ダリアデビューコミックスフェア第二弾!!

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表題作うそつきとおおかみ

光月,高校生
崇良,幼馴染み

同時収録作品ふまじめなキス

新座喜平,ヘタレわんこ
昭島 ,眼鏡優等生

同時収録作品俺が好きなら手をあげろ

宮瀬壱成,後輩
堂ヶ島碧,先輩

その他の収録作品

  • ふまじめな視線
  • ふまじめな舌先
  • 俺が好きなら口を割れ
  • あとがき
  • おおかみのてまねき

あらすじ

俺はうそつきだ――。天邪鬼な崇良は、大好きな幼馴染みの光月をいつも言葉や態度で傷つけていた。心で好きと呟く度に、口では嫌いと告げてしまう。でも素直になれない自分が、本当は嫌で嫌でたまらない。そんなある日、光月に「好きな子ができたから協力してほしい」と相談され……。
不器用で切ない、青春ラブストーリー。ほか、描き下ろしや短編を加えた可愛くてちょっと病んでる作品集。

作品情報

作品名
うそつきとおおかみ
著者
箱石タミィ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
フロンティアワークス
レーベル
ダリアコミックス
発売日
ISBN
9784861346835
3.2

(39)

(8)

萌々

(10)

(11)

中立

(4)

趣味じゃない

(6)

レビュー数
9
得点
117
評価数
39
平均
3.2 / 5
神率
20.5%

レビュー投稿数9

定番幼なじみとエロコメリーマン

電子でちょい読みして気になってたので、コミックスも読みました~。
デビューコミックで、初読みの作家さんでした。
絵は、ちょっと雑な感じもあるけれど、許容範囲かな。(上から目線すみません!)

高校生2編と、リーマン上司部下ものの3編。
表題作はおさななじみもの。好きなのに全く素直になれず...
という定番ですが、いじらしくて可愛い、最終的に
ベタ甘カップルになるだろうな、って感じでよかったです。

もう1つの方は、ちょっと強引過ぎると言うか、流されるにも
程があるだろ...って感じで、ちょっと受け入れがたかったです...。
(BLにはよくあるんだけど、それでも大丈夫な時もあるけどこれはダメだった...)

リーマンのは、年下わんこ(M)攻めの、精神的Sの女王様(M)受け...?
エロコメです。ネタ的に好物過ぎた(笑)
言葉攻め&軍服、ひとりHとか、もう...
なので、このお話が一番面白かった!年下わんこの、変態執着っぷりが楽しい!
なんだかんだラブいちゃなので、ふたりで変態度上げていったらいーよ!と思うCPでした!

ただ画力が追いついてないと言うか、表現しきれてない感じもあって
ちょっと残念...。でもこの作家さんの、エロがなかなか好みな気がするのでw
(まだ1冊しか読んでませんが)機会があればまた読んでみたい
作家さんです。

0

なんで俺、亀甲縛りとかできちゃったの

意外や意外、面白かったです!あ、意外というのは私があまりこういうふんわりした絵が得意ではないというだけの意味です。

表題作は1話(+巻末のオマケ)だけで、他に学生もの(おバカわんこな高校生×まじめな委員長)が3話と、リーマンもの(ヘタレでキモウザなわんこ×美人でツンデレなゲイ)が2話収録されています。

私はこのリーマンものが非常に好きでした。他の2作品とは異なりコメディー色もエロも濃い目ですが、それよりなにより攻のミヤがキモウザなところがとても楽しかったです。受に軍服プレイを強要…じゃなくて懇願する攻って初めて見ました笑 堂ヶ島がなにげにミヤにメロメロなところも良かったです。続編があったらぜひ読みたいと思いました。変なカップルだ、うん。

0

意外にH度高し

初読み作家さんです。
絵柄は特に好みではなかったのですが、やさしい雰囲気の絵柄なのに結構エロい描写もあって、表紙から受けた印象とはちょっと違いました。

高校生のカップルが2組、社会人カプが1組の合計3組のお話が収録されています。
電子書籍や同人誌で発表された作品が多かったです。
個人的には表題作の高校生カプのお話が一番好きでした。
天邪鬼の受け様が意地らしくて可愛かったです。

リーマンカプのお話は若干H重視かな~?と思えなくもなく、その分ストーリー性は薄目かなぁという印象でした。

0

全部で3作

表題作とおバカと真面目くんの高校生ものシリーズ、そしてM同士?の上司と部下のシリーズの3作品がまとまってます。

どれも良かったですが表題作が一番好きです!読み切り1話なのがすごく残念でした。もっと読みたい…。

昔おもちゃの取り合いをして以来、大好きな幼馴染みの光月に対して嫌い嫌いと最悪な態度をとってきた崇良。一方の光月はそんな崇良を包み込むように優しく接してきた。けれど、長く続く崇良のツンツン状態に光月は策を講じる…という話。女の子の当て馬の登場とか、王道のシーンはあるけれどタミィさんが描く人物の表情や涙にやられました。光月がキツイ態度をとらなければ、崇良が本当の気持ちを話すことはなかったんだろうなと思うと、あのシーンは辛いけど必要。そのあと苦しむ光月も健気でした。ボロボロに泣く崇良は切ないけれどすごく可愛いです。

ラストのおもちゃのオチはとても良かった…!!



この作家さん、不器用な男の子とそれを包み込む男の子の関係を描くのがすごくお上手だと思います。

1

限界があるよなぁ

大好きなのに、素直になれない。
逆に、嫌いって言っちゃう。

その気持ちはわかる、わかるんだけどさ~、限界があるよなぁ。

天邪鬼な崇良が、正直に自分の気持ちを光月に表さず、真逆のことを言ってしまうのは、まだ許そう。
幼なじみなのだから、そういう面倒くさい性格をある程度は理解しているんだろうから。
でも他人に相手の悪口を吹き込むのは話が違う。

そして、だからと言って、それまで必要以上に物分りの良い態度をとり続けていた光月が、崇良に打って変わって冷たく酷い言葉を投げ掛けるのは趣味が悪い。
この場面を読むたびに、私にその言葉を投げられたようで、胃が痛くなる。

「破れ鍋にとじ蓋」
実はこのカップル、二人とも結局は似た者同士。
お似合いのカップルだとは思う。
だけど、この二人と友達になりたいとは思えないなぁ。
(向こうも私と友達になりたくないだろうけど)

そもそも、私は幼なじみカップルが大好きなんだけどねぇ。
(だから読んだのだけど)

1

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