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表題作花嫁は十七歳(1)

神津和彦,ミステリー小説家
西園寺(神津)桜子,17歳,高校生

その他の収録作品

  • 結婚指輪を買いに行こう♪(描き下ろし)

あらすじ

西園寺家の5人兄弟の末っ子である桜子は、お嬢様学校に通う十七歳の美少女。…けれど、本当は男!! どうしても娘が欲しかった母親によって、女の子として育てられてきたのだ。その暴挙はとどまるところを知らず、今度は桜子のウェディングドレス姿が見たくなった母親は、桜子を結婚させることを思いつく。選ばれた見合い相手は、超人気ミステリー作家の神津和彦で──! ? 秘蜜だらけのウエディングラブ

作品情報

作品名
花嫁は十七歳(1)
作画
三尾じゅん太 
原作
若月京子 
媒体
漫画(コミック)
出版社
オークラ出版
レーベル
アクアコミックス
シリーズ
花嫁は十七歳
発売日
ISBN
9784775522806
3.4

(34)

(7)

萌々

(8)

(14)

中立

(2)

趣味じゃない

(3)

レビュー数
11
得点
111
評価数
34
平均
3.4 / 5
神率
20.6%

レビュー投稿数11

BLというよりTL

元々、受々しい受が苦手です。
男性なのに女性のように、または女性以上に小柄・華奢だったり。
顔・髪型が女の子にしか見えなかったり。
行動や言動がどう見ても女の子だったり。
そういう受の作品を見ると、BLじゃなくてよくない?と思います。
そんな私ですが、この作品に関してはまあ普通に読めました。
というのも、BLっぽくないんですよ。
話全体の雰囲気も、キャラクターも。
受・桜子に関しては、超貧乳でチ◯◯がある女の子にしか見えません。
もちろんそんな女の子は実在しませんが、どう見ても男性ではない。
いくら顔のパーツが整っていようと、いくら華奢だろうと、やはり成長してなお女性にしか見えない男性なんていないと思うんですよね。
骨格とか毛とかね。
でも桜子は、そんじょこらの女性より柔らかくて肌もスベスベ(攻・和彦曰く)。
もう、BLというよりTLを読んでいる気分でした。

話全体の雰囲気がですね~、何て言うんだろ…冬◯社さんのいち◯キコミックスってあるじゃないですか。
男同士で確実に友達以上の関係だけど、BLではない、みたいな作品が多いイメージですが。
ああいう感じです(この作品はガッツリくっついていますけどね)。
いち◯キコミックスが好きな方は、この作品もきっと好きなのではと思います。

けして面白くない訳ではないのですが、如何せん展開がワンパターン。
桜子が和彦以外の男から一目惚れされる→猛アタックを受けたりピンチに陥るけど、最終的に和彦が助ける。
桜子の不意の表情にキュンときた和彦が、桜子を押し倒す→桜子もすぐメロメロになる。
このパターンばっかり!!

そして何よりやっぱり、BLらしさが無い。
他の方もレビューに書かれている通り、少女漫画で良かったんじゃ?と思うほど。
どうしてもBLで描きたかったのなら、もうちょっと二人がくっつくまでに、色んな葛藤とか描いてほしかったな。
「俺とあいつはあくまで運命共同体・仲間のはずなのに、何か最近ときめいてしまう…いやいや無い無い!」みたいなね。
そういうのが一切なく、あっさりくっついたので。
BLというより、TLを読むような感覚で読んだ方がいい作品だと思います。

0

BLらしくないけれど

可愛くて甘いお話も、スッキリとしながらも適度にエロい絵も大好きな作品です。答姐トピでオススメ頂き、読んでみて良かったです。三尾じゅん太さんの絵は小説イラストでしか拝見してこなかったのですが、コミックも良いなぁと思いました。

お話は、むしろ男子であることが不思議なほど少女漫画でした。桜子は見た目だけでなく思考や趣味も完全に「素直で可愛い女の子」(しかも良妻)なので、ともするとBLであることを忘れそうになりました。これもBLファンタジーなのか…。まあでも、二人がラブラブで可愛かったので評価は「萌x2」です。

原作シリーズは長く続いているのですね。コミックも長く続くといいなぁと思います。

0

漫画の方が面白いです

原作既読です。
小説の方も面白いけど、漫画の方が雰囲気が出ていて面白くなってます。

お話は、小さい頃から女の子として育てられた高校生が、親の決めた相手と結婚するという、花嫁ものです。
この花嫁の桜子が、どこから見ても完璧な女の子です。おまけに、戸籍も女の子だし、通う高校は女子高だし。全ては、女の子が欲しかった(上の4人がお兄ちゃん)、怒らすとメデューサ化する母親のせいなんだけど(笑)
それなのに、当たり前だけど、裸になると胸がなくて男らしい体とのギャップに萌えます。

お相手の和彦も、強い母親に逆らえなくて、しぶしぶ始まった結婚生活だったけど…。同じ境遇が共感できて、おまけに家事も万能で、可愛い桜子に惹かれていきます。
コミカライズによくあるような唐突感もなくて、ゆっくりと変わっていく二人の心情が描かれていたのが良かったです。
和彦の兄が桜子を狙って危機一髪な場面もあるけど、基本甘々なお話なので安心して読めます。
2巻が発売されたら購入したいと思います。

4

桜子が女の子にしか見えません。(褒)

花嫁というからにはとことん女の子な桜子。
今まで女装だの、なんだのと帯にうたわれて買ってもその描写が少なく、女装大好きな私にとっては物足りないものでしたが、これは!超!満足!!(笑)
普段も可愛いうえに、エロシーンも可愛い!顔は女の子なのに体は男の子!正面の胸板だけでなく、背中もちゃんと男の子らしく書かれており、とても良かったです(*^_^*)
原作は未読ですが、お話の内容も分かりやすく、面白かったです!小説から漫画ってどことなく話しを省かれ意味がわからなくなることが多いですが、びーえるとか関係なしに。運命共同体から本当の夫婦になるまで、気持ちの面を分かりやすく書かれており感情移入もしやすかったです!
原作読んでなくても楽しめるなーとおもいました! 

3

面白かった

原作、未読です。

非現実的な設定が何も考えずに楽しめて、素直に面白かった。
画も可愛いし、すらすらと読めました。

本当は男なのに産まれた時から女として育てられ
戸籍も女で、男の和彦と結婚。
初めは「運命共同体」として、お互いのために形だけ結婚。
だけど・・・

一緒に暮らしていればやっぱり情も移るし、同性であっても愛情もわく
いつのまにかお互いに惹かれてたなんて、よくある設定だと思ったけど
ホントは男だけど美人女子校生の桜子が、なんあか健気で可愛くて
正直その辺の女よりよっぽど女だわ~と思ってしまいました。

夜遊びに行ってしまった和彦を最初は笑って送り出した桜子だけど
なんとも言えないもやもやした何とも言えない心の奥のほうにある何か・・・
女でもなく男でもないような、中途半端な今・・・「透明人間みたい・・・」
誰からも女としても男としても愛してもらうことができないのか・・・なんて
朝まで帰らないはずの和彦が帰ってきてしまったのは
やっぱり桜子が気になるから・・・?
気が付かない間に、二人はやっぱり惹かれ合ってたんだね。

次男の達彦に言い寄られ、寝込みを襲われたことをきっかけに
思わず出た「和彦~」の言葉に
あーやっぱり本心はここにあったんだね、とニヤリとなってしまいました。
当馬的な達彦でしたが、結果的に和彦と桜子を本気にさっせたキューピット。
最初は形だけの偽装結婚みたいな二人だったけど
気持ちが少しづつ近づいて本当の夫婦になれそう。

原作はまだまだ続きがあるようなので
2巻3巻と続くことを期待しています。

しかし・・・アルコールを飲んで、乱れる桜子めっちゃ可愛いくてエロかった・・
あれっじゃ和彦もメロメロだよねぇ~

0

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