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先生はそんなこと教えてない!

sensei wa sonnakoto oshietenai

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表題作先生はそんなこと教えてない!

泉 宗太,高校3年生
辻 正輝,32歳,高校教師,古典担当

その他の収録作品

  • BONUS TRACK(描き下ろし)
  • あとがき
  • キャラクター設定・2P
  • 電子限定おまけページ!「事後処理」

あらすじ

高校教師である辻の悩みは、電車でチカンに遭っていること。
ある日の放課後、テストの答案を白紙で出してきた生徒・泉宗太を呼び出した辻に、彼は自分がチカンの犯人だと告げてきて…!?さらに、油断した辻は恥ずかしい姿を撮られてしまい…。

押しまくりのイケメン高校生×タジタジ三十路教師が繰り広げる、胸キュン年の差ラブストーリー!

作品情報

作品名
先生はそんなこと教えてない!
著者
練馬zim (練馬ジム) 
媒体
漫画(コミック)
出版社
秋水社
レーベル
Daito Comics BLシリーズ
発売元
大都社
シリーズ
先生はそんなこと教えてない!
発売日
ISBN
9784864950794
3.9

(82)

(21)

萌々

(38)

(22)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
15
得点
324
評価数
82
平均
3.9 / 5
神率
25.6%

レビュー投稿数15

痴漢から始まる?生徒と教師の恋

イズミくんとツジ先生がくっつくまでを描いた1巻

親の離婚(イズミくん)と本人の離婚(ツジ先生)がきっかけで出逢ったふたり。バイト先の居酒屋で酔い潰れるツジ先生を介抱したことで、先生の弱さ、寂しさを知り惹かれていくイズミくん

DKらしく?性欲に忠実なイズミくんは電車でも学校でもエッチな悪戯をしかけてきて、ツジ先生はいっぱいいっぱい

他のキャラクターがクローズアップされることもなく、スルッとくっつく展開です

0

先生を痴漢しちゃいけません×××

高校教師の辻は困っていた。
理由は近頃、通勤電車で遭遇する痴漢。

日に日にエスカレートする痴漢行為に怯えていたある日、
教え子の男子生徒・泉宗太が痴漢の犯人は自分だと告げてきた。

さらに泉は「俺 先生のことが好きなんです」と告白してきて…
その上、拘束+フェラまでされて、あられもない姿を写真に撮られてしまう。

その後も写真をチラつかせられ、ぐいぐい
セクハラをしてくる泉に振り回されてしまう。

好きと言うくせに脅してくる泉。
辻はその言葉と行動のちぐはぐが理解できず、
素直に好意を受け取れないでいた。

しかし、泉視点になると事の真相が見えてくる。

辻には以前嫁に逃げられて傷心し、酒に溺れていた時期があった。
その頃に通っていた居酒屋でアルバイトしていたのが
泉で、酔い潰れる度に世話を焼かれていたのだった。
だけど、辻は酒で記憶を飛ばしていたため、何も覚えておらず。

泉は学校とは違う顔で弱音を吐き、寂しさに涙を流す辻に
〝俺が一緒にいてあげなきゃ〟とどうしようもなく心惹かれてしまっていた。
自分の孤独な家庭環境と重なる部分もあったのかもしれない。

はじめはその真意もわからず、ただただ一方的な強引さが怖くて、
やけに親父くさいムッツリイケメンだった泉が心情が明かされることで
少しずつ一途で恋に無邪気な男の子にイメージアップされていった。

こんなに健気にされちゃ、辻がほだされちゃっても仕方ないよ。
先生がチョロいというのもあるけれど(笑)

でも、元々奥さんがいて、相手が生徒と考えると
泉を受け容れるのにはそれなりの覚悟が要ったはず。
それでも、一緒にいることを選んじゃうってのはもう恋だよね。

両想いになると早速辻を欲しがってしまう泉。
念願だもんね。ここまで長かったもんなぁ…

とはいえ、教師と現役DKの愛の営み、背徳感がハンパない(笑)
いかに押しに弱くても、案外常識的な辻のことだから
体の関係は卒業まで待つ、とか言いそうなのだけど、
予想以上にヒンヒン言わされちゃってよがっていました先生///

黙っていれば普通におっさんだし、いい体格しているのだけれど、
泉に見つめられると弱かったり、酔うと思わず本音出ちゃったり、
意外に感じやすくて乱れがちだったりと、いやに色気があって
可愛くみえてきちゃう不思議。

泉も綺麗な顔していて、まだあどけなさが残っているのだけれど、
辻相手だとちゃんと男の顔になっているんですよね…

泉の卒業まではきっと多難だろうし(主に泉が性欲を抑えられるか)、
年の差もあるけれど、先生が枯れオジになってもきっと泉は溺愛し
続けるんだろうなあ…と脳内で幸せ未来図を描いてニヤついてしまいました。

0

泉の一途さに泣ける

生徒×先生ですね。

いきなり電車のチカンから始まってどうなるかと思いましたが。

辻の離婚の痛手もわかりますが、泉の謎の行動のうらにこんな理由があったとは!

両親の離婚、離婚した辻を毎回家まで送って泣かれたり面倒みたり辻の誕生日にプレゼントもらったり…。傷ついて色んな顔を見せられて泉も俺がいてあげたいと思ったのかな?
泉の必死な顔や切ない顔が印象的です。

でも辻は何にも覚えてなくて。泉が毎回家まで送ってくれてたのを知り…。

一途な泉に辻もとうとう好きだと認めて初エッチ。
泉が辻のパンツを集めたりスマホのロックが辻の誕生日だったり待ち受け画面が辻だったり、本当に好きなんだねえと目頭が熱くなりそうでした。

実はイケメンで成績優秀な泉、やもめの三十路辻先生おいしいじゃないですか!

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意外と切ない系のお話。ダメな大人と寂しい子供。互いに必要だと知るまで。

通勤電車の中で。男なのに、結構フツーのオッさんなのに⁈ 何で、俺が痴漢に遭ってんだー⁈ って、ワタワタする様子が可笑しくて、ワーワー言ってるアホアホ系コメディだと思い、気楽な気持ちで手に取りました。
…意外にも切ない系のお話でした。教師で、男同士、という前に、離婚(しかも妻から一方的に)して1年、人肌恋しくて、寂しい大人の辻先生と。親が離婚して、家庭環境が変わり、やはり寂しい気持ちの泉。バイト先で酒に酔い潰れた辻先生を家に送るうちに、たぶん、情が湧いただけなんだと思うのに、泉は辻先生に恋をする。辻先生はいくら弱っていたとは言え、泉にキスされたり、舐められたりするだけで、トロンとして、流され過ぎなのだ。ものっそいチョロいし、すんごくエロい顔を晒す。そんなエロい顔をされたら、そりゃ煽られるよね。けど、こんなんじゃダメだと、泉は一旦身を引こうとするが…。

お互いがお互いを必要としてる。ちゃんと好きになって、伝えて、それから…想い繋がるエチ!となるわけですが。二人を取り巻く環境は何も変わっては無いし、寂しさは多少和らいでいるのかもしれません。ハッピーな筈なんだけど、何処と無く寂しい気持ちになることも確か。続編あるみたいなので、読んでみます。もっとラブい感じになってるといいなぁ。
泉の後ろ髪が気になってたんですが、それも辻先生と同じく寝癖だったんですね⁈ 泉はイケメンっていう設定だと思ってたのにー⁈ イケメンの身なりはちゃんとしていて欲しい。
そして、物語中には描かれて無かったけど、辻先生はスポーツマンらしく。なのでイイ体してたんですね‼︎ それはイイ!とても良い!

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おやじ受けに目覚めました!

前々から、絵が好みで読んで見たいなと思っていた作家さん。
手に取ってみて、やっぱり絵が素敵っていう事と、おやじ受けの素晴らしさに気付かされた一冊です。
以下、ネタバレを含みますのでご注意下さい。


もう辻先生大好きな泉が、必死すぎます。最初は大人を脅すなんてけしからん!と思わなくもなかったのですが、読み進めていく内に、辻先生のことが本当に大好きなんだな、というのが物凄く伝わってきます。その様子、正にワンコのごとしです。

辻先生も、何だかうっかりさんな所が満載のお茶目さんで、おやじ受け全然有りですね!と納得しちゃうキャラです。練馬先生の描く辻先生の受け顔が素敵すぎて、泉との体格差、年齢差とか全然気にならなかったです。おやじ受け大好きな方、そうじゃない方にもオススメの一冊です。

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