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表題作KOH-BOKU

柏木 匡,経済産業省政策局政策課の官僚
今宮 究,経済産業省政策局政策課の課長

その他の収録作品

  • 柏木さんの女子力(描き下ろし)
  • ラスボス(描き下ろし)
  • 夢のハワイ(描き下ろし)
  • あとがき(描き下ろし)
  • カバー下:柏木と究のプロフィール(描き下ろし)

あらすじ

経済産業省勤務の究さんとそのサポート役でメガネな後輩の柏木は、毎日社会のために働く『公僕』なのです! 新星・未散ソノオの初コミックス!

作品情報

作品名
KOH-BOKU
著者
未散ソノオ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
新書館
レーベル
Dear+コミックス
発売日
ISBN
9784403664380
4.2

(156)

(82)

萌々

(43)

(18)

中立

(7)

趣味じゃない

(6)

レビュー数
25
得点
643
評価数
156
平均
4.2 / 5
神率
52.6%

レビュー投稿数25

二人の距離感が素敵です

ちるちるの「超高齢化BL」の記事から興味がわいて、電子版で読みました。
なにこれ~。面白いんですケド!

エロくはないのに凄くエロい!そしてとてもスタイリッシュ!
ん~BLなのに、普通に友達に勧めちゃいそうになるくらいです。

実はあまり政治の話は好きではなかったのにまったくそんなこと関係なくこれはハマりました。
「官僚」の描き方が良かったということかもしれません。

献身的な部下、経済産業省のお役人の柏木とその上司今宮課長のお話。
柏木はもう忠犬と言うか番犬と言うかとにかく忠実なる部下で、女子力高くて食事の世話もするしスケジューリングは完璧だし、スーパー部下なわけです。

もう長年の関係で出来上がってる感あるのに、お互い意識しているのかしていないのか関係は進んでいないのですが、ある時、課長が病に倒れてから少しずつ進展していきます。

課長の病気のことがあるからセックスをいたすのも命がけ?w
課長自ら主治医に相談したり、柏木は最中に心拍数の確認しようとしたり、
そんな二人がかわいいです(笑)

ストーリー構成といい、絵の雰囲気といい、とても好きです~。
これがデビュー作とは素晴らしい♪次回作早く出してほしいです!

9

オヤジ受けの最高峰

私が読んだコミックスの中で、オヤジ受けの最高峰だと思いました。(ちなみに、小説では木原音瀬先生の「夜をわたる月の船」です。日高ショーコ先生のイラストと相まって素晴らしいの一言でした!)

描き下ろしまで含めて、丸ごと1冊、柏木×究さんです。
KOH-BOKU(公僕)という題名がこれほどぴったりな内容だとは思いませんでした。職場で午前1時にメールした返信が30分後が日常とか、心不全で倒れた究さんを兼任させるとか…怖い。

究さんは、イケメンでないですが、笑顔がカワイイしわしわのオヤジです。デスクワークが主なので、脱いだら凄いとかいうこともありません。柏木はそんな究さんの秘書のような部下です。

究さんと柏木の会話が楽しいです。「えさを口に運ぶということです」「えさ言うな」とか。

究さんと柏木が可愛いです。「デキてるって言った!(照)」「デキてるって言っちゃった!(照)」とか。

あと、柏木が健気です。セックス前に心拍を計ろうとするとか、どんだけ身体を気遣ってるんですか!

コミカルでテンポよい作品です。馬車馬のように淡々と働く男、可愛いオヤジ受け、仏頂面だけど可愛い年下攻め、がお好きな方にお勧めです!

9

ものすっっごく萌えました!

発売当初、気になっていながら、
最初あまりここでは評価が高くないようだったのでスル―してました。
でも最近、よかったよ~!と腐友さんが言っていたので、
読ませていただくと☆☆☆かなりツボ☆☆☆
うわぁ~~なんだなんだっっ! この可愛い初老風の受けと、
スーパーSキャラに見えるくせに、実は尽くしまくりの攻めは!!
ニヤニヤきゅんきゅん♡しながら読んじゃいました~

このふたり、
依存しているんじゃなくて、
相手を信頼して自分の一部を預けている感じがすごく素敵。
それは、お互いの事を誰よりも分かり合ってるからこそ。
その信頼と相互理解が、
同じ方向を目指して一緒に働く日々の中で、
より強固な絆になってきたのかと思うと、ものすごく萌えました。

それに、見ためあんな(表紙後ろ)なのに、
倒れた受けが心配で、人前で涙をザーザー流して泣いちゃったり、
キスする前から容量オーバーになっちゃったりする攻めの、
可愛いこと可愛いこと♡

一緒に仕事ができればセックスは要らない、
そう言い切ったのにもグッときたし、
けれど、最終的にはオキシメーターで体調管理しつつヤっちゃうのも、
かなり微笑ましくて好きでした。
ふたりにとってセックスは、
快楽を求めるためのものじゃなくて、
互いにより満ちてより安心するための行為なんだなぁと感じて。

絵の描き込みのバラけ具合も個性的で、
ちょっと抜けたお話の雰囲気に合っていて、いいなぁと思いました。
女子社員の目も描いてないノッペリとした顔も、
攻めにはホントにこう見えてるんじゃないかな?と思ったし、、
受けも攻めも、相手にはこんな風に可愛く映っているんじゃないかな~
なんて思ったりもしました。

2014年のアワードの新人賞、
いい作品が多くて2位をどうしようかすごく迷ったのですが、
もっと早く読んでいたら、この本を推せたのになぁ、悔しいなぁ~!
そう思うくらい好きになった1冊でした。

8

とある二人の人生を見せてもらう話

物凄く劇的な山場があるという訳ではありませんが、人生も折り返しに入っている二人の関係がとてもいいです。
ただ、生きているうちにきっと起こりうるであろう出来事が淡々とつづられていて、読者側を彼らの人生の一部を見せてもらっているというような雰囲気です。
受け側が実はいいとこの出、とかちょっとしたプラスαの設定が個人的にツボでした。
シリアスになりすぎず、かと言ってコミカルすぎないちょうどいい店舗で、恋人というよりはパートナーという関係がぴったりです。
年上受でオヤジ好きな方でしたらぜひ読んでいただきたい一作です。

5

最近の中では一番のヒット

最近の中じゃ一番のヒット。
ランキング上位じゃないのが意外。
タチネコのなんとも言えない距離感がよいです。
続編を希望します。

エロ重視の方にはおすすめしません。

4

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