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同じ相手に、そうとは気付かず三度一目惚れする攻め。
四度目の再会愛。
本編では二人は28歳です。もういい大人です。受けに限っては死別のバツイチです。なのに!この二人の恋心が、なんかすごく純粋なんです!
キャラの属性としてよくある「純粋」で想像するような「純粋」ではないんです。
攻めは結構ガサツで思ったことがすぐ顔に出る、少しダサい一面もあり、受けは結構毒舌で自分の美貌を自覚してたりする。ちゃんと人間味がある、「あ、いそう」というか、フィクションの中で象徴化されすぎてないというか、そんな二人で。
だからふたりのやりとりは表面上は本当に気の置けない男友達って感じなんですが、その裏に隠れている相手への想いは本当に一途で、やさしくて、温かい。
二人の恋心に肉欲的なものを感じないんですよ。攻めは受けの側にいるとただ、どきどきする!好き!って感じで、受けはもっと落ち着いた感じなんですが。
そんな二人の幼稚園のころからの両片思いが、28歳にして叶う。
辛い展開はないのに、わけわからんくらい号泣してしまいました。
まじでおすすめです。
27歳、古平行きつけのカレー店の店主名久井は小学校、高校で同じ相手だと気づかず一目惚れした相手。実はもう一回あるんだけどね カレー店でまたまさかの再会。再会した名久井は妻と死別していて…。 ずっと昔から惹かれているのになかなか自分の感情を認められない古平、名久井の波瀾万丈な人生、色々な人の人生が交差したことでもたらされる2人の関係がまさに「運命」。前面に出てくるわけではないのにある登場人物の女性2人がとても素敵な人たちでした。
幼稚園で一目惚れして、小学校で一目惚れして、高校でもまた同じ相手に一目惚れして…(しかも相手が同一人物だと気づかないまま!)
そして四度目の正直、高校卒業以来10年ぶりの再会。
これを神様のいたずら、運命と言わずしてなんと言うー!?
もう読みながら終始大興奮でした。。
さらに、攻め視点で書かれてる作品って、好きなんですよね。。
大雑把に見えて大雑把な(笑)今作品の攻め、古平が恋心を諦めきれずにモタモタする姿が、たまらなく良かったー…!(*´艸`)
ざっくりしているんだけど、そのざっくりさが心地いい、というか。
おおらかで、想いが通じ合ってからは目一杯、こちらがきゃーっとなるぐらい和久井のことを甘やかしていて。
和久井が女王様のように古平に命令し(それも実は照れ隠しなところが、和久井の可愛さと魅力❤︎)、嬉しそうに甲斐甲斐しく世話する古平の姿にニヤニヤしました( ̄∀ ̄)
和久井が一度は外そうとした前妻との結婚指輪を、「外さなくていい」って言うところも素敵!
まあ、美波さんはある意味本当に二人の恋のキューピッド的な存在ですからね◎
古平の同僚、岸田が当初二人の関係に戸惑いと嫌悪感を隠しきれなかったところも、同性同士の恋愛のリアルを垣間見た気がして、個人的に「いいな」と思った点で。
それを「受け入れられないなら仕方ない」と言って、岸田の目の前でぎゅっと手を握った古平がひたすら格好良くて眩しかった…・:*+.
もう夜も更けているのに、読むと無性にカレーが食べたくなり、心に温かなものが流れ込んでくる作品でした✨
いやぁ、面白かった。
2人の同棲編を読みたいくらい。真面目だけどどこか抜けてる古平とツンツンで可愛い名久井は会話してるだけで面白い。もっと2人を見てたい〜〜
最初は攻め視点、次に受け視点。この構成ほんと好き。
最初の幼稚園のエピソードからして可愛くって、小学、高校と再会するたびに名久井一目惚れする古平。もう本当に運命としか言いようがない。
あと結構女性の影がちらつくのですが、これが私は全く気にならなかった。2人の背中を後押ししてくれる存在なので気にならない人も多いかも。
表紙からして本当に草間先生は素晴らしいです。古平も名久井も岸田もイメージ通り。
読んだあとカレーが食べたくなること間違いなしです。てか本当に名久井のお店が近くにあればいいのにってぐらい、お店の描写もカレーの描写も素敵でした。
三度目の正直や二度あることは三度あるなんて諺があるけど4度目は運命だと思う。
古平って惚れっぽい気がするけど4度も一目惚れしてる時点で強烈に惹かれてるんだと思う。毎度ブレーキかけちゃうから進展なかったけど、これ名久井サイドから見ると古平の葛藤が解るだけに切なかった。そんな名久井に美波さんが居てくれて良かった。付き合ってからの名久井がとにかく可愛くて悶絶。古平惚れる一方だろうな。長年温めてきただけに付き合ったら想いが強くてホッとしました。
情緒があって温かい気持ちになる作品でした。イラストも優しくて素敵でした。
