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初読み作家さまです。絵がとってもきれいですね。光と影の描き方や透明感が作風にぴったり。舞台が暑い夏でも日傘のような清涼感があります。
セスが長身ハンサム寡黙で思慮深くやさしくまっすぐで大好きなタイプ。
湊へのスキンシップや抱きしめるところ、妻を亡くした悲しみを抱える人だからこそのやさしい慰め、妻の話をして泣いちゃうところ、とてもいい。
「ありがとう キスなど久しぶりに受けた」←この言い方も大好き
弟とのやりとりもおもしろい。特に「面倒なばかりで得るものがない」が好き。
日傘の使い方がすばらしい。
日傘をさすと楽=妻と一緒にいると楽=気持ちが楽
日傘がないと太陽が重い=妻が亡くなった悲しみ
男一人でも日傘をさせる時代=日傘をさす湊を見かける=時の流れを感じる
女性ものの日傘をさすセスは「誰に何を言思われても『知るか』ていうかんじ」→湊は『知るか』って感じではねのけたい何かがあるんだろ、『知るか』の発作だと言う弟の鋭さも好きです。
「日傘をさす不思議な欧米人x喫茶店の手伝いをする高校生」。
えrなしBLはあまり読まない派だし、絵柄があまり好きではなかったのでもともと読む気なかったんですが、30%オフですよ・・・買っちゃうよね~。
まんまと出版社の策略にハマるわたくし。
仲良くさせていただいてるレビュワーさんから最初この作品を教えてもらったとき、日傘をアイテムとして使うなんてプロットがすごく珍しくて驚きました。
2010年(第0話 初出)にこの考えにたどり着いたなんて・・・作家さんの着眼点が面白いですね。
作中に描かれてるとおり、そもそも日傘は現代においては日本人女性特有の文化なんですが、ここ数年の猛暑で、真夏日限定ですがまさにこの作品のように欧州の都会で欧米人男性が日傘(多分雨用のやつ)をさしてるの見ました。
作者さんは「魂の重さは21g」とか薄明光線とか、いろいろ雑学を紛れ込ませるのが上手く、とても楽しく拝読しました。
作者さんのセンスが好き!
でも主人公が泣きすぎでちょっと萎えたなぁ。
あと手書き文字がめちゃくちゃ読みにくくて。
特筆すべきは、犬たちと、攪拌シーンと、八百万の神が日本人ズあやしてるのめちゃくちゃ可愛いw
あとおじいちゃんがかっこいい。
誰に何を言われてもいい、男の人でも日傘さしたかったらさしていいんですよ。
ピュアっぴゅあBL、すごく癒されます。
2巻も読みます!
テクノサマタ先生の作品って、先生にしか描けない特別な空気感を纏っていると思うんです。
全体的にふわふわとしていて、掴めそうで掴めない柔らかくてやさしい雰囲気がひたすらに続いていく。
色に例えるのなら、ほんの少し彩度を落とした淡いパステルカラーといったところでしょうか。
白くまのようなやさしげな雰囲気のある、背が高くて大きな外国人男性が読みたいなあと、久しぶりにテクノサマタ先生の作品を手に取ったのですが、慣れるまでに少々時間がかかりまして…
ページを行ったり来たりしながらゆっくりゆっくり咀嚼しながら読み込みました。
決してとっつきやすくはないというか、独特の間と行間を読みにくいと感じる方もいるのではないかな。
でも、こういうとにかくやさしくてほのぼのとした読み心地は好み。
「日傘の君」と密かに呼ばれている地元の有名人で、女性用の日傘をさして歩く外国人男性・セスと、祖父の家に身を寄せながら喫茶店の手伝いをしている、何やら訳ありそうな少年・湊の交流が描かれています。
そもそもの話、なぜセスは女性用の日傘を刺しているのか?となるんですよね。
ページを開いて、セスと湊の歩くようなテンポで進む心のふれあいを読み進めていくに連れ、次第にこの「なぜ?」が分かっていく仕様となっています。
これがもの悲しくもすごく印象的なエピソードで、なんだかちょっとじんわりきてしまう。
萌え的な要素はまだまだ薄口なのだけれど、日常の中にある小さなうれしいことを少しずつ積み重ねていくようで、あたたかい飲み物を片手に読みたくなる素朴な味があるお話でした。
引き続き2巻の彼らもじっくりと見守りたいです。
セスには若くして結婚した奥さんを失ったとても辛い過去があります、日傘ちゃんというのは受のあだ名です。
ちなみにセスも日傘の君と呼ばれてるのでここら辺少しややこしいです。
ちなみに日傘ちゃんは後輩を守るために車の事故から助け、その為にスポーツを中断しました。
まあはっきり言って他で一万回は見たなというネームですが、テクノマサタさんのほんわかした絵柄のおかげで安心して読めます。
あとセスの弟がゲスいけど別に当て馬ではないです、王道だけど好きな人も多そうです。
「私のなかの神作品」として、この作品を挙げている人がいて、気になっていたところ、新刊の中に2巻を見つけたので、1巻と合せて読んでみました。
おじいちゃんが営んでいる喫茶店にいる18歳の男の子・湊と、日傘をさしているから「日傘の君」と呼ばれている外人・セス。
苦手な犬に近づかれて困っているところを助けてもらった、一緒に花火を見た。
年齢差のある二人が、なにげない日常のなかで親しくなっていく。
でも二人とも知り合う前からお互いを知っていました。
湊は、男なのに周りの目なんか気にせずに女物の日傘をさしているセスの「やりたいようにできてしまう」強さに憧れていた。
湊が強さに憧れるのは辛い理由もあるわけですが…
そしてセスも、一緒に日傘をさしてくれた妻が亡くなり、無味な時を過ごしていた時に、日傘をさしている(お客さんの忘れ物を届けただけ)湊を見かけて、男でも日傘をさしていい時代がきたんだと、ずいぶん時間経ったんだと自覚できた。
日傘をさしていた湊を見かけたことで、セスの時間が動き出した。
なにげない日常の中に、やさしい時間が流れていく。
ホワーンとした雰囲気の中に、さりげなく悲しい苦みが練りこまれています。
癒されるのに、ふと立ち止まって考えてしまうような、そんなお話でした。
BL要素は、セスをなぐさめたくて湊がほっぺにチューをしちゃうくらい^^
かなり薄味ですが、私はこのお話好きです。
