なんだ、このかわいい生き物は!って感じなんですよ♪
エッチも、これって絶対加藤から誘うように仕向けてるよね?wタチが悪いけど、これがいいのです。
芹沢エッチの時、服脱がないンだけど、これって彼が寒がりだからですよねw
インナー3枚に、シャツ、カーディガン2枚って、すごい冷え症だ~!
エッチシーンの背中から尻にかけてのラインが色っぽかったv

そして、加藤ですが、つい芹沢に一生懸命になって加藤への言及が少なくなってしまいましたが、この芹沢の行動は加藤ありけりですからねw
うまくはまっちゃってくれて転がされているようでいて、芹沢がそういう風にみせているだけ。
一番翻弄されてるのは、きっと芹沢だろうな~

そんなですごくキャラクターがいきていて楽しめましたv

4

2人の違った可愛さに萌え☆

泣き落としで憧れの先輩である芹沢さんに告白し付き合うことになった加藤君。
2人のちょっとづつ進む展開に可愛さを感じたので萌え×2♪

ヘタレな後輩加藤君は一途でかわいかったです。こんな後輩いいな~☆
エロになるとちょっと強引なスイッチが入るとこもギャップ萌え?!でした(笑)

いじわるな先輩である芹沢さんは、残業をしている加藤君をさりげなく待ったり、口には出さないですが嫉妬したりと、ちゃんと加藤君を思ってるところが素敵でした。
「好きだよ」の一言を言って逃げる(この表現であってるのか分かりませんが)芹沢さんにも可愛さを感じたり、かなりの寒がりでたくさん服を着込んでるところにも可愛さを感じたりしました♪そういえば芹沢さんほとんどメガネはずしてなかったですね!!最後だけ?(どうでもいい)

2人のちょっとづつ進む展開が素敵でした☆☆♪

4

愛と翻弄の日々

先日発売された最新作がとても魅力的だったので、
ひとつ遡ってこちらの作品を手に取ってみました。

会社の先輩芹沢さん(受け)に告白をした加藤くん(攻め)。
『気持ち悪い』とばっさり断られた!かと思ったら、
『つきあお』と言われ、まさかの交際がスタート。
でもそれは、意地悪で小悪魔な芹沢さんによって弄ばれる
加藤くんの愛と翻弄の日々の幕開けでもあり...

出だしで、もじもじ告白(人差し指ツンツン)と
泣き落としから始まる加藤くんは、とても素直で可愛気があり
同じ部署の女性の先輩が彼の面倒を見たがるのも
芹沢さんが意地悪したくなるのも、よく分かります(短髪も良い)。

対して、芹沢さんの方は... 
ほとんど確信犯小悪魔・芹沢さんの意地悪と煽りの破壊力は半端なく
加藤くんと共に、こちらまで翻弄されてしまいました。
この芹沢さんの魅力は、髭さえも含めた、彼の中性的な物腰や
絶妙な間合いが関係しているのでしょうが、
何と言っても作家さんの描く表情の色っぽさが大きいと思います。

又、可愛さのあまり加藤くんを弄んでしまう芹沢さんだけど、
女性の先輩に嫉妬したり、加藤くんを待つ姿には
いじらしさを感じました。(こういうところにきゅんとする!)

私的萌えポイントは、『好きだよ』と加藤くんに告白した芹沢さんが
その後、『じゃあね』と言って歩き出し
『来ないで』と加藤くんをシャットアウトするシーン。
芹沢さん...もう、あなたという人はっ...もう!!きゅん!

何だかんだで、とってもお似合いのふたり。
これからも末永く、意地悪をし、翻弄される関係でいてほしい。
けれど、何を隠そう一番翻弄されたのは
こちらの同人誌にまで手を出してしまったわたしなのかも知れません。


3

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