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鮎川先生初読みです。この後3作読みます。
先生の初単行本なんですね。
引きの絵が多め、余白使い、構図などが良くてスッキリ好みの絵です。紙面がきれい。
ストーリーとしては、お隣、幼なじみの再会もの…定番ですね。
しかも、相手を好きになってしまったから離れた。
酔っ払ってのキス+告白+寝落ち。
彼女ができかけて相手を意識。
発熱時のキス。
↑これら何百回見たことでしょう。
離れたり、くっついたりするきっかけに使いやすいですもんね。
内容もいたってシンプル。
他愛ない日常が描かれて、ゆっくり進むのはいいと思います。
ただ、本作の場合、段取りを踏んでいる感が強い気がして。
2人の気持ちが動く出来事に持っていくためのすごろくみたいな。
ただ一緒に眠ることにしあわせ感じる…というのはよかったです。
これはあるあるでもなんぼあってもいいと思う派です。
キスの見開きが見せ場ですね。
きれいでした。
鮎川先生、「それに名前をつけるなら」を買ってあってまだ読んでいなかったのですが、東京漫画社様のご好意でこちらを1冊無料で読めたので、ありがたく恩恵を受けました。2020年3月29日までです。
絵柄のせいで淡々として見えます。
誠一郎(中学生の頃から健に片思い)をヤリチンで、付き合ってない人と遊んで、現場を健に見られる攻めとして描いているのに、あまり嫌悪感がないのはその淡々とした雰囲気のおかげかもしれない。
派手さはないけれど丁寧で面白い作品でした。好みな雰囲気だと思うので、他の既刊も読んでみます!
攻めの片思いと書いてあって読んだけど。。
受けが攻めに2回も振られるとは。。。?
攻めが臆病で受けが振られる度にむかついてしょうがない
これは攻めの片思いじゃなくて受けの片思いなのでは。。
それと攻めが何の魅力もない。外見も性格も何一ついい所が書いてない。ただの隣の大学生。それでも展開によって魅力を感じられることもあるけど、ヘタレヤリチンしか設定がない感じ。受けのことがまだ好きじゃない状態でヤリチンなのはいいけど、受けのことが大好きだと言ったくせにコントロールできなくて誰とでも寝るのが情けない。それに受けに手を出さないように他の人とやりまくりって。。言い訳も情けないな。。
でもしゅみじゃないではなく中立なのは展開が気になって最後まで読んだから。話は面白かったと思う。ただ攻めに魅力を感じないことで。。
幼なじみラブですね。
だんだん疎遠になっていった健と誠一郎。じつは誠一郎は健のことが好きで。
子供の頃は兄弟に間違われるほど仲良くて兄弟に見られるのが嬉しかった健。
でも誠一郎はヤりちんになってて。
高一と大一で久しぶりに会うところから始まります。
誠一郎の家に行ったら女の人との現場を思いっきり見ちゃって。
誠一郎は誰でもいいみたいなことを言うし。酔って抱き締めて大好きとか言われるし。
健は友達が彼女ができたり初体験を済ませたりでそういうことにどんどん意識が向いて。
二人のモダモダを楽しむ感じでしょうか。誠一郎がかなり我慢してたようですが。
とうとうやっちゃいましたね!
若いなーという感想でした。幼なじみご近所さんは定番ですね。
鮎川先生の日常感溢れるというか、良い意味で漫画特有の高いテンションだったりギャグ感だったりがほとんどないところが改めて好きだなぁと感じました。1つひとつの台詞からぼそっと呟く程度の言葉まですべて、リアルに言いそうなことばかりなんですよね。当作にもそんな鮎川先生の作風がとても活かされていました。
受けの健は大学や女性など自分の未知の世界に対しては年相応の反応を見せて可愛らしいものの、幼馴染で年上の誠一郎に対しては結構飄々としているというか、付き合いが長いせいか遠慮なくものを言います。誠一郎は本当にいいお兄ちゃんといった感じで、常に健の下手に出てあげているようなキャラでした。そんな健が誠一郎に迫られて戸惑ったり悶々としたり、彼の節操のなさに傷付いたりするんですよね。このバランスがいいなぁと思いました。
誠一郎がいろんな男女に手を出していたのはあくまで健への気持ちを紛らわすためで、結ばれてからは遊んだりしませんし、本来は一途な性格なので浮気性な攻めは苦手という方でも大丈夫かと思います。鮎川先生の作品では『それに名前をつけるなら』が有名ですが、私はこちらの方が好きですね。ドライな健がたまに見せる可愛らしい一面にきゅんとしました。