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町でウワサのすごいゲイ(!?)にいろいろ教わっちゃう!?
見多ほむろ先生の既刊作品は拝読させて頂き、今作も作家買いさせて頂きました。
個人的、各項目5段階で
翻弄 3
意地悪 2
エロ 1
な感じだと思います。
今作は表題作が4話分と短編が1作品同時収録されています。
受けの道春くんは、高学歴家族の中で1人だけ落ちこぼれということで、いとこの夏樹さんに勉強を教えてもらうことになります。しかし夏樹さんは、町で噂になる程、色々と凄いゲイだと知り、夏樹さんのことを色んな意味で気になってしまいます。
しかし、夏樹さんと普通に遊んだり、落ちこぼれなのに、真摯に向き合ってくれることで、徐々に惹かれていく道春くん。
攻めの夏樹さんは、町で噂になる凄いゲイ、と物語りで語られますが、何が凄いのかなど、明確な描写はありません。
道春くん以外の家族は高学歴ということで、落ちこぼれの道春くんへの言動が少し辛辣です。でも、ちょっとコミカルに描かれているので、そこまで辛くしんどい雰囲気ではありません。
他にも、高校生の道春くんと学校は違うけど、高校教師の夏樹さん。大人と未成年のカプなら、未成年の子が高校卒業するまで、成人するまで、と身体を重ねるのは我慢する作品が多い気がしますが、今作ではサラッと身体を重ねてます。
サラッとしているのと明確な描写があまりないので、本当に繋がってる?と思うくらいあっさりした絡みなので、教師と高校生の関係性でもそこまで背徳感はなかったです。
少し意地悪な夏樹さんの言動にドキドキしたら翻弄されちゃう道春くんの初々しい姿が可愛くて、爽やかさも感じられる恋愛模様を、是非とも読んでほしいです。
読み終わってもう一度表紙のタイトルを読んで、あ!なつみちって!と思いました。
高学歴一家の4男道春はお勉強ができなくて一家の恥さらしと言われて。
従兄弟の夏樹に勉強を習いに広島まで行くことに。
どうも予備校も入れないレベルのようで…。
んー、もうねー。
枯れてるからかダメね。
なんで夏樹がゲイで町で有名って聞いて意識しまくって好きになっちゃうの?
夏樹は良い人だけども。
夏樹も大人なのに高校生の従兄弟相手にいいの?
そして高校の先生なのに個人的に身内の家庭教師して大丈夫なのかな?
枯れてるのに読んで突っ込んでごめんなさい。
短編はネイリストの学校で。再会ものですね。
なぜあんなに嫌われてたの?それが急に親切になって。
頑張ってるって言ってくれたから?それでいいの?
それかその前から意識してたの?
なつみちは夏樹×道春なんですね。
絵の爽やかさとともに、軽やかに進むわぁ〜。
コメディタッチときゅんのバランスが好きです。
道春のデフォルメ絵とか、リアクションとか。
正直なところ、別の学校とは言え夏樹は高校教師で道春は高校生だから最後まではしていないんだろうなと思っていたのですが、しっかり致していましたねw
あと、豊のやることがめちゃくちゃ。
やりすぎ、ていうか犯罪ですやん、とツッコミたくなりましたが。
コメディタッチで本人たちが深刻でないので、そういう世界観なのねと。
淡いグラデーションとか絵がきれいで、読むのが楽しかったです。
あっさりしてるけど、可愛くて読みやすかったです。
表題作は、いとこ同士の再会ものです。
落ちこぼれの道春は、優秀ないとこ・夏樹に勉強を教えてもらうことになる。
夏樹は地元では有名なゲイとの噂を聞き、意識してしまう道春だが…
まぁ、予想通りといえばそうなのですが、自由奔放だけど優しい夏樹に惹かれていく道春。
夏樹はおそらく、小さい頃からずっと道春のことが好きだったのだと思います。
両想いになってからも揺るがず、思っていたより夏樹が道春のことを大切にしているのが嬉しかったです。
ただ、地元で有名な「すごいゲイ」ってなに?
すごいってなに?
そこをもう少し掘り下げて欲しかった…というのが正直なところです。
同時収録作は、男性ネイリストの卵同士。
はっきり好きだとか気持ちを伝え合うわけではないのですが、まぁそうなのかな?と思える可愛らしい作品でした。
これからの2人の恋の行方が気になります。
爽やかに描かれてるけど、実際はいとこ同士の高校教師x高校生(受験生)。
高校生の道春は、高学歴ばっかりの家系の中で「我が家の恥」と言われる成績不振の高3で、勉強を教えてもらいなさい〜っと広島のいとこの元へ送り込まれる…
こういうのキツいですよね…確かに道春は偏差値的には低いんだろうけど、決して悪い子でもどうしようもない子でもないのに。
さて、広島のいとこ・夏樹は男もイケる男で、それを意識しながらの勉強やアウトドア遊び、色々一緒に過ごし、結局道春は夏樹が好きになって。
…はいいんだけど、肉体関係まで行ってしまうのはやはり唐突感が否めず。
あとね。夏樹は道春に対してとっても対等で、教えてやってるとか、なんでわかんないんだよ、みたいな態度は一切取らない。成績が悪いことで萎縮している道春の心を伸びやかにする。そこはとってもいい。でも、高校教師と高校生の間柄、プラスいとこというのがかなり気になってしまう。
せめて卒業までHは待ったらいいんじゃないか?
「みちはるドライブ」でも多分卒業前のような感じですね。
「つめたい指の向こうで笑って」
ネイル学校でただ2人の男子生徒の水沢と秋山。
水沢はクラスでトップ、秋山は最下位で、差は歴然なのに水沢は秋山に凄く冷たい態度。
水沢がちゃんと陰で努力を重ねていることをよく見ている秋山に、心を開いていく水沢です。BL未満のお話。
絵柄もストーリーも読みやすかったです。
