なぁ、お姫様。あんたのために、最高の器を焼いてやるよ――。

コミック

  • 花鳥風月 3 初回限定版小冊子付

花鳥風月 3 初回限定版小冊子付

kachou fuugetsu

花鸟风月 3

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表題作花鳥風月 3 初回限定版小冊子付

観世大輝,陶芸家
黒井沢斗(サバト),町役場の地域振興課課長,町長

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

覚悟しろよ。帰って来たらお前を抱くーーー

なぁ、お姫様。
あんたのために、最高の器を焼いてやるよーーー。

亡き祖母の跡を継いで、町長になった沢斗。力不足を痛感し、悩む沢斗の唯一の憩いの場・露天温泉に、都会からやってきた陶芸家・大輝が踏み込んできた。
軽薄で図々しい大輝だが、なぜか憎めない。
ある日、沢斗の弟・円馬が倒れ――!?

自然豊かな山間で育まれる恋を描く、志水ゆきのストレートラブストーリー、こじれにこじれた大輝×沢斗のなれそめ篇を収録!

作品情報

作品名
花鳥風月 3 初回限定版小冊子付
著者
志水ゆき 
媒体
漫画(コミック)
出版社
新書館
レーベル
Dear+コミックス
シリーズ
花鳥風月
発売日
ISBN
9784403664328
4.4

(195)

(113)

萌々

(58)

(21)

中立

(2)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
22
得点
862
評価数
195
平均
4.4 / 5
神率
57.9%

レビュー投稿数22

サバト様……かわいすぎる。

待ち焦がれた三巻!
大輝&サバトオンリーの巻でしたが。

二人の過去が語られています。
いやもうなんつーか。
サバト、かわいいぞ。

「好きになったら困る───」

もうなってますよねっ!と思わずニマニマ。
サバト様のデレはなかなかの破壊力ですなー。

ようやくラブラブになった直後、大輝が記憶を失ったであろう原因の出来事が起きて…待て、次巻!

巻末あとがきにて、志水センセイのお言葉。
「誰一人まだ本番をいたしてないという状況」
……三巻まで出て、まだ誰も(笑)

でもでもセンセイ、次巻ではいよいよやりますって言ってるし!にゃはー、楽しみ楽しみっ。

最後に。
新キャラ幹久。いい。好きだー。

6

1ページ目からすごく萌えます

この巻は丸々一冊大輝と沢斗の過去編です。
沢斗が田舎の町長として実力が伴わず悩むなか、強引に絡んでくる大輝に惹かれていく過程がすごく良かった。
そして1、2巻と劣らず、この3巻もものすごく萌えます。前回、大輝に言われた2択から「キスをする」を選ぶ沢斗なのですが、自分から顔を寄せてキスの体勢になる姿がとても可愛いんです。どの角度からしようかな…と大輝の顔の周りをウロウロするんですよ!もうこの可愛いさを上手に表せない自分がもどかしいですw
記憶をなくす前の大輝は本当に沢斗のことが好きだったみたいで一見に沢斗との惚気話を聞かせてて1、2巻の記憶をなくしてしまった大輝と比べると切ない。
4巻でなくした記憶を取り戻してまた沢斗と想い合える仲に戻ってほしいです。次巻も期待☆

6

沢斗が笑ってくれたね

今回は大輝と沢斗のターン。
沢斗の気持ちの変化が丁寧に描かれていましたね。もちろん、二人の距離が縮まって、思いが重なる本編のお話も気になるところではあるのですが、その他にも、幹久や、博己、円馬(←ここまで入れちゃう)と言った、これからもしかして物語が広がるかもしれない予備軍がこの中にいるかも…とか期待しちゃいました。

そして、一気に読んでるから良かったけど、気になるラスト!大輝ーっ!!今度こそ最後までじゃなかったの~?!

6

恋をして髪を切り

大輝と沢斗の過去編継続中

まだ一見が大きな病院にいて田舎暮らしをする前の姿がちらりと登場

沢斗が喧嘩しながらも徐々に大輝に惹かれていく感情の変化がよく描かれています。
はじめに胃袋を掴まれ、次に目を奪われ、その次に心を奪われたわけですね。

話し合っても言葉も心も通じないと思う相手は犬だと思えというかアドバイスに納得。
3歳児並みの頭脳で言葉が通じなくても仕方がないと思えるからですって。
いいこと言いますね。
実行してみようと思いました。

サラサラストレートの長髪をバッサリ切ってしまった沢斗。
幕末の志士みたいでかっこよくて好きだったのに残念。
また伸ばしほしいです。

3

穏やかでゆっくりと進んでいた頃の。

7巻まで読了して読み返してみてみれば。
この後の4巻の前までは、なんとゆっくりと穏やかな時間が過ぎていたことよ。と、それはそれで目頭が熱くなります。丸っと 大輝 × 沢斗 編です。気短な子猫ちゃんがシャーシャー言うように、逆毛を立てて 引いていた沢斗。弟の伸び過ぎた髪を切ってくれたり。手伝いのヨシさんが倒れた時には一緒に病院へ運んでくれたり。そのヨシさんの代わりに 美味しい食事を作ってくれたり。
「最初に掴まれたのは胃袋。優しい笑顔に目を奪われ、そうして 今、心を奪われた。」
二人が重ねてきた日常と心が近づいていく様をとても丁寧に描かれていて。この後の展開を知ってしまってからは、より一層この時間の大切さを想い、切ないです。たった3ヶ月、されど3ヶ月。

少しだけ過去なんだけど、本編ではまだ一見さんは都心の病院に居て、やたらと院長室に呼ばれている。不穏な空気。院長室でSM的なプレイを強要されてるんだよね?「仕事させろよ、ジジイ。」と舌打ちして独り言。一見さんが色々あって、山王町に来ることになった詳しい経緯もいつか描かれるでしょうか。そういえば、一見、吉利谷、財前の3人は幼馴染だけど、一見さんは大輝とも知己の様なんですよね。1巻では一見さんが糸くんのことを大輝にのろけ、本編では大輝が沢斗のことを惚気ていて。仲良しじゃないか‼︎
また、この後しばらく出なくて心配になるほどですが、幹久→おそらく 博巳さん→おそらく沢斗、というのも やんわりと匂わせているのが気になっています。

美しい沢斗とようやく気持ちを通わせた大輝。この後、二人がまた優しい時間を共有するのはずっともっと後になりそうです。

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