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表題作DOUBLE HOUND

リーガー
カフェ店員に扮した捜査官
ヤクモ
コールボーイ兼,暗殺者

その他の収録作品

  • HOUND & STRAY DOG(描き下ろし)
  • ROUND HOUND VACATION(描き下ろし)
  • あとがき(描き下ろし)
  • カバー下:イラスト・漫画「メイクアップ・ヘブンズゲート」

あらすじ

値段分、天国を見せてあげる。
出会いはカフェ店員とコールボーイ
その日にセックス、数日後に友達
でも本当は、刑事と暗殺者
独特の世界観、圧倒的な画力。新進気鋭の実力派デビュー!

裏社会の住人達は今日もキケンな恋をする。

麻薬密売グループの重要人物を追う刑事・リーガーは、その男の贔屓であるコールボーイ・ヤクモに窮地を救われる。情報を得るため捜査への協力を頼むが、一枚上手な彼に翻弄されて…。

惹かれ合う刑事と暗殺者
二人の結末は…

作品情報

作品名
DOUBLE HOUND
著者
ハジ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
フロンティアワークス
レーベル
ダリアコミックス
発売日
ISBN
9784861347535
4.1

(121)

(61)

萌々

(31)

(17)

中立

(8)

趣味じゃない

(4)

レビュー数
19
得点
488
評価数
121
平均
4.1 / 5
神率
50.4%

レビュー投稿数19

オタク心にぶっ刺さる世界観です。

背景の描き込みがオタク心にスマッシュヒットするやつでした。

映画『攻殻機動隊』や『メトロポリス』とかに近い方向性のサイバーパンクな世界観です。街の中央の一番いいところに富裕層が陣取っていて、その外縁を貧困層の棲む危険地帯がぐるりと取り囲んでいます。

そんな街の、貧富の境目辺りで繰り広げられる、バリスタ×カフェの常連客でコールボーイというカップリングのBLですが、実は攻めにも受けにも裏の顔があるのです。

裏社会もののBLは他にもあれど、その世界観をバリバリの少年漫画画風で仕立てあげるのはハジ先生ならではです。少年漫画っぽいといっても、ジャンプやサンデーなどではなく00年代初頭のガンガンやGファンタジーな感じです。

ハジ先生の作品はどれも世界観やキャラクターの作り込みが素晴らしいのですが、それだけに連載がわりあい短期で終わってしまうのが勿体なく、もっと続きを読みたかったのになぁとちょっと残念な気持ちになるのですが、本作は短めのストーリーでも満足感のあるまとまりでした。

……って、思ったら。よく見たら別の作品のスピンオフじゃないですかー! 全然気づかずにうっかり読んじゃいました。『FETTERS』……たまにKindleでおすすめされるのですが、電子単話売りだから単行本が出たら買おうと思って早数年、いまだに出てないですね。単話買お!

ともあれ。

本作の受けはこれまで読んだハジ作品の受けのなかでも最も童顔で華奢なので、違法すれすれのドキドキがありつつ、しなやかな肢体から繰り出されるキレのあるアクションに、惚れ惚れしました。少年漫画を読んで育った者にはたまらないです。

少年漫画の二次創作でBLにはまり商業BLにはまったけど、なんか物足りないよー、という方におすすめです。

2

続編希望!

読んでみたかった〜ハジ先生の作品とても面白かった。
デビュー作なのにレベル高い。。。
読んでいて、飽きなかったよ。
この内容なら、シリーズ化しても良いんじゃないでしょうか。
1巻完結は〜勿体ない!

ハードボイルドで、ストーリーよし!
何より、設定や背景がしっかりしてて、登場人物に無駄つがいがない。
脇役たちの活躍も素敵。

コールボーイ殺し屋と刑事のラブストーリー。
愛し合っている2人が、戦って、殺し合う!って、萌MAXよね。

ハッピーエンドだけど続き下さい。
リーガーやヤクモの背景や、脇役たちのスピンオフ期待して待ってます。

2

刑事×コールボーイ(兼◯◯屋)

〖DMM電子書籍〗
修正 : 濃霧
カバー折り返し : なし
カバー下 : なし
帯 : なし
裏表紙 : なし
カバーデザイン : 不明
電子限定特典 : なし
備考 :
三言 : 作者買い。ハジ先生の世界観はドンピシャなのでBLじゃない部分もとても楽しめる。サヤさんにも幸せになってもらいたいなぁ〜。

〖紙媒体〗
未読

1

良くも悪くもあっさり

 刑事と殺し屋、好きになってはいけない相手との恋愛ストーリーです。2人はほとんど反発することもなく早い段階から惹かれ合うので、もう少し喰えない者同士のやりとりを楽しみたかった気もしますが、元々穏やかな性格の2人だし、ストーリーも徐々に濃くなっていくので最終的には満足感もありました。ただ、反発はしなくても、お互い好きになるまでをもう少し丁寧に追いたかったなとは思います。

 敵を除いては、2人を取り巻く同僚達も皆穏やかな人間ばかりで、彼らのおかげもあって2人はこれほどすんなり結ばれることができたのでしょうね。がっつりロミジュリ的展開を読みたいという方には少々物足りないかと思いますが、ギャグ、エロ、アクションがすべてバランス良く詰まっていて、読みやすい作品でもありました。軽い刑事ものを読みたいという気分の方にはオススメです。

1

オリジナル世界観

こちら、ハジ先生のデビュー作品なんですね。
デビュー作から圧倒的な独自性がありますね。
舞台は近未来のような、アンドロイドがいて、喋るトカゲがいて、殺し屋がいて、SFやファンタジーの感じです。
潜入捜査の刑事、マフィア、男娼、の登場人物が色々駆け引きやアクションで暴れるけど、ダークさは驚くほど無くて印象はどこか軽やかで湿度が無くて、コミカルテイストでもあり。
ちょっと少年マンガっぽくもあり。アメコミっぽくもあり。
BLはあくまでライトな感じ?Hシーンは何度かあるけど、ヤクモがオトコっぽくないからかなぁ、この作品はBLじゃなくても、爽やかな刑事x可愛い殺し屋のバディものとしてだけでも面白いです。
描き下ろしの「ROUND HOUND VACATION」はそういう意味ではエロ補給なのかな?
快感に忠実なヤクモは実に可愛いです。

あとは個人的にヤクモはじめ、登場人物たちの着ている服装がとても好きでした。個性的でカッコいい。トカゲ型モバイルも!(爬虫類とか昆虫の本物は苦手だけど、コレなら欲しい!私ならヘビがいい!)

2

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